(その1からの続き)
番組開始の4年後、1976年の6月に
スコッチ
が登場します。
まだ、リアルタイム・・・・ではないですが、おぼろげに覚えています。
でも、詳細な内容までは。
し~かし10数年前のCS放送で完全にはまってしまった
そして、ここから「熱烈太陽ファン」「DVD-BOX購入の日々」が始まっていきます
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太陽にほえろ! スコッチ&ボン編I DVD-BOX「スコッチ登場」 |
クリエーター情報なし | |
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それまでも、葛藤とか反発とか、多少の緊張感はありましたが、基本は「家族的温かさ」の一係。
そこへ登場したのが彼です。
まぁ、正論ではあるけれど、キザでムカつく言動の数々。
ゴリさんとは殴り合いになります
今まで、こんな緊張感の漂う雰囲気、ありませんでした。(わかって見ててもドキドキします)
それだけに、賛否両論あったことでしょう。
でも、すっごくいいスパイスになったことには変わりないです
はぎおとしても、この展開からはまったことには違いないし。
なにより、スコッチこと滝隆一という人物がカッコ良すぎまして
ゴリさんはかなり後半まで反発してました。そりゃ、たたき上げの体力勝負の人からしたら、合わないでしょう
そんなスコッチも、ボスの言うことだけは聞いていた。それだけ「貫録」、いやある意味「威圧感」がある存在になっていたのかもしれません。
そして、良き理解者がもう一人。ボンです。
鬱陶しがられながらも、スコッチを慕っていたボン。ちょっと可愛くなりました
たった半年間の在職にもかかわらず、強烈なインパクトを残した彼。
一係の仲間たちとの仕事を通して、「人間らしさ」を出せるようになり、成長して去っていった・・・と言うところがまた泣かせます
もう、滝さんのことを語りだすと止まらなくなるので、まずはこの辺にしておきます。(だって、また登場してくれるんだもん)
その後、しばらくして登場するのが髭もじゃの
ロッキー
です。
もう髭の時点で、警察官としてアウトでしょう
ま、そんな矛盾はさておき、子供ながらも強烈なビジュアルでした。
その割にはあまり印象に残ってなかったんですが・・・・(ということで、この辺りも「流し見」が増えまして)
なぜなら「真面目」で「優しい」人なんです。とっても。今見直すと、すごく感じます。
だから、あえてあのビジュアルだったのかな
それでも、途中で結婚して子供ができたり、憧れのロッキー山脈で殉職したり、話題には事欠かない人でした。
人間的に安定感があったから、5年間という長きにわたり、在職したのかな?
ロッキーといいコンビだったボンですが、彼も殉職してしまいます。
真っ白な服で真っ赤に血だらけになって・・・
この頃から「映像的に」はっきり記憶に残るドラマになってきました。
ボンの後は、
スニーカー
です。
沖縄出身で、両親を幼くして亡くし、兄妹で東京に出てきて、自暴自棄になっていたところ、ボンに励まされ、警察官になったという、登場から複雑な人物でした。
テキサスやボン、ロッキーと違い、過去を背負い、暗い影を持つ・・・・と言うだけで、もう雰囲気が変わりました。
実際、登場当初はホントに暗かった
反面ナイーブで、失敗し、疑問を感じれば、すぐ「辞職願」を出して行方不明になる・・・と言うことが何度あったことでしょう
でも、はぎお的には、彼のスマートな走りが、新人刑事の中では一番美しかったと思っています
彼の登場で、OPテーマも斬新にアレンジされ、(不人気だったみたいですが、はぎおは大好きです)『80年代に向けて変わっていこう』という意気込みだったと思いますが、実は裏で「金八先生」が始まり、視聴率的に苦戦を強いられる日々が続き(それでも20%前後は取ってたんですよ)、さらに対策を講じた結果が
あの人の再登場!となります。
(また勝手に続く~)
ボン・ロッキー時代って、以前は安定期故の地味な印象があったんですが、ファミ劇で改めて見直してみると、脚本に力が入っていて、侮れないなぁと思いました。
ボン殉職まではテキサス・ボン時代からの脚本家の方々が引き続き執筆されているので、全体に脚本のクオリティが高いですね。
スニーカー登場を契機に、脚本陣も若返りを図ったのか、古内一成さんや尾西兼一さんが登板しますが、まだ実力不足で、脚本の力が弱くなったのは残念です。
ありがとうございます!うれしいです♪
じっくり見直さないとわからないこと、ありますよね。
確かに、初期の脚
本家の方は、後に大御所になられる方ばかり。力があって見ごたえがあります。
長期のわたって続いたドラマは、その中でスタッフ・脚本家もたくさん育ててきましたね。
今でもご活躍の皆さんは「太陽学校」でみっちり仕込まれて独り立ちされたんでしょうね。
そういう「自社製品ブランド」をたくさん作ったこの番組、やっぱりすごいですね。