Panasinic DMR-BRT210 のDVD/BD ドライブを分解掃除＝飲み会おごり

去年の暮前、ゼミ仲間のＡ君がビデオレコーダが壊れたというのでタダでもらって（？）きました。

故障個所は、DVD/BRドライブがディクス(レンタル用)を読み込まなくなったということです。
DVD/BRプレイヤーは別に持っているそうなので取りあえずさして不便はないとのこと。

機種は、Panasonic DMR-BRT210 というワンチューナーのDVD/BD　でHDD500GB、HDMI端子付き。


2011年頃に安かったので買ったと言ってましたが、Amazonで見ると古い機種にもかかわらず45,000円はするらしい人気の代物のようです。

以前、どこのメーカーだったか忘れましたが、DVDレコーダのDVDドライブを交換したことがあったのでバルクドライブを探してみました。
このドライブはPana製「VXY2135」で、オークションでも5,000円前後からあるようですが、保証なし。
また、メーカー修理に出すとン2～3万円はいくでしょうね。

そこでPanaのサポセンに問い合わせてみました。
「部品販売はしないのでメーカー修理に相談してくれ」と
想定内の返事でした。

そんなところでチマチマと儲けていこうと考えているのなら
いずれ遠からず日の丸家電全般が液晶テレビの二の舞になりそうな気がします。

能書きはさておき、ダメ元で分解クリーニングをしてみることにしました。
DVDレコーダーやPCのDVDドライブは、分解クリーニングの経験があるので問題なし。
ドライバーでネジの付け外しができる人なら誰でもできそうですが。。。

カバーを開けてみます。
予想通り、埃が結構たまっています。
この埃の付き具合は、PC内部とよく似ています。

HDDは日立製。
DVD/BRレコーダーのHDDはPCのHDDほど過酷な動作はないでしょうから壊れにくそうです。

画像の左側がDVD/BDドライブ。


固定ネジ４こ、カバーネジ４こを外して、黒いカバーを外します。
中央に、書き込み、読み込み用の「ピックアップ」のレンズが見えます。


クリーニングの基本は、汚れのひどい所から始めるという原則通り。
周りの埃だまりを掃除機でザーっと吸い取ります。

つぎに、ディスクを押さえるスピンドルモーター部分のラバーパッドの埃取り。
※上の画像はクリーニング後のもの。ラバーには埃が圧着しているため掃除機ではムリ。

水で湿らせた綿棒でこびり付いた埃をていねいに拭き取ります。
次は、トレイ周り。

ピックアップ部分の２つのレンズはそ～っとアルコールで拭きあげます。
ついでに２本のレールにもグリースを少量塗っておきます。

上カバーも水拭きして取り付け、DVD/BRドライブをレコーダー本体に戻します。

試しにDVDを読ませてみると、DVDによっては多少もたつきますが、読めるようになりました。
経験的には分解リクーニングで７割～８割の確率で読み取りエラーが改善される印象です。

１時間程度のクリーニングの結果ほぼ復元できたことから、旧主人A君のもとで返り奉公させることにしました。

その代わりといってはなんですが、次のゼミ親睦会（会費3,000円）の会費はA君持ちということで合意しました。
めでたしめでたし。