copyright (c)ち ふ
絵じゃないかおじさんぐるーぷ
英訳短歌version0.01
* 洞川林道トカゲのチークダンス (003)
Sサヤカに乗って、吉野の林道を洞川に向かって走っていた。
人っ子ひとり、家一軒ない。
もちろん、車やバイクにも一台も会わない。
薄暗い山の林道小道。
背筋がぞくぞくする。
あたりには霊気が漂っているようである。
私は、一休みすることにした。
道端に横になった。
少し眠りたかった。
半分恐ろしい気もしたが、疲れには勝てない。
数十分ほど眠っただろうか?
起きてタバコを吸った。
ふと林道の少し先の方で何かが動いているような気配がした。
目をやると林道の真ん中で、トカゲが2匹、
何とチークダンスを踊っているではないか。
2匹のトカゲが足と尻尾で立ち、手をお互いの身体に回して頬を寄
せ合い、クルリクルリとチークダンスを踊っているのだ。
ステップも上手にふんでいる。
おお、何と素晴らしい!!
私は思わず拍手をした。
しまった!
彼らは、その音にビックリして、お互い反対の方向にスパッと
竹を切るように離れて消えてしまった。
ああ、すまないことをした。
許せ! トカゲ君たち。
林道の 人里離れた 奥道で
2匹のトカゲの チークダンス
(トカゲのうた:おいオッさん こんなとこまで やって来て
ワテらの生活 脅かすなよ)
大拍手 思わず送る そのダンス
トカゲばらにも あるのか芸術
(トカゲのうた:自惚れるな オイラの生活 素晴らしい
ダンス・哲学 朝飯前)
延び続く 林道静かに 木洩れ陽が
ユラユラ落ちる 夏の一刻
(トカゲのうた:早く行け 我らの結界 汚すなかれ
君らの世界は も少し下等)
ち ふ
この項おわり
註、
短歌の英訳につきましては、
短歌を打ち込んで、(←数テンポ遅れの元電脳人)
検索をかけてみてください。
「
くだらない小説を書きてよろこべる
男憐れなり
初秋(はつあき)の風
啄木「一握の砂」
」
絵じゃないかおじさんぐるーぷ
英訳短歌version0.01
* 洞川林道トカゲのチークダンス (003)
Sサヤカに乗って、吉野の林道を洞川に向かって走っていた。
人っ子ひとり、家一軒ない。
もちろん、車やバイクにも一台も会わない。
薄暗い山の林道小道。
背筋がぞくぞくする。
あたりには霊気が漂っているようである。
私は、一休みすることにした。
道端に横になった。
少し眠りたかった。
半分恐ろしい気もしたが、疲れには勝てない。
数十分ほど眠っただろうか?
起きてタバコを吸った。
ふと林道の少し先の方で何かが動いているような気配がした。
目をやると林道の真ん中で、トカゲが2匹、
何とチークダンスを踊っているではないか。
2匹のトカゲが足と尻尾で立ち、手をお互いの身体に回して頬を寄
せ合い、クルリクルリとチークダンスを踊っているのだ。
ステップも上手にふんでいる。
おお、何と素晴らしい!!
私は思わず拍手をした。
しまった!
彼らは、その音にビックリして、お互い反対の方向にスパッと
竹を切るように離れて消えてしまった。
ああ、すまないことをした。
許せ! トカゲ君たち。
林道の 人里離れた 奥道で
2匹のトカゲの チークダンス
(トカゲのうた:おいオッさん こんなとこまで やって来て
ワテらの生活 脅かすなよ)
大拍手 思わず送る そのダンス
トカゲばらにも あるのか芸術
(トカゲのうた:自惚れるな オイラの生活 素晴らしい
ダンス・哲学 朝飯前)
延び続く 林道静かに 木洩れ陽が
ユラユラ落ちる 夏の一刻
(トカゲのうた:早く行け 我らの結界 汚すなかれ
君らの世界は も少し下等)
ち ふ
この項おわり
註、
短歌の英訳につきましては、
短歌を打ち込んで、(←数テンポ遅れの元電脳人)
検索をかけてみてください。
「
くだらない小説を書きてよろこべる
男憐れなり
初秋(はつあき)の風
啄木「一握の砂」
」