Lupinus-ルピナス-

絵本のルピナスさんのように自分なりの「世の中を美しくすること」を見つけたいと思っています。

こどものつぶやき

2006年08月31日 | シュタイナー
幼稚園からの母への宿題として、こどものつぶやきをノートに書きとめておくというものがありました。

こう記録してみると、こどもって美しい言葉、おもしろい言葉、いろいろなことを言っているんだなあと改めて気づきました。
ここでいくつかご紹介したいと思います。


私がひじを打って痛がっているとき、娘が「かぜさんをもってきてぺたぺた。ほらもういたくないでしょ?」と風をつかまえて痛いところに塗ってくれました。
風のお薬はよく効き、痛みはすぐなくなりました。


旅行中、晴れているのに雨が降ることがありました。娘はそれがとても不思議だったみたいです。そういうお天気のことを「きつねの嫁入りというんだよ」と教えてあげたら、「ううん、あめひざし(雨日差し)というんだよ」と自分で呼び名をつけて楽しんでいました。


お月様をながめていて、「おつきさま、9がつ22にちにおつきみしますからね、まっててね。いつもまもってくれてありがとうございます」とお祈りしていました。9月22日は自分であてずっぽうにいった日にちみたいですが、お月様にお礼を言っていたのを見て、こうしなさいと教えてはいないのにびっくりしました。
あとから考えてみると、実家に帰ったとき、お仏壇の鐘をちーんと鳴らすのが好きなのですが、そのとき「いつも守ってくださってありがとうございます」とお祈りしているのと、『14ひきのおつきみ』を読んで、ねずみさんたちが手を合わせて感謝のお祈りをしている場面とが重なったのではないかと思います。
子どもには、自然や、目には見えないけれど何か自分を守ってくれるものを感じつつそれらに感謝する心を持ちつづけてくれたらいいなと思いました。



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