はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

「女捜査官」 。

2020-06-04 19:11:00 | 記録:刑事ドラマ・サスペンス

「ステイホーム」が続いたせいか、テレビ局も、「定番」から、本当に「お蔵出し」みたいな番組を放送してますね。

テレビ大好きはぎおも、初めて見る番組が結構ありまして。

頑張ってるのが、 「AXNミステリー」チャンネル。
いつもは、2時間ドラマのループ再放送が多いんですが(ゴメンナサイ)、5月・6月はホントに「お蔵出し」や、久々に放送のドラマが多くて、嬉しい限りです。

なかでも、樋口可南子・樹木希林主演の

 「女捜査官」

は、刑事ドラマ好きにもかかわらず、全く知りませんでした。

放送は1982年。タイトルに「女」がつくような時代。今こんなタイトルだと世間の反感を買うと思いますが、女性進出が目覚ましかった当時は、こういうのが「流行り」というか「カッコいい」時代だったなぁ~と子どもながらに思ったものです。

捜査一課に初めて女性2名が配属となり、男性刑事と共に事件を解決していく・・・という、今では当たり前の内容ですが、当時は斬新だったんでしょうね。
刑事物をベースに、ミステリーと恋愛ストーリーも織り込んで、今の2時間ドラマの基本もしっかり押さえてるなぁ・・・

新人ながら、優秀な成績の新人警官に樋口さん。当時20代だと思うんですが、すっごい色気があって、昔の女優さんってすごいなぁと感嘆するばかり。今の方が若く見えたりして。
色気の中にも若さと可愛らしさがあって、「スター」の風格ですね。

警官の教官から刑事になる希林さんは、やっぱり当時から希林さん。
とぼけた表情から、どこまでお芝居か、アドリブかわからず。「おばさん感」とうさん臭さは当時から変わらず。
晩年は映画に専念されてましたが、テレビでは、こういう役がピッタリで大好きでした。
樋口さんとの「バランス」が良かったです。

 

主演のお二人以外の「脇役」も、今となれば主演クラスというか。

西郷輝彦、角野卓造、火野正平、高松英郎、・・・・

西郷さんはもう一人の主演かな?設定がすごいんですけど(あえて書きませんが)。
角野さんがとにかく若い 火野さんは、当時の持ち味のチャラさが光ってて、どっしりとした厳つい上司といえば高松さん・・・という安定感。


これだけですごいんですが、チョイ役にも

石丸謙二郎、内藤剛志、北村総一朗・・・・

と、いまや超ベテラン、主演級の方たちが、ホントに若くて、ギラギラしてて。
(石丸さんは声もか細いくらいで、緊張してる?)


それを見るだけでも楽しめます。昔のドラマって、内容もそうですが、こういう「発見」が楽しいんですよね

それに、昭和世代ということもあるでしょうが、見ていてあんまり「古さ」「違和感」が無いんですよね。あまり突拍子もない内容・設定ではないということもあるのかもしれませんが、「時代劇」を見るような感覚ではないんですね。(いや、普通に拳銃を撃つのは、今やあり得ないかもしれないけどけど、刑事もの見すぎて慣れちゃったのかな

ま、各回のタイトル見るとちょっとエロいし、内容も今じゃ放送できないようなシーンが満載なので、そういう意味では時代を感じますけどね。

 

ただ、ちょっと疑問に感じたのは、今でも男社会の「警察」、しかも「刑事」の世界で、女性捜査官が入ることに、男性陣があまり違和感を感じず、すんなり受け入れてること。
「高圧的な男性に負けないたくましい女性」というのが、当時のスタイルだったのに。今から40年近く前にしては、先進的というか、寛容というか。

これが12回、1クールで終了したのってもったいないなぁ~
と思ったら、主演の女優さんを変えて、続編があったそうで。その続編もぜひ放送をお願いしたいです


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