Lupinus-ルピナス-

絵本のルピナスさんのように自分なりの「世の中を美しくすること」を見つけたいと思っています。

こころのたね

2006年06月26日 | シュタイナー
幼稚園に入園してはや2ヶ月以上が経ちました。娘は帰ってくると、幼稚園でおぼえた歌や遊びを再現して遊んでいます。
ときどき何か詩のようなものをくちずさんでいて、早口でよく聞き取れなかったのですが、保育参観に行った時、それがお弁当をいただく前のお祈りの言葉だということがわかりました。

それが素敵なお祈りの言葉だったので、ここで紹介したいと思います。



暗い土の中から 種が芽を出します

風の力に触れて 葉を広げます

そしてお日様の光に触れて 実を結びます

私たちの心の種は 体の中で芽を出し

世の中に向けて広がり

光の中で実を結びます


そのあとに「いただきます」とみんなでお弁当を食べます。

多分、子どもたちは意味はわかっていないのでしょうけれど、こころのどこかにこの言葉が残ることでしょう。
それぞれのこどもの心の種がそれぞれ自分の花を咲かせ実を結びますように、と祈らずにはいられません。

私もずいぶん大きくはなってしまいましたが(笑)、自分が心から喜びを感じ、これこそ自分のやるべきことだ、と思える「何か」をずっと探しています。これを見つけるのが人生の目的なような気もします。まだ私の本当の芽は出ていないということなのかな?
私の心の種もいつか芽を出し実を結びますように。そしてそれが自分のためだけでなく、人とつながるものとなりますように。


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2 Comments

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子供の世界の言葉 (あやぴー)
2006-07-02 14:31:03
とても素敵な言葉ですね。

幼稚園児にはまだ理解は出来ないかな~?

でも食べることを大切なことと思ってくれるかもしれませんね。

小学生になってもこういう言葉に触れて欲しいと思うのですが、

実践するのはなかなか難しいです…

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言葉 (polin)
2006-07-03 05:20:09
美しい言葉に触れて、こどもがどのように成長していくのか。

私はまだ子どもも小さくてそれがどのように心に残るのかはわかりませんが、

それでもどこか心の引き出しに入っていて、大人になってときどきそれが出てくるのかな?と想像しています。

また、小学生くらいになると、色々な感情が出て複雑になるから、

詩などをそのまま受け止めたりしないこともあるかとも思いますが、

お家よりは学校でみんなで味わうほうが受け入れやすいのかな。



なかなか家庭での実践は日常に追われて難しいのですよね

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