何でしょう、こんなに訃報が相次ぐ事、ありますかね。
驚きました。山本陽子さん。
つい先日、高橋英樹さんと「徹子の部屋」にご出演されてましたよね?
相変わらず、溌剌とされていたようで、今回のことは本当に急なことだったようです。
八代亜紀さんと言い、山本さんと言い、病気とは無縁、いつも健康で、お元気な印象な方の突然の訃報を聞くと、とても残念な気持ちになります。
何度も書いていますが、有名無名にかかわらず、凛とした、誰にも媚びない、一本筋の通った女性に憧れます。
ま、すべて自分にないものですから
役者さんでいうと、私にとっての憧れの一人は、奈良岡朋子さんでした。一生現役、生涯役者を貫いた方。
かつては、山岡久乃さん、杉村春子さん、藤村志保さん、岡田茉莉子さん、野際陽子さん、加賀まりこ、梶芽衣子さんさん・・・などなど、そういう方たちが、綺羅星のごとく、映像や舞台で活躍されてました。登場すると、ちょっと画面が引き締まる存在。好きなんでしょうねぇ。出演されてる番組を見ると、ついつい見入ってしまいます。
男性の役者さんも、誰にでもいい人より、本音で生きるちょっと尖った、いわゆる「チョイ悪」みたいな方たちに惹かれますよねぇ。
実は、テレビでいい人そうに見えてる役者さんやお笑いの方たちも、本音は結構お口悪かったりしますよね
また話が逸れましたが
山本さんって、そういう凛とした方のイメージ。先ほど掲出した方たちの中にもちろん入る、憧れの人のおひとり。
お着物のイメージが強いけれど、歳を重ねても年中ヒールで通したという、常に「観られてる意識」の強い方だったそうで。
そういう「プロ意識」の高い方、見ていてわかります。
車も大好きで、女優さんで初めてポルシェに乗ったとか。あの当時としては、結構色々言われたと思うけど、自分の好きなことを曲げない。そういうところもカッコ良すぎる。
艶っぽい声と、仕草。
品のある佇まい。
どこか、知的なイメージ。
人の評価を気にしない。
裏表のない、サバサバっとした性格。(多分)
本音を素直に語ったり、年下に気を遣わないと叩かれる世の中。
ああいう生き方の、最後の世代だったかもしれないなぁ。
芸能界に入る前、日本で有数の証券会社に勤務し、優秀な成績を収めていたのだとか。
芸能界への憧れはなかったと聞いたことがありますが、社会人としてもやはり、「人とは違う何か」を持ってらしたのでしょうか。
社会人、芸能界、全ての経験が、あの佇まいを生み出してたのでしょうか。
いろんな作品にご出演されてましたが、私は
という時代劇が好きでした。
いわゆる、「仕事人」的なドラマでしたが、こちらも大好きだった山城新伍さんとの共演が素敵でねぇ・・・
もう、セリフのやりとり、仕草、表情・・・「大人の世界」なんですよ。
今考えると、お二人とも50代だったと思うのですが、今そんな存在、いないなぁ。
あまりに突然すぎて、なんか上手く表現できないけれど、とにかく憧れの方がまた一人いなくなってしまって、本当に残念で仕方ない。
心よりご冥福をお祈りします。
ぜひ、「付き馬屋~」CSさん放送お願いします!
突然の訃報にビックリしてしまいました。
徹子の部屋に出演したばかりだと聞いて、二度ビックリ!
舞台の予定もあったとか…。
どういった作品があったかな…と考えても、あまり出てこず…。
映画『八つ墓村』を思い出しただけだったのですが、
「付き馬屋おえん事件帳」!ストーリーはほぼ忘却の彼方ですが、
今一度観てみたいです。
大女優がまた一人逝ってしまって…淋しいです…。
コメントありがとうございます。
そうなんですよぉ。
熱海の節分祭で元気で豆まきしてたとか、4月の舞台に向けて準備中だったとか…突然の事で、ご自身が1番無念ではないかと。
確かに「これ!」という作品が思い出せないのですが、「黒革の手帖」で主演されたとか。なんかピッタリな感じで、ちょっと見てみたい気がします。
「付き馬屋~」もストーリーは覚えてないけど💦キャスティングが良かったんですよね💕ぜひ見てみたいものです。
良き昭和の思い出がなくなっていくようで、最近本当に寂しいです。