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カトマンズの中心街で開かれていたお祭り
エベレスト街道トレッッキング(3) ネパールへの入国
当初のスケジュールでは、インドのニューデリーを3月26日(木)11:35発のフライトで、ネパールのカトマンズに15:30に到着の予定でした。
フライトは、予定通り入ニューデリーを離陸したのですが、カトマンズの上空に差しかかっても一向に降下しませんでした。予定より30分ほど遅れて着陸したのは、なんとインドのラクナウ空港でした。カトマンズ上空は悪天候だったので、ここでカトマンズの天候回復を待つことになったのです。しかし、1時間以上経過後、結局ニューデリーに引き返しました。
ニューデリー空港で一泊後、翌27日朝の臨時フライトでも、カトマンズ上空でしばらく旋回を続けましたが、強風が少し納まった時に何とか空港に着陸できました。その一瞬、搭乗客全員が一斉に拍手をして、無事到着を喜びました。
カトマンズの空港では、ビザの手続きが必要でしたが、事前にインターネットで申請していたので、短時間でスムースにビザを手に入れることができ、とても助かりました。
ネパールを訪れるのは初めてだったので、空港で出国手続きを終えて出口を出たとき、トレッキングを依頼したNepal Trailblazer Trekking(NTT)社の社長が出迎えてくれ、ほっとしました。昨日の天候不順でフライトが変更になったことをきちんとフォローしていてくれていたのです。
カトマンズ中心部のタメル地区にあるKATHMANDU ECO HOTELのホテルに到着後、取敢えず荷物を自分の部屋まで運びました。
私が宿泊したKATHMANDU ECO HOTELのロビー上部
上部が吹き抜けとなっているロビーで暫らくくつろいだ後、NTT社の事務所に赴きました。トレッキング日程の確認、寝袋の借用、ガイドの紹介、トレッキング料金の残金支払いなどを行った後、ホテルに戻りました。
ホテルは、タメル通り(Thamel Street)商店街の一角にありましたが、この通りにはお土産店、登山用品店、衣料品店、お茶の販売店、食堂などがひしめき合うように多数並んでいました。私は、この通りで、絹のマフラーや小型バッグ、その他バナナのなど非常食を買い入れました。
その後、タヒティ・チョーク(Thahiti Chowk)と言う広場に向かうと、大群衆がひしめく辺りから銅鑼や太鼓が鳴り響いていました。近づいてみると、お祭りが開かれていました(冒頭の写真参照)。この広場の小さなお堂を覗くと、神様が祀られていました。
タヒティ・チョーク広場のお堂の神様
タヒティ・チョークでお祭りを見学後、タメル通りを引き返す途中で、夕食を取ることにしました。明日から約2週間、エベレスト街道に入ってしまうと、和食を口にすることはできないと思い、和食が食べられる「東京居酒屋」を訪れました。ここで注文したのは野菜を添えたビーフ・ステーキと焼きそばのセットでした。それと、Nepal Iceと言う瓶ビール頼みましたが、このビールを選ぶともう一本無償サービスとなり、ビールをたらふく頂きました。
東京居酒屋」の店内
注文した夕食
この様にして、明日から始まるトレッキングに思いを馳せながら、ネパール第1日目の夜を終えました。
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