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古武術の刀の握りと剣道の竹刀の握りは違う?!~斬鉄剣と土方歳三

2015-04-26 22:57:56 | つれづれ日記
最近、古~い包丁の切れ味がよくないので、新しく買うことにしました。
Amazonで検索すると「関孫六」とかわんさか出てきて迷います。

「関孫六」と言えば、斎藤道三の美濃を思い浮かべますが、関には、孫六とならんでもう一人名匠がいます。

和泉守兼定その人です。すべて受け売りですが。
http://www.gpc-gifu.or.jp/chousa/infomag/gifu/93/tokusan.html

「和泉守兼定」と言えば、知る人ぞ知る新撰組副長土方歳三の愛刀とされていますね。

土方歳三さんと言えば、愛刀が今も土方記念館に展示されており、その柄を見ると握り跡が残っているそうです。

そこから、彼の刀の持ち方は今の剣道などの竹刀持ちではなく、両手をくっつけて握っていたとの話を聞きいたことがあります。
これは、古武術研究家の甲野善紀さんが言われている持ち方と同じようです。

さらに、斬鉄剣で有名な武術家東郷秀信さんの刀の振り方を見るとそれに近い持ち方のように見えます。

素人推測ですが、狭い場所や乱闘などで、刀を自在に操るにはその方が実戦的で合理的なのかも知れません。

ゴルフクラブの握り方も両手をくっつけていますね。
コントロールは難しくなりますが、ヘッドスピードの加速がより増す感覚です。

人間工学的には、パワーをロスなくエモノに伝えるためには無駄な腕力が入らない握り方が重要だそうです。

これとは対照的な握りをするのが、振武舘の黒田鉄山さん。

彼は、剣道の竹刀握りに近い両手を放して持つ握り方で、太刀筋がブレることなく正確な軌道を通っているように見えます。

これらのことから、パワー性や変化性が必要なときは両手を着けて持ち、正確性が必要なときは両手を放して持つというその場に応じた握りをするのが、古武術ではないかと推察されます。

この話を、IMG居合のSS君にすると会でゃっている方法とは全く違うらしく、「う~ん」と唸っていました。

彼が納得したかどうかはわかりませんが。(爆)


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1 コメント

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マルテンサイト変態千年グローバル (鉄鋼材料エンジニア)
2024-11-09 09:55:35
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、トレードオフ関係の全体最適化に関わる様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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