はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

継承する大切さ ~BS時代劇 大岡越前6~

2022-05-30 08:09:00 | 記録:歴史・時代劇

東山版大岡越前も、SPを挟んでシーズン6が放送中です。
最初は顔つきもセリフ回しも若々しくて、ちょっと違和感?もありましたが(2013.3記事)シリーズも10年目。
貫禄が増し、安心感さえ感じるような気がします。(何目線?)

NHK HPより
 
上様、吉宗役が平岳大さんから椎名桔平さんに代わり、いい意味でやんちゃ感、図太さ?が増した感も。
ストーリーも最初は「定番」が多かったですが、アレンジも工夫され、オリジナリティも増えてさらに楽しくなり、家族、同心、岡っ引き達との「ファミリー感」強くなって、見応えがました気がします。(ホントに何目線?)

※まだ3話しか見てませんが、ゲストに、お父様が著名人の役者さんが毎回ご出演。偶然なのか、それだけ役者されてる方が多いのか。。

ただね、今CSで、加藤さん版の第1部から放送されているので、どうしても比較してしまうのですが・・・(時代も違うし、恐らく製作費も違うので、物足りなさというか、小ぢんまりするのは仕方ないけど。)
他のキャラクターが濃いせいか、第1部からすでに、いろいろと話が膨らんでいて
忠相と脇役たちとの絡み、脇キャラの個性をもっともっと生かしていただけたら。あとは、シリーズの話数を増やしていただけたら。(1シリーズ8話は短すぎる😓)
今後のヒガシ版へのささやかな希望です。

 
とはいえ、(以前も書きましたが)大河以外にも継続的に新作時代劇を制作してくれているNHKさんには本当に感謝です。
(2011.7関連記事)
時代劇専門チャンネルも、新作を定期的に制作していますが、藤沢周平・池波正太郎作品にこだわりすぎというか、ちょっと敷居の高い作品ばかりで・・・
なんというか、もっと気楽に楽しめる「娯楽作」的なものが見たいな、と。

新聞広告では、結構「娯楽的時代小説」の新作が紹介されていて、小説の世界では、途切れることはないジャンルなんだと。本当に娯楽的で、面白そうで。
ただ、ドラマ化には至らないのが残念で。
 
 
今回の「越前」では、新たにジャニーズの若手がレギュラーになりました。
「どうなんだろう」と思う反面、やはり、経験を積んでもらう、いいチャンスだと。誰もがそうですが、それを活かせるかどうかは本人次第で。
東山さんも、「時代劇の継承」というのを事あるごとに言われています。
若い頃から松方さんや藤田まことさん、そして加藤剛さんなどなど、色んな主演の方やスタッフの方から教えていただいたことを、次の世代に残すという「使命感」を強く持たれていることが、ひしひしと伝わってきます。(そういえば、東山さんの台詞回しが、金さん時代の松方さんに似てきたような😌)
 

昨年、時代劇を作ってきた方たちの訃報が相次ぎました。2021.1記事
 
本当に消えてしまうかも。そんな心配はなくなりませんが、こうやって、役者さん、スタッフさんがささやかでも誰かが継承してくれている。
「娯楽」時代劇ファンとしては、本当にありがたいことです。
あとは、映画会社はともかく、テレビ局が頑張ってくれないと💪


他にも、中井貴一さん、役所広司さんなど、若い頃京都で頑張っていた方たちが、常々意識されて頑張ってくれている・・・
 
さらには、何十年も時代劇で活躍されてきた里見浩太朗さんや、北大路欣也さん、村上弘明さんも現役で頑張っていらっしゃる。
主演ではないけど、京都・時代劇にはほぼ参加してくれる本田博太郎さんや、石橋蓮司さんのようなベテランも貴重な存在です。
 
ちょっと残念なのは、某時代劇スターさんたちが、90年代早々に時代劇から去ったこと。次代を育てることなく、作品の質、ご自身の役回りにこだわって。。。理由はいろいろあると思いますけど。。
 
 
それはさておき、もう少し、若い世代が頑張ってほしいなぁ・・・
ジャニーズでも、誰でもいいです。「時代劇やりたい!」って思ってくれる人が増えてくれたら。

視聴する側も、海外ドラマだけでなく、日本の時代劇にもう少し関心を持ってくれたら。

大河だけが時代劇じゃないから。視聴率も関係なく、地上波、それもゴールデンタイムで放送が再開されることを待ち望んでいる人は多いはず。そう思うのは、やっぱりおばちゃんだからかな?

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