*** Plaisir de voyager ***

非日常的な旅で遭遇する色々な体験のお話です。Various enconters in unusual travels.

エベレスト街道トレック(19) ルクラへ  Everest Trail Trek (19) To Lukla

2017-04-07 | エベレスト街道 Everet Trail

 ルクラの中心街 Central Street of Lukla

エベレスト街道トレッッキング(19) ルクラへ

13日目:4月9日(木) 

行程:   モンジョ Monjo (2,835m) → ベンカール Benkar (2,630m) → Zam Fute (2,730m) → パクディン Phakding  (2,610m) → ヌルニン Nurning (2,492m) → チェプルン Cheplung(2,660m)→ ルクラ Lukla(2,840m)

行程距離:  約13km

  この日はいつもより早く6時半に朝食を取り、7時にロッジを出発しました。モンジョ付近の高度は約2,800mですが、歩き出すと、満開の桜、あでやかなピンク色の花が咲いているシャクナゲ、白い花のアセビなどが咲いていて、春爛漫の雰囲気を感じました。

  

       満開の桜 

     

  ピンクの花が咲いているシャクナゲ     アセビの花

  しばらく歩くと、垂直に切り立つ岩を流れ落ちるBenkarの滝が現れました。

        Benkarの滝

  そこから先に進んで、往路で宿泊したパクディンに着いたとき、“HERMANN HELMERS”と言う店名のカフェがあったので、そこで一休みすることにしました。

     パクディンのカフェ(写真の右奥) 

  ここで、作り立てのチーズ・ケーキとハウス・ブレンドと称するコーヒーを頂きましたが、いずれも素晴らしい味わいだったので、穴場を発見したような喜びでした。このカフェを出て市街地に出ると、トレッカー向けの用具を売っているお店などを見かけました。

      パクディンの市街地

  この村を出て、チュタワ(Chhuthawa)の村に通過するとき、小さなチョルテン(仏塔)を見かけました。

    チュタワのチョルテン   

  12時頃、タドコシ(Thado Koshi)の村に着いたとき、12時を回っていたので、昼食にしました。ここでマンゴ・ジュースを飲みましたが、その美味しさは格別でした。

  この村を出てチェプルンを過ぎると、エベレスト街道の終点、ルクラはもうすぐです

    チェプルン付近の景観

  チェブルンを通過してルクラ村に近づいた頃、道路の中央に石棺が置かれていました。きっと、高僧の遺骨が納められているのではないかと推測しました。

    ルクラ村入口付近の道路に置かれた石棺 

  午後3時頃になると、ルクラ市街地に入る門がありました。

    ルクラ市街地入口の門

  この門をくぐってから市街地を15分ほど歩くと、今晩泊まる予定のルクラのロッジに到着しました。ロッジの庭には、この日ポーターとして頼んだ少女が既に到着して待っていました。

         

   ルクラのロッジ                ルクラまで荷物を運んでくれたポーターの少女

  ルクラに到着すると現地通貨がほとんどなくなっていましたが、幸いなことにロッジの隣に銀行があったので、両替をしました。

   ルクラの銀行

  ロッジでしばし休憩した後、市街地を散策しました。この街には、たくさんのお土産店が軒を連ねていました。あるお店に立ち寄ると、日本人女性の店員に出会いました。このような奥地に日本人が住んでいるとは、思いもよりませんでした。その時に、この村で最も美味しいと言われるレストランを教えてもらったので、そのお店で夕食をとることにしました。

    日本人女性に教えてもらったレストラン 

  このお店で、鶏の手羽焼きと水餃子を食べましたが、現地に住む日本人店員の紹介通り、日本人の口に合う 美味しい味でした。          

    そのレストランで食べた料理

  夕食後ロッジに戻って、明朝のルクラ-発カトマンドゥ行きのフライトについて、ガイドに確認しました. すると、ルクラ発は8時半であるが、空港には2時間前、即ち6時半には到着しなければならないと言うのです。ちっぽけなローカル空港なので、1時間前で充分だろうと、私は主張しました。すると、彼は自分では的確な説明ができなかったため、チケットを購入してくれたと言う、ロッジの主人を呼んできました。ロッジでは、航空券購入の代理店も兼業している様でした。

  ロッジの主人の説明では、2時間くらい早めに空港に到着して窓口で搭乗券を入手しないと、そのフライトに乗りたいと思う他の客に搭乗券を発券してしまうというのでした。私は、これまでに多数の国々を旅行しましたが、国内線で2時間前に到着する必要性を聞かされたのは初めてでした。航空会社のマネジメントがしっかりしていないと言うことならば、仕方ありません。

  従って、翌朝は5時半に起床することにして、早めにベッドに入りました。

 


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