こっ、ここはアレか、立って拍手するとこ・・だよね。ねっ?
2月某日、場所は渋谷ユーロスペース。
“トーキョー ノーザンライツ フィルムフェスティバル 2011”という、
北欧映画の祭典へ足を運んだ友人とワタシ、目当てはノルウェーの人形アニメ
「ピンチクリフ・グランプリ」。
イヴォ・カプリノ/ピンチクリフ・グランプリ
ピンチクリフ村の崖の上で、アヒル&ハリネズミと暮らす自転車修理工のレオドルは、
ある日、元同僚のルドルフが自分の発明品を盗んで、F1レースでぶいぶいいわせている姿をニュースで目にする。
アヒルのソランに焚き付けられたレオドルは、石油王フィファザンをスポンサーに迎え、イル・テンポ・ギガンテ号を開発。
ルドルフに勝負を挑むべく、他のスーパーカーとともにレースに出場するが・・
というのが、大まかな粗筋なんですけど。
このアニメ、動きが半端なくヤバいんですけど!!
人形アニメは、ひとコマずつ人形やら小道具を動かしてあたかもそれ自体が
動いているかのように見せるアニメーションなのですが、
生きとし生けるもの、コップを取ろうとすれば、指だけじゃなく腕の関節も曲がり、
瞳も動き、水は揺れますよね。風が吹けば、髪だけじゃなく、木々もしなりますよね。
そういうモノを、ちまちま動かしながら撮るってアナタ、狂気の沙汰(最高に良い意味で)!!
で、ココで冒頭の、思わずスタンディング・オベーションに戻るわけですが、
今まで観てきた人形アニメの中で「ピンチクリフ・グランプリ」、
動きっぷり最上級です。そこまでするかってくらい、動いています。
レースシーンでは思わず、人形アニメであることを忘れました。
オーケストラのシーンではピアノ奏者、見えへんわっ!てくらい指動いてました。
メカニックの再現も緻密だし、キャラクターもかわいいし、
老若男女誰でも楽しめる映画じゃのうっ、と思っていたらキュレーターさんが
「ピンチクリフ・グランプリはノルウェーのドラえもんみたいな映画なんですよ。
ちなみにノルウェー映画の歴代興行収入1位でもあります。」
と、目をキラキラに輝かせて教えてくださいました。
ああ、こういう方たちがいるから日本でスクリーンで、遠い国の映画を楽しめるんで
すなぁ。DVDを買ってしまいそうなこの頃です。でへっ。
おおっと、忘れちゃいないぜ。
My friendが本人をそのまま映像にしたかのような、Cuteでおキャンなアニメーション
を発表!ものごっつオススメです☆★☆
MAMI KAJIHO/Macaroni
おハナでした。
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