1974年から続いているガソリンの暫定税率。
政府の皆さん、日本人ですよね。
日本人じゃない噂もありますけど・・・
暫定って、正式決定するまでの仮の措置なんですけど、日本人ならこれぐらいのこと分かりますよね。
ガソリンの暫定税率が正式に決まらず、50年も経過してますよ。
50年も続いたら、暫定ではなく恒久税率ですよね。
まぁ、それは置いといて、50年続いているガソリンの暫定税率がようやく廃止にする合意がなされました。
しかし、廃止日は未定。
やる気あんのかよ!
とりあえず、一歩前進したとして、来年度の予算は昨年の12月27日に閣議決定されたから、再来年の2026年度予算案からは廃止できるでしょう。
いや、廃止しないと嘘つきですよね。
本題に戻します。
仮に、今すぐガソリンの暫定税率が廃止になったらどうなるでしょう?
最近のガソリン価格は

おおよそこんな感じですね。
ハイオク190円
レギュラー180円
軽油160円
灯油120円
この価格は暫定税率と補助金を加味した価格です。
もし、暫定税率が廃止になったら25.1円安くなるのではなく、同時に12.5円の補助金もなくなります。
差引き12.6円安くなることになります。
25.1円安くなると思っていたアナタ、残念でした。
12.6円安くなれば、レギュラーが167.4円になりますが、これでも高いですよね。
ここで、大きな落とし穴があることは誰も気がついていません。
レギュラーとハイオクに関しては、暫定税率が廃止になって、補助金がなくなっても、12.6円安くなります。
しかし、灯油に関しては暫定税率がかかっていなかったので、補助金がなくなるだけになり、12.5円高くなり132.5円になります。
軽油にはガソリン税はなく(軽油引取税税は従来通り)、補助金の12.5円がなくなるだけで、灯油と同様に172.5円になります。
なぜか、ガソリン価格と軽油価格が逆転するのです。
カラクリのような話ですが、多分、これに近い価格になるはずです。
滋賀県は海に面していない内陸部であるせいか、ガソリン価格は全国39位です。

内陸部だから輸送費がかかって、仕方ないのかなぁって思ったら、奈良県は全国6位です。

おおよそ10円も価格差があるので、60L入れると660円ほど変わってきます。
だからといって、わざわざ奈良県や三重県に入れに行くのも交通費がかかるし。
省エネ運転を心掛けます。