はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

「パパはニュースキャスター」

2021-07-23 14:29:08 | 気になる:テレビ番組

初の7月の連休、いかがお過ごしですか?
クーラーつけて、多少快適な部屋でテレビ三昧でございます。(ま、いつものことですが
間もなく、オリンピックも始まりますね・・・(これはまた後日)

 

時間があると、録りためていたものを、ついつい見てしまいますね。

先日、一挙放送された

パパはニュースキャスター

 

田村さんの訃報後、追悼といえば

古畑任三郎

がクローズアップ。今日も日本映画専門チャンネルで放送のようです。

もちろん、レギュラー放送はほとんど見ているのでは?というくらい大好きな作品ですが、その前の代表作となった「パパ」シリーズ。特に

パパとなっちゃん

極度といってもいいくらい、娘を溺愛するばかりに、ついついケンカしてしまう、コメディタッチのこのホームドラマが大好きで。

その前の「パパは~」はシリーズ化されるほどの大人気でしたが、実は、あまり記憶になくて。
今回チャンスがあったので、一挙に見てしまいました!

ご存知かと思いますが、ストーリーはこちら↓
ドラマの主人公は、家庭や子育てとは無縁の生活を送っていた独身ニュースキャスター。そんな彼のところに「あなたは私のお父さんです」と主張する子供が3人も現れ、同居生活することに…。生意気盛りの3人の子供と、子供嫌いの独身主義者。この突然の父と子の間に新しい親子の関係は、果たして成立するのか?

 

それにしても、このパパ、

相当なダメ男

だったんですねぇ

もっとカッコいいイメージだったんだけど

酒を飲めば女性を口説く、何股もかけてる。そして3人(いやそれ以上?)の子どもができていた・・・
私生活のダメっぷりは、今じゃアウトでしょ(いや、あの当時でもダメかしら)


でも、一見スマートでクール、実はプライド高くて自己中なキャスターが、子どもたちの勢いに押されて、表情がくるくる変わるほど困惑しつつもどんどん父親の顔になっていくのが面白くて楽しくて


はぎおにとって田村さんは、無口でクールな二枚目よりも、感情があふれ出るコメディの方が、ビジュアルとのギャップで似合うのでは?と思ってしまいました。(ご本人はコメディ苦手のようなことを語ってらっしゃったような??)

この「ダメ男パパ」も、田村さんが演じてるからどこかに品があって、嫌味にならないのかもしれない。
そして、この後、あの「古畑」へと続くのですが、毎日暑い夏の今は、蛇のようにまとわりついて、じわじわと被疑者を追い詰める古畑さんよりも、感情むき出しで子どもたちと接するパパの方に愛着がわいております(このドラマがあっての、シリアスでありコメディタッチの古畑さんという「傑作」が生まれたのかな?と勝手に思っておりますが。)
後ろめたさから?生活を乱され迷惑がってるわりに、結局父性愛が湧いて?子どもたちの面倒を見ていくパパが、可愛いいのです。
 
それにしても、子どもたちがよくしゃべる!!あんなにませてたっけ?
唯一覚えていたのは「愛と書いてめぐみ」というフレーズ
その三人娘に振り回されて、怒ってばかりのパパ。
 
結構ひどい怒鳴り合いの喧嘩してるけど、本音でぶつかる。そして、最初はともかく、後半は相手を思いやっての厳しい言葉。当時のTBSお得意の「ホームドラマ」の形。
一方的に怒鳴る父に、3人が戦略を練って対抗するところなんて、まさに「成長記録」を見ているようで。
 
一挙に見たら、自業自得なパパのダメぶりとどんどん成長していく子どもたち。
最後のスペシャルでは、とうとう巣立っていく娘たち。
なんか、ドキュメントみたいで感動して、思わず涙・・・
 

余談。
あくまで個人的な見解ですが、今のドラマに興味ないのは「胸キュン」(だけじゃないけど)とか、自分たちの話ばかりだからなのかな?まぁ、おばさんが胸キュンにはまってどうするってとこですが
昔のドラマって、お節介とか、義理人情とか、ワチャワチャしたものが多くて、そういうのが好きだったから・・・
 
 
 
コメディだけど、子どもたちの状況は結構シリアスな内容だなぁと。
お母さんを失くした子、捨てられた子・・・
30数年前のドラマなのに、今とあまり変わってなかったりして。
 
 
さて、キャスト陣も豪華。
キャスターの相棒に浅野温子さん。
ドライで自由奔放な性格は若干「あぶ刑事」の薫さんにキャラ似てますが、早くから子どもたちの存在を知って、味方になるという。カッコイイです
田村さんとのやり取り、アドリブ?と思えるほどおかしくて。
 
隣の住人は、当時ドラマによく出ていた所ジョージさん。最先端?主夫業に専念してるのが可愛くて。お隣の複雑な状況に協力的で、家族のような存在。CAでバリバリ働く奥さんに松本留美さん。シリアスなイメージだったけど、こちらも可愛かったですねぇ。
 
 
脇で松澤一之さん、川俣しのぶさん、チョイ役で佐戸井けん太さん…夢の遊眠社の方たちが登場!時代を感じます。
子どもたちの学校の先生に室井滋さん、テレビ局の報道局長は藤岡重慶さん→大塚周夫さん→伊東四朗さんと豪華リレー!
藤木孝さんもちょこちょこと…
 
レギュラーもスペシャルも、当時のアイドルや著名人も豪華で。
フリーになったばかりの逸見政孝や、亡くなる前の美空ひばりさんが登場なんてね!
 
 
世代によって見方は違うでしょうけど、あの当時子どもだった世代にとってはとても懐かしく、名調子でおなじみ、芥川隆行さんのナレーションが時代を感じさせ、海外ロケや豪華マンションも「今じゃあり得ないよね」ってツッコミ入れながら楽しく見てしまいました。
 

本田美奈子さんが元気いっぱいに歌う「One Way Generation」も思わず口ずさみながら・・・
 
 
それにしても、私、田村さんのこと結構ファンだったのね・・・

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