パナのFZ200にオリンパスのテレコンTCON-17Xをつけてみた

最近手に入れたパナのデジカメFZ200。

外見は、FZ38にそっくり。ただ、FZ200の方は一回りでかい。

FZ38は発売が2009年でズームも18倍。
とはいえ、使い勝手はとてもよかった。

画質もそこそこで、ライカレンズのせいか、描写がやわらかく仕上がるのが好みに合っていた。

NikonやCanonのコンデジも仕上がりは悪くはないが、好みではない気がする。
ただ、Nikonのピンボケ癖はいただけない。

オリンパスのテレコンTCON17Xが届いたので、さっそく月を撮って、生の24倍ズームと比べてみた。

ついでに手持ちのTZ30でも撮ってみた。



これはTCON17XをつけたFZ200のイメージ画像。ただ、写真の中間アダプターはパナのDMW-LA7ではなく、オリンパスアダプタ－との合成画像なので、実際はもう少し鏡胴部分が長い。


で、月並みに月を撮ってみた。ダジャレみたいになってしまったが。。。

左がTZ30そのままで、20倍、1/125sec、F6.8、ISO100。
右がFZ200そのままで、24倍、1/500sec、F2.8 ISO100。
4倍の差というのは、この程度ということ。


TZ30にTCON17Xを着けて撮ったのがこれ。

20倍が34倍になっている計算。
そもそもTZ30にTCON17Xを付けるアダプターはない。
なのでTCON17X+DMW-LA7を手持ちでくっつけて撮った。
DMW-LA7接合部分に両面テープを貼るとズレにくいし、傷もつかない。

次に、FZ200+TCON17Xで撮ったのがこれ。

計算上、24倍が約40倍に。
1万5000円足らずで、600mm相当から1020mm相当の望遠になるから、フィルム時代からは想像もつかない。

ちなみに、解像度を確認するために部分的にズームアップしてみた。

これを見るとTCONを付けた場合、単に拡大したものより解像度が高いことが分かる。
それなりの価値があると言えるかも知れない。
※右上のTZ30の画像は一見左のものよりよさそうに見えるが、実は画質が粗い。

購入の際にCanonのSX50HSとも迷った。
見た目の解像度は、SX50HSの方が上かもしれない。

が、結局は、ライカレンズの柔和な風味が好みに合っているというのでLUMIXとなった。
全域f2.8というのもこの柔和な風味に貢献しているのかも知れない。

また、バリアングル液晶や高い動画性能という点も選択した要因だった。

色々問題のありそうなパナソニック社だが、ことデジカメにおいてはメカニックの奮闘ぶりがうかがえる気がする。