「またたび魚」に夢中のきりちゃんとりんちゃん
そしてこっそり…
空き袋を前に何か企むらってくん。
「またたび魚」の運命やいかに。
ふと何かの気配に気づいたりんちゃん、
『にゃんだかめっちゃガン見されている気がしますにゃん』
それでも構わず「またたび魚」をガジガジしておりますが…
はい、おっしゃる通りです。
誰かにガン見されているようですね。
この興味深い袋の中身はアレじゃないかとピンときた誰かさん…
とうとう確かめに行きましたよ。
『りんちゃん、
それ、あの袋に入っていたヤツですかにゃ?』
りんちゃん、
取られてなるモノかと前あしでしっかり押さえます。
『そうだけど、「りんこのおたかな」ですにゃ~よ』
宣言してからガシガシ再開。
あ、
らってくんがわるいわるいおかおになった
『それ、らっちゃんに下さいにゃん』
わるいわるいおかおで念を送りプレッシャーをかけるらってくん
もちろんりんちゃんは気付いているけれど…
ここはやっぱり気付かぬ振りよね。
らってくんが諦めるのを待ちますが…
『こういう時のらってくんのしつこさったら、結構面倒くさいんですにゃん』
なんだか嫌な予感がしてきたりんちゃん、
見つめる先には
きりちゃんが使用中の「またたび魚」
今まで使っていた「またたび魚」はほったらかして
ソロリソロリと近寄って行きます。
そしてほったらかされた「またたび魚」は…
らってくんのモノに
あっちからすんすん
そっちからすんすん
このへんも
そのへんも…。
らってくん、一生懸命すんすんして調査中。
その間にも…
一匹の「またたび魚」を挟んで緊迫感を増す
きりちゃんとりんちゃん。
一方のらってくんは
すんすんが止められない!
なんだか目つきもトロントしてきて
そしてついには
…
…
ドタリ!!
そしてそして、ぐでんぐでんのでろんでろん。
あらまあ、だらしないこと
ところでもう一匹の「またたび魚」は…?って振り向くとそこには
…
手ぶらのきりちゃんだけがおりました。
りんちゃんに「またたび魚」を持ち逃げされてしまったのね
きりちゃん、何にも悪くないのにな~。
今日もまたとばっちりを受けて、
残念ながっかりきりちゃんだったのでありました。
どうしてなんでしょう?
しましまで突出して高いきりちゃんのとばっちり率。
ホントにイイコなのにね。
そんなきりちゃんに、幸あれと願わずにはいられません。