昭和、平成の時代のエンジンは、4気筒が主流でした。
35年前に乗っていたFZR1000(3GM)は150psのモンスターマシンで、当時は逆輸入して120万円でした。
令和の時代では3気筒が主流になってきています。
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オートバイや軽自動車なんて、ほとんどが3気筒エンジンになっています。(250ccは2気筒)
世界的に排気ガスの規制が厳しくなり、4気筒エンジンでは容易にクリアできなくなってきたのです。
詳しくは、YouTubeなどで見てもらったら分かりやすいと思います。
簡単に説明しますと
4気筒の燃焼タイミングは、4等分に規則よく燃焼と排気されますが、最初の排気途中に、次の排気が始まるので、排気ガスの圧力の抵抗が残ります。
排気干渉というのですが、排気しようとした時に、直前の排気の圧力が残っているので、排気しづらくなります。
これを解消するために、マフラーのエキゾーストパイプを長めにしています。
排気ガスはエンジンに近い高温の状態のほうが、きれいに浄化できるのですが、エキゾーストパイプを長めにしたことで、キャタライザーが後方に取付けられる浄化効率が悪くなります。
3気筒の燃焼タイミングは3等分になりますが、排気のタイミングに少しだけ間があるので、排気が終わってから次の排気になります。
エキゾーストパイプも短くて済むので、キャタライザーもエンジンに近いところに取り付けが可能になります。
極論を言うと、エキゾーストパイプがなくても排気できてしまうのです。
このことから、排気ガスも浄化しやすく、排気干渉のない3気筒の方が、排ガス規制も燃費も良くなるのです。
アフリカツインは2気筒エンジンなので、さらに排気効率は良くなりますが、今度は振動が増えてきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/11/2c3b957d97243d2c00963c2625d912f0.jpg)
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4気筒なら振動を消し合うので、それほど振動が無いので、乗用車に採用されています。
2気筒や1気筒は燃費は良くなるけど、振動が増えてくるので、ブルブルと震えた感じになります。
ハーレーダビッドソンなど、ドッドッドッって走ってますよね。
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2気筒エンジンだからブルブル震えているのです。
YZF-R25やCBR250RRなどは2気筒なので、ハーレーダビッドソンと同じですが、排気量が小さいので、振動も少ないのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/02/64781fd6dc68a14395586e3e8e0c844b.jpg)
CBR250RRに乗ってみたいのですが、足が余りすぎてシフトチェンジが出来ませんので、乗れません。