はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

「太陽にほえろ!」(ほぼ)コンプリート(^v^) その3

2015-09-22 10:15:23 | 記録:刑事ドラマ・サスペンス

その2からの続き)

そう、いろんな意味で、太陽を救いに来てくれたのが

スコッチ先輩

です

異例の「再登場」となったわけですが、前期の「クールで孤独」な印象を保ちつつ、「内なる情熱を秘めた若手のリーダー格」という肩書を背負うことになりました。

はぎおは、こちらの印象が強く、前期のあまりにもクールな役柄に衝撃を受けたのですがあれがあってのこの「成長」という感じで、どちらもとても好きです

彼の登場で、「一係は強い味方を得た」訳ですが、着任当初しばらく反発していたのがスニーカー。彼は登場してから1年は、ずっと暗くて怒ってる印象でしたから。

スコッチが華々しく登場した翌週、「紙飛行機」という、はぎおにとっては地味ながら『名作』があり、ここでスニーカーはスコッチ先輩を少しずつ理解していき、最後には慕うようになっていったと思います。

一人の加入で、多くのキャラクターの影響を与えるんですね
やはり「長寿番組」のなせる業で。

 

で、1980年以降、長きにわたって活躍してきたレギュラー陣の、怒涛のような入れ替わりが始まります。

まずは

殿下

8年間活躍していたんですが、リアルタイムには正直あまり記憶に残っていません。(ファンの方ゴメンナサイ)

でも、初期スコッチ先輩の唯一の理解者で、復帰してからもそれは変わらない・・・と言う意味で、好きな方でした。

一番記憶にあるのは、車いすの婚約者と、それを迎えに行くために事故にあってしまう非業の最期・・・
幼心にも、あのシーンは衝撃的でした

その後、亡くなった殿下を仲間が偲ぶシーンがあるんですが、大人になってから見ると、やっぱりここでもスコッチ先輩のシーンが良かった。
やりきれない思いを、吸っていたたばこを投げ捨てて涙をぬぐう・・・(たばこの投げ捨てはいけませんよ)
あの一場面だけで、二人の関係性が伺えて、泣けたものでした

 

その後登場したのが

ドック

きっと、紳士のような殿下の後任が、当時の若者代表のような「軽くてチャらい青年」で、「太陽ファン」は唖然としたことでしょう

でも、はぎおの中では、彼の登場からが「太陽」のスタートです。

ファッショナブルで、軽くてダジャレばっかりで、走るよりは車を使って楽ばかり考える。

彼の登場により、それまで真面目一方だったロッキーも受け答えが明るくなり、怒ってばかりだったスニーカーも一緒にナンパしたり飲みに行ったり、挙句には先輩にちょっかい出してため口を聞いたりと、雰囲気がずいぶん変わりました

この3人に、スコッチ先輩が加わった4人組、4兄弟みたいで、大人になってから見るとすっごく楽しいです

頼もしいスコッチ、知恵は働くけどお調子者のドック、真面目なロッキー、先輩たちに振り回されつつ負けじと応酬するスニーカー

(実は、スコッチ演じる沖さんが一番年下だったという・・・)

 

でも、一番のお調子者だったドックが、先輩・仲間たちの別れとともに頼もしくなり、一番のリーダー格になっていく・・という成長記も、ある意味楽しめます。

 

この4人組の活躍で、すっごく楽しんでいたんですが、81年、

ボスが緊急入院

してしまいます。
(ま、正確にはボスではなく石原さんご本人ですけど。)

幼心にも「太陽」ってどうなるんだろう・・・って不安に思いました
どこか、見ていても物足りない気がしました。

その間、ボス不在の重責が山さんに全面的にかかる・・・という回まで登場して、実際とドラマがリンクして、見てる側も「山さん可哀そう」って思えちゃって
結果、ボス復帰後も山さんの責任は増えてしまう訳で・・・その分渋さが増して素敵なんですけど

 

 

で、ボス不在中、本来なら、先輩であるロッキーが先に辞めそうなところ、

スニーカー

が退職という形で去っていきます。

当時、はぎおも不思議でしょうがなかったんですが、岡田Pの「新人は独り立ちできそうになったら辞めてもらう」という言葉をそのまま受け取ると、山下さんの方が成長が著しかったのかな。個人的にもそう感じます(ロッキーに失礼かしら)。

ただ、山下さん自身はあまり「太陽」にいい思い出はなかったのかな。
DVDのインタビューも一切受けず、NHKのインタビューでも「プレッシャーと厳しさで押しつぶされそうだった」と語るほど、他のレギュラー陣とは番組に対する思いの違いを感じました。

ボスが病気で不在ということで、「殉職」ではなく「退職」という形で去っていったというのも、不満だったのかな??
ただ、スニーカーの本来のキャラの持ち味を考えると、「退職」で良かったと思うんですけど・・・
(その3年後、「スクールウォーズ」で不満を爆発させたのかな??)

その辺りとか、4人組時代の話とか、山下さんにもっと聞いてみたい気がしますが・・・・

視聴率や辞め方から「不遇」とか「不運」とか言われるスニーカーですが、怒る姿、悩む姿がとても人間的で、大人になればなるほどスニーカーというキャラクターが好きになりました。


 

 

そして、81年、太陽の申し子というべき

ラガー

が登場です。


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2 コメント

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ゴリさんとスコッチ (銀色のピエロ)
2015-09-22 14:08:45
こんにちは。

三度の書き込みで申し訳ありませんm(_ _)m

ファミ劇の放送を観ていて改めて思うのは、最初はスコッチに対して一番反発していたゴリさんが、この頃になるとスコッチを物凄く信頼していて、長い付き合いの中で二人の関係が醸成されている様が描かれているのがとても感慨深いです。

因みに、私は宮崎あおいさんのファンなのですが、最初は大キライでした(笑)
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Unknown (はぎお)
2015-09-22 16:47:27
>銀色のピエロさん
こんにちは。
お付き合いいただいて、本当にありがとうございます!
実は、まだまだ続く予定で(^^ゞ

>最初はスコッチに対して一番反発していたゴリさんが、この頃になるとスコッチを物凄く信頼して

私もホントにそれを感じて、2人のシーンがとても好きです。
これについては、次回描くつもりですけど^m^

私も、最初はお互いの印象が悪かった相手と、20数年未だに付き合いが続いています(友達として)

「喧嘩するほど・・・」じゃないけど、「考えの違う相手」ほど、のちのちウマが合うのかもしれませんね。
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