昨日、岐阜県の県職員が食券を偽造して、有価証券偽造の疑いで書類送検されたが不起訴になった。
各社の内容は共通していますが、ひとつ目のタイトルはダメですね。
停職3ヶ月の処分となったようですが、たった2,940円の詐欺で大きな代償を課せられることになりました。
停職となった職員は課長級の50歳。
平均的な公務員なら年収は約800万円。
月給は約50万円ぐらいでしょう。
ボーナスは約70万円ぐらいですね。
3ヶ月停職になるとの、その間は無給です。
公務員法で12月1日時点で停職中の場合は、ボーナスは支給されません。
ということで、停職になると給与は3ヶ月無給、12月のボーナスも不支給。
金額で言うと、給与は3ヶ月で150万円、ボーナスは70万円です。
合計220万円のペナルティが科せられることになります。
洗濯して使えなくなったので、元を取り戻そうとしたと供述しているようですが、そんなこと嘘でしょう。
常習的にやってたと思いますよ。知らんけど。
さて、今回の出来事を各メディアが取り上げています。
各社の内容は共通していますが、ひとつ目のタイトルはダメですね。
「食堂でコピーした食券使用」は
「食堂でコピーした食券、使用」
「食堂で、コピーした食券使用」
食堂でコピーしたのか、食堂で使ったのか、どっちなんだい!
他社は、自宅でコピー、食券をコピーして使ったなど、場所がわかる表現になっています。
情報を伝えるメディアなら、バラエティ番組の川柳みたいに、どちらの意味かわからない表現は、ダメでしょう。
兵庫県知事の件でも「告訴状提出」「告訴状受理」「告訴状不受理」「告訴状提出予定」を「刑事告訴」って表現してる。
提出しても不受理の場合もあるし、不受理ならそもそも嫌疑がなかったということにもなる。
予定や検討なら、そもそも「怒るで、しかし」って状態ですよね。
「怒るで、しかし」は関西弁で分かりにくいかもしれませんが、本気じゃない起こり方です。
それでいて「刑事告訴」という言葉を使いながら、その後の報道はしないという。
印象操作ですよね。
今のメディアはこんなんことばっかりだと、兵庫県知事選挙の時に、広く知れ渡ってしまいました。
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