かながわ音楽コンクール

今年もこの時期の一大イベント、かなコン本選へ。
結果については、いろいろ思うことがあるのもいつもの事。音楽の究極はどうしても好き嫌いのことになるからこれはしかたが無いと思う。
かなコンのピアノ部門は１次予選、準本選と勝ち抜いてきた子どもたちがやっと本選に出られる。もうここへ来られるだけで凄いことなのだ。

で、私的にとても気に入った演奏についてだけ書こうと思う。
Ａの部（小１、２年生）
浅井君「はつかねずみの運動会」…他の人に比べて軽やかさが出ていて音楽表現もとても好みだった。ディアベルリはもう一息。

Ｂの部（小３、４年生）
原さん「林の中の散歩道」…テンポが少しゆっくりめだけれど、自分の世界が表現出来ていて惹きこまれた。ていねいにしみじみととても素敵だった。
久川君「エチュードアレグロ」「モーツァルトソナタ」…ともに秀逸でした。
小林君…音色が明るく、自然で力の抜けた演奏。

Ｃの部（小５、６年生）
坂本さん…「月曜日のソナチネ」音色の変化、表現が見事。
室伏さん…自分の音楽を大胆に表現してくる感じが印象に強い。ちょっと荒削りだけどスケールの大きさを感じた。

Ｄの部（中１、２年生）
高嶋さん…シンフォニアが綺麗だった。
柳川さん…メンデルスゾーン３つのエチュード、軽快によく弾き込まれていた。

Ｅの部（中３、高１年生）
則行さん…磐石な感じ。ちょっと音が硬いかなーと思ったところもあったけれど。
伊藤さん…全体に透明感と品の良さがあった。

Ｆの部（高２、３年生）
水野さん…自分の音楽を伝えてくる力が感じられた。

入賞しなかった方々もがっかりせずに頑張ってください。また来年、音楽堂で聴かせてくださいね！