はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

令和サスペンス劇場!「旅人検視官道場修作」

2023-12-22 08:03:25 | 記録:刑事ドラマ・サスペンス

何度も書いてますけど地上波から2時間サスペンスが消えて久しく、なんとも寂しい限りです。
ただ、BSではテレ朝、テレ東などではたまにシリーズ物の続編や新作が放送されています。

BS‐TBS「ホテルマン藤堂克生の事件ファイル

見つけるとうれしいものです。

で、ついにサスペンスの代名詞だった「火曜サスペンス劇場」を放送していた日テレでも、ついに新作!しかも

「令和サスペンス劇場」

と、かつてのドル箱的番組をリスペクト?したかのようなネーミング

その記念すべき第1作(でいいんですよね?)は

旅人検視官 道場修作

 BS日テレHPよりお借りしました。

主演は、日本一の刑事俳優内藤剛志さん。
ちなみに、「ホテルマン~」シリーズも内藤さん主演です
安定感抜群ですが、困ったときの内藤さん頼みなのかしら??
かつて、2時間ドラマ主演の常連さんたちがたくさんいたのですが、ご縁がないのかなぁ。

ストーリーは・・・
定年を迎え、亡くなった妻を思い、旅に出た元検視官が、旅先で事件に遭遇する・・・

完全オリジナル(内藤さんにあてがき?)のようですが、観光地、名所、温泉、グルメ…ドラマ内でナチュラルに紹介、そして旅先での事件遭遇。まさに「定型」な感じ。

いいですね~

ただね、サスペンスだけど、ホワっと優しい。意地悪な言い方すれば、ほのぼの・ゆるい。
そこが「令和」なのかしら。

それに、登場人物が少ない。。本来なら、怪しげなキャラがいたり、地元の方ももっと巻き込んで、多くの登場人物の中から犯人を想像するのが楽しいのだけど、大体想像できた感が残念。ラスト、ちょっと急展開があって、「そう来たか!」と思ったのもつかの間、そこからエンディングまで、ずっと説明セリフが続いて、う~ん

ま、初回だと思って、続編を期待します!
それにしても、かつては、狂気の犯人や、強面の刑事を演じていた内藤さんが、こんな穏やかな役柄を演じられるとは。
事件に巻き込まれて困った表情など、可愛らしく見えたりして

 

長年、サスペンスに限らず、長寿ドラマシリーズを見てますが、やはり時代に応じて変化してますね。
昔の見てたら、もの凄い残酷な場面や、ヒリヒリするようなやり取りがあったり、とにかく、今だとネット配信でしか見られないようなハードなものを普通に放送してましたね

今でも、そういう緊張感のある懐かしドラマが体に染み込んでるせいか、物足りないんだろうなぁ。
「優しくてゆるい」か、「伏線回収」「サイコパス」か。もちろん好きな作品もあるのだけど。
以前にも書いたような、わかってても見てしまうような、いや、わからなくても引き寄せられるような、強引な「力技」みたいな作品をもっと楽しみたいな。
そもそも、制作に資金と時間のかかるドラマ自体が少なくなりました。内容も選択肢が狭くなった。。

 

また、話が逸れましたが
BSは、もっともっと伸びしろがあると思ってます。
地上波でできなくなったドラマ制作、サスペンス・時代劇・・・ベテランもいいけど、そろそろ若手の起用での新作、期待しています!


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