ホンダCRF1100Lアフリカツインの6ヶ月点検の時にCB650Rの試乗をしました。
2024年4月25日に市販車にも搭載され始めたEクラッチの試乗です。
DCT、クイックシフターとEクラッチはどのように違うのかを体験してきました。
ホンダドリーム京都右京には、DCTの試乗車はなかったので、EクラッチモデルのCB650Rを試乗しました。
最初に試乗申込書だったか、誓約書に記入して、CB650Rの操作説明を受けました。
EクラッチとMT車の違いは、クラッチを握らずにシフトを入れるとEクラッチ走行、クラッチを握ってシフトを入れるとMT走行です。
1速でクラッチを握っていなくてもエンストしません。
Eクラッチ走行中にクラッチを握ってしまうと、その段階でMT走行に切り替わり、停車してニュートラルから、もう一度シフトを入れないとEクラッチ走行に戻らないそうです。
クイックシフターは2500〜3000rpm程度回さないとシフトアップ出来ませんが、Eクラッチには回転数の制限はありません。
ただし、6速で発進しようとすると、半クラ状態が続くので、クラッチを傷めてしまうそうです。
速度とシフトが合っていなければ、メーター内のシフトインジケーターが点滅して知らせてくれます。
走り始めると、Eクラッチとクイックシフターの差はほとんどありません。
違いは、停止してもクラッチを握る必要がないということです。
少し違和感があったのは、走り初めの時です。
エンジンの回転数を少し上げないと発進せず、いきなり発進してしまうって感じです。
慣れれば、走り出す回転数でキープしたらスムーズに発進できます。
唯一、デメリットとして感じたのは、坂道で半クラが使えないというところです。
MT走行なら、半クラでずり下がることを止めることが出来るので、クラッチとアクセルで坂道発進出来ます。
坂道を超低速で走行した場合に失速しないのか、細い道で転回した場合も失速しないのかは、試せなかったのでちょっと心配でもあります。
Eクラッチは停車している時は、クラッチが切れていて、エンジンの回転数を上げないと半クラにならないので、少し発進に手間取ります。
まぁ慣れだと思うので、総合的に評価すると今後のオートバイはEクラッチ1択になるかも知れません。
MT走行も出来るし、AT走行も出来るので、両方の走行が楽しめる優れものだと思います。
気に入った車種がラインナップされれば、おすすめしたいですね。
Rebel 250 S Edition E-Clutchが3月13日に発売されます。
メーカー希望小売価格:731,500円(消費税10%込み)
EクラッチなしのRebel 250は1月31日から販売、展示されていますので、サイズ的にはEクラッチありも変わりませんので、早めにほしい方は行動を初めて方がいいですよ。
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