その1に引き続き、シートの製作編
作ったシートベースは、1プライなので、更に積層を加えて、着座しても歪みが少なくなるくらいに補強しました。
そして、出来上がったシートベースから、バリを取り除きます。
FRPは乾燥すると、とにかくカチカチですから、ほぐれた繊維についた樹脂が、まるでトゲのようになるわけで
こいつを取り除かないと、後で怪我をしたり、表皮を破いたりしますので。
そして、特に滑らかに整える必要があるのは、エッジの部分
ここは、表皮に力が加わる部分ですから、出来るだけ表皮に優しくないといけません。
今回は、U字断面のゴムを1周被せてやりました。
ベースの準備が出来たら、表皮を立体的に縫製します。
まずは型紙作りから。
ある程度、想像はしていたのですが、この型紙を作る際、出来上がり寸法より若干小さく作るのがいいようです。
何故かって、ちょっとキツめの方が、引っ張った時にきれいに張れるからです。
まあ、これが正しいかどうかは、わかりませんが、職人さんはこのような「ちょっとしたコツ」みたいなものを持っているから
きれいに出来上がるのだろうなあ~ などと考えてしまうわけです。
何でも、実際にやってみて、初めてわかるものですね。
取った型紙から表皮を切り出します。
今回は3分割にしました。
縫った合わせ目には、防水のためにコーキング剤を塗布しておきました。
お尻が濡れるのは嫌ですから。
続く・・・
作ったシートベースは、1プライなので、更に積層を加えて、着座しても歪みが少なくなるくらいに補強しました。
そして、出来上がったシートベースから、バリを取り除きます。
FRPは乾燥すると、とにかくカチカチですから、ほぐれた繊維についた樹脂が、まるでトゲのようになるわけで
こいつを取り除かないと、後で怪我をしたり、表皮を破いたりしますので。
そして、特に滑らかに整える必要があるのは、エッジの部分
ここは、表皮に力が加わる部分ですから、出来るだけ表皮に優しくないといけません。
今回は、U字断面のゴムを1周被せてやりました。
ベースの準備が出来たら、表皮を立体的に縫製します。
まずは型紙作りから。
ある程度、想像はしていたのですが、この型紙を作る際、出来上がり寸法より若干小さく作るのがいいようです。
何故かって、ちょっとキツめの方が、引っ張った時にきれいに張れるからです。
まあ、これが正しいかどうかは、わかりませんが、職人さんはこのような「ちょっとしたコツ」みたいなものを持っているから
きれいに出来上がるのだろうなあ~ などと考えてしまうわけです。
何でも、実際にやってみて、初めてわかるものですね。
取った型紙から表皮を切り出します。
今回は3分割にしました。
縫った合わせ目には、防水のためにコーキング剤を塗布しておきました。
お尻が濡れるのは嫌ですから。
続く・・・