今のところは、部品集めと、各部の寸法計測や加工の検討をしているところですが
エンジンは、とりあえず載ることがわかったので、ひとまず置いておいて
車体周りをあれこれ考えているところです。
悩ましいのはリヤ周り
例の出っ張っている、スイングアームピポットですが
これです。
シャフト径は、スイングアームと同一で、幅の問題だけクリアできれば楽勝~
なんて思っていたのですが
これ、写真だとちょっと判りずらいんですけど、この出っ張っている先端5mmくらいが
シャフトと同一径で、内部は太くなっていました(泣)
要するに、この出っ張りを切り取ってしまうと、今のシャフトではガタガタになってしまうと
いうわけです。
フレームとスイングアームを重ねてみました。
出っ張っている部分を、ほとんど切り取らないと、このスイングアームは
ピタリとハマッてくれないわけです。
フレームを寝かして、スイングアームとリヤホイールを装着してみました。
スイングアームピポットの位置より、少し下にはめ込んでいるので、実際の角度では
ないのですが、だいたいこんな感じになるのかなあ~と。
思ったより長さがなかったので、リヤサスも立ち気味になってしまいます。
全体の感じからしても、ちょっと寸足らずの車体になってしまいますね。
装着したリヤサスの長さが、上下の穴間で320mmでした。
まあ、90ccのフレームですから、こんなものかもしれませんが
サイドフォルムは、ちょこっと拘りたいところでもあります。
それと、CB50のスイングアーム幅と、リヤサスのフレーム側取り付けボルトの幅も
比べてみました。
スイングアームの方が、幅が片側で10mmほど広いみたいです。
以上のことからして、いくつかの選択肢が出来てきます。
①別のスイングアームを探す。
②スイングアームピポットの出っ張りを切り取って、今のシャフトに合うカラーを埋め込む。
③スイングアームを縦に一度切断して幅を広げる。
①はまず何が合うか、いろいろ探すことから入らなければなりませんが
無加工で取り付けられるため、チェーンラインなどを考慮すれば、さほどの苦労はないかと。
ただし、ポン付けはあまり面白くないかなあ・・・
②は加工としては多くないと思うものの、現在のピポット部分をそっくり取り替えて
溶接加工しなければならず、プレスフレームが歪まないかという懸念があり。
③は加工がたくさんあって楽しそう。スイングアームの幅拡張は冶具を作ってやれば
溶接歪の心配はないと思うが、フレーム側のサス取り付けボルトも、合わせて拡張する
必要がある。ただし、モノショックという逃げ道もあるかも。
まだまだ悩み妄想を続けますが、③は面白そうです・・・