ピンズ屋のひとりごと

オーダーメイド専門のピンズメーカー「ピンズファクトリー」のスタッフが、交代で日常を語っていきます。

信濃路

2013-08-27 09:39:42 | Weblog





碓井峠 軽井沢と横川の間にあるメガネ橋。
最近では「風立ちぬ」という映画のワンシーンにも描かれているようです。
高速、バイパスが整備されたので、若い方はこの峠を知らない方も
多いのですが、今年は映画の効果か、沢山の方がこの橋をみにきて
おりました。





旅のお供に、掘辰雄を読み返そうかと思ったのですが、
浅田次郎著「終わらざる夏」が読みかけでしたので、左記を読みながら
信濃の旅路に。





偶然にも、両著に共通してでてくる信濃路。
一方はサナトリウムへの治療、もう一方は第二次世界大戦時の疎開の地
として描かれています。




両著に描かれる「生きる」ということ。
終戦記念日を上田で迎え、「無言館」にて黙祷をしてまいりました。

平和な時代に生まれ育った世代ですが、何のために生きるか、
どう生きるかを考えさせられる旅でした。

西井 寧男

PINS FACTORY(ピンズファクトリー)は
ピンズ・ピンバッジ製作のプロフェッショナル集団です。
http://www.pins.co.jp




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☆17文字の跳躍☆

2013-08-23 18:22:12 | Weblog
おそるべき君等の乳房夏来る

去年の暮れ、ひょんなことから句会へ行くことになった。
それまで俳句と言えば、教科書に載っていた1、2句をうつろに覚えているだけで、
他人の句を読むこともなければ、自分で作ってみるなんて思いもしなかった。
そんなワタシに俳句先輩の粋な女の人が、
「あたしはこの人に逢わなきゃ俳句しなかったわ」と貸してくれた句集に入っていたのが、
冒頭の句である。

作者は西東三鬼。
戦前戦中戦後と、激動の時代を生きた人なのだけれど、
深刻過ぎずどこか洒脱、それでいて真実をズブリと掴み出すような
句や文章はとっても読み心地が良い。
なんとなく忌野清志郎GODに顔が似ているところも良い。


西東三鬼(1900~1962)

“おそるべき君等の乳房夏来る”は、戦後モンペを脱ぎ捨て、
華やかな格好をし始めた女の人を詠んだ句だそうですが、
文字から情景がバーンっと立ち上がるようです。
残念ながら恐れて頂く程の胸はないワタシですが、
とっても好きな一句です。

おハナでした。

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うまい

2013-08-21 20:29:47 | Weblog
先日、近くのJR駅で見かけた広告。



うまいな~!と思わず感心してしまいました。

新幹線の鼻とエスカレーターがこんなにピッタリだとは…。


kal

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パンダ休み

2013-08-20 09:23:41 | Weblog
夏休み中です。
上野動物園のパンダ達に会いに行ってきました。

シンシン(パンダのメスです)は春頃に、妊娠の兆候があるとのことで
ニュースになりましたが、残念ながら偽妊娠(人間で言う「想像妊娠」
みたいなものかと)でしたね。

去年は赤ちゃんが生まれたものの残念な結果になったので、今年こそ
祈ってたのですが、なかなか期待通りにはいかないものです。
まぁ、人間が気をもんでも仕方がないので、(いつか生まれると良いなぁ)
くらいの気持ちで待とうと思います。

パンダは暑さに弱いと聞いていたので、夏バテしてないか心配でしたが、
リーリーもシンシンも元気そう。笹をもりもり食べていました。

リーリー↓


シンシン↓

う~んこの足がたまらん
またお休みとって、会いに来るからね!

おまけ
不忍池の蓮の花が咲いてるトコロを初めて見れました。



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富士山サイダー

2013-08-12 22:34:36 | Weblog


人にいただいた「富士山サイダー」。
水色を基調に富士山が描かれたラベルやボトルは
なんとも爽やかでレトロチックですが、中身もきちんと
富士山の天然水を使っているそうです。

製造元である静岡県島田市の木村飲料さんの
ホームページを覗いてみると、その他にも
富士山頂コーラ、富士山ラムネにはじまり、山梨の
ももサイダー、ぶどうサイダー、静岡のみかんサイダー
マスクメロンサイダー、さらに緑茶とコーラが
コラボしたしずおかコーラなど、発想やネーミングが
ユニークな飲料が盛りだくさん!
見ているうちに、のどがカラカラ・・・
富士山冷やしていただきます!

ニャオ

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他国の文化をスチール

2013-08-08 19:12:22 | Weblog
暑い…暑いですね。。



とけちゃいそうです。



あっ、もちろん比喩表現です。



さて、本日は日本の良き文化「4文字熟語」についてです。



今回ご紹介しますのは



「梁上君子」



ご存じでしょうか?見た目かっこいいですね。



使い方としては



「昨日家に帰ったら梁上君子がいてさぁ。最悪だよー」



みたいな感じですかね。非常にポップな形ですが。



さて、正解はというと。





「コソ泥」



でした。発祥は故事成語です。



日本には4文字の漢字を何でも拾ってしまう時期でもあったのでしょうか。



完全に使い道がわかりません。



食糧もそうですが、何でも拾うのは良くないよね、というお話でした。



スレッガー中尉



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日本の夏、未来

2013-08-02 10:12:05 | Weblog

先月の猛暑は何だったのかと思うほど、暑さはその勢いを
潜めたものの、局地的な豪雨など温暖化の影響もあるのか、
せっかくの夏休みも、お子様たちにとっては期待外れの天候
なのではないでしょうか。





本場ではありませんが、「おわら風の舞」が先日、西荻窪で行われました。
日本各地で行われる盆踊りなど、日本の夏には欠かせぬ、大切な文化
ですが、継承者が少なくなっているようです。
(自身何もしていないので反省する次第)









もうひとつ、「丑の日」という行事も日本の夏には、欠かせない
文化なのではないかと思います。
(うなぎでなくとも「う」がつくものを食べればいいのですが…)
まぐろ同様、うなぎも絶滅危惧種になりそう勢いで、長年の乱獲など
人間のエゴが、その勢いを加速させているのではないでしょうか。







7/30初日を迎えた坂上忍氏 脚本、演出の舞台を観てきたのですが、
「人間のエゴ」に関する内容でした。
(3週それぞれ別テーマで8/18まで公演中です)

ある人にとっては良いことも、別の人からみると悪いこともあります。
近視眼的に事をすませ、それがもたらす将来を観ないふりをする傾向
が増えてきているような気がします。

もうすぐ終戦記念日を迎えますが、日本の平和、日本の良き伝統が長く
続くことを願う今日この頃です。

西井 寧男

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