ぽんぽこノート

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行動しなくては何も始まらない。壁にぶつかったところから新しい道がひらける。

もし中国に慣れた日本人が日本に戻ったら

2012-04-15 | 生活・色々


画像/新宿西口栄寿司第2支店


■近年の日本では「もし○○の○○が○○だったら」とか、
「なぜ○○の○○は○○なのか」というタイトルで記事を書くのが定着してきているように思う。
これは、話題になった某ビジネス書の影響も多分にあると思うけど
雑誌などに目を通すとこういう表現がよく目についた。

この前、ニ週間ほど日本へ戻った。
予定では一週間程度にするつもりだったけど
多くの人と会っていたらまだもう少しいるかと思うようになり
結局二週間の滞在となった。
片道航空券で行ったので帰りは自由だったので。

しかし久々に日本へ戻ると、日本のレベルの高さに感心せざるを得ない。
サービス、品質、環境。すべてが最高レベル。
いや、すべてにおいて最高を目指しているという感じがする。
よりよいものをと改善向上させてゆくうちに
日本人というのは最高のものを作り出す才能があるのだと思う。

美意識、思いやり、そして「間」だ。
間を取る、つまり相手との距離感や言葉の間、空間の間など。
この間というものを意識できるのは日本人だけなのかもしれない。
そういう特異な点も含めて、日本人は日本人たる存在感を世界に知らしめる
ことができているのだと思う。

日本の時勢もあり、経済の世界は、色々と押されている面もあることは否めないけど
これら日本人の才覚というものは世界的にも稀だと思う。
日本の中からはあまり気づかないことだけど
外から日本人を一国家の「大和民族」として見ると
他諸外国との差が、どうしようもないくらい明確にわかってくる。
近年、国旗掲揚がどうとか国歌斉唱がどうとか一部で問題になっているが
世界の他のどこに自国を愛さない国民があるのか。

戦後の統治下で天皇神格化から変えてきた日本侵略占領軍総司令部GHQ。
日本人を弱体化させるために巧みな工作をしていった件も
未だにそのときの工作が効いてることも一因かもしれないが
日本国、日本の国旗、国歌を誇りに思わないでどうするのか。



話が少しそれたが、今回の日本滞在ではホテルを転々とした。
実家の両親も顕在で実家に泊まってもいいのだけど
都心部でやることがけっこうあったので、利便性のためにホテルとした。

初日は新宿西口のプリンスホテル。
それから3日おきくらいで
永田町都市センターホテル、新宿西口かどやホテル、
東横INN、再びかどやホテル、ラストは三井ガーデンホテルにした。
もちろん全過程一人泊だが、このうち東横INNではツインデラックスルームをとった。
これが比較的リーズナブルなのに広くてリビングつきでかなり快適だった。
このへんのコスパの高さは、さすが大手ビジネスホテルチェーンといったところか。

永田町の都市センターホテルもお手頃の割には
場所柄もあってか質感高めのホテルでとてもよかった。
土日宿泊だったので街にビジネスマンはおらず
議員宿舎や総理官邸などもすぐ近くにあり
永田町の佇まいを存分に感じられるいい場所だったのでおすすめだ。

言わずもがな、今回の中では三井ガーデンホテルが一番よかった。
しかも品川近く蒲田の支店だったのでリーズナブル。
エントランスからして「ああまともなホテルに来たな」といった感じにさせてくれる。
ラウンジのトイレまでホテル然としているのがいい。



それで、今回もけっこう色んな人と会ったが
初対面の人や地元の友人など色々で、それぞれの時間で充実した。
私は久々の日本だったこともあり、できるだけうまいものを食べて
いこうという方針のもと、寿司屋やうまいレバ刺しが置いてある店を中心に選んだ。
まあ、母ちゃんの手料理が一番うまいという前提だが。

まずよかったのが新宿西口の栄寿司。
もちろん上海にある日本料理の栄とは関係がない。
ここはリーズナブルにうまい寿司を食わせてくれるので、
地元の友人や先輩を連れて滞在中3回通った。
この日は2人でかなり食べて飲んで2.5万くらいだったが、
上海の魚蔵よりもうまい。当たり前か。
西口なので歌舞伎町のほうより大人向けの店も多く
堂々と営業している風俗店もほとんどないことから新宿西口はけっこう好きだ。

初日はカウンターでマジシャンの友人と飲み食いしたが
板さんも感じのよい方で、上海の話も混じえて美味しく食べることができた。
その後、レバ刺しを食べにプリンスホテル眼の前の「もっつまん」へ。
ここでは隣りに座っていた日本経済新聞の記者の方々と知りあうことができた。
マジシャンの彼も周りのお客さんにマジックを披露して狭い店内には一体感が…。
さすがプロだね。

一段落後、彼の弟さんがやっているBarへ。
その途中、歌舞伎町コマ劇(今はないが)前で、彼の友達の絵描きさんと話す。
またその少し隣りではホスト風の若者が似顔絵描きを。
昼間は家庭教師をやっているそうで。色んな人生模様がありますな。


画像/友人の弟さん経営のBar

Barではワインを開けてしっぽり飲む感じでいたら
弟さんの選曲はバキバキのサイケトランスに(笑)
貸切状態の小さなBarはいい音でclubと化した。

この時点で朝5時くらいだったか。
またまた店を移動して4軒目。
24時間営業のうまい蕎麦屋で美味しい焼き鳥を食す。
解散した頃の外はみなさん完全に活動の時間だったが、
いい酒だったので起床後も早い回復だった。

人・食・酒。いい一夜でした。