番組表を何気なく見ていたら、なかなか渋いタイトルの番組があったので、予約録画してみました。
NHK BSプレミアムでの「レギュラー番組への道」という企画で、パイロット版?として制作されたもののようです。
なんで、気に留まったか。
この令和の世に、しかも混とんとした時代に、「邪念がなく、澄み切って落ち着いた 心の形容」という渋いタイトルと、幼少期から時代劇に親しみ、そのおかげで剣道部に入るというはぎおですから、「武士道」とか「武道」というものに関心がありまして。
またまた「時代劇ネタ」ですみません
内容は次の通りです。
最古の剣術流派、香取神道流の宙を跳ぶ居合い!現代に伝わる武術の“KAMIWAZA”をひも解き、その神髄に迫る。MCは自身も武術の心得がある岡田准一と格闘技通のケンドーコバヤシ。スタジオには合気道、護道そして天道流薙刀術を極めた武術家たち。(NHKホームページより)
内容も本当に渋かった。30分でしたが、とても内容が濃く、見ごたえがありました。
初回は「香取神道流」という、日本最古ともいえる「古武道」で、単なる「闘い」ではなく、「理にかなった動き」を追及している精神をビシビシ感じました。(文字で書くと安直になってしまいますが)
映像だけでも、とても緊張感が伝わってきましたよ。
そこに、さまざまな武道の達人も出演され、実演されていました。
その中でも、ご自身の障害を持つお子さんと接することで生まれた「護道」というものを創設された方もご出演。それは、闘いではなく、本当に「身を守る」もので、「介護」の現場で活用できる体の動きも取り入れていて、とても興味を持ちました。
「武道」は、闘い・怒りではなく精神を鍛える。
力づくではなく、理に適う動き。
さすがに今から剣道を再開するのはしんどいですが、いつか「居合」とか「合気道」とか「古武道」とか、力のいらない、護身・体の動きを身に付ける武道をいつかやりたいな・・・とは思っていました。今回の「香取神道流」も、とても関心を持ちました。(近くに教室はないだろうねぇ)
この番組を見て、武道に興味はない人でも、いろんな意味で、本当に、今必要なものじゃないかな・・・と、とても深く感じ入りました。
それにしても、司会の岡田さんも、ほとんどプロじゃないかと思う程(いやプロか)武道に関して精通されていて、別の番組「プロファイラー」でも見せる、冷静な司会ぶりに感心しました。
偶然見た番組ですが、収獲大
次回は「戸隠流忍者」。こちらも見逃せない
ただ、これがレギュラーになるかどうかは・・・
明鏡止水か・・そんな心境になりたいものですねぇ・・・