ぽんぽこノート

いつだって今がスタートライン。
行動しなくては何も始まらない。壁にぶつかったところから新しい道がひらける。

上海の寿司屋「八海山」と「すし 仁」

2012-08-29 | 居酒屋・レストラン・外食

昨夜の東京都民会は東湖路の「白木屋」で。Barが多く、比較的欧米人も多いエリアです。
昨日の参加者は少なめで30人くらいだったかな。
上海在住の日本人にはお馴染みですが、時間無制限食べ飲み放題で2,500円程度。
日本と同じようなメニュー構成で、あのメニュー本に載ってるのが
基本的にぜんぶ食べ飲み放題なので質は劣ります。まあ2,500円じゃ仕方ないけどね。


日本語フリーペーパーを見ていたら、新規開店の寿司屋がまたまた出来ているのを発見。
ここ最近、というか北京オリンピックの無事終了を確認して安心したかのように
上海に出店する寿司屋やラーメン屋がかなり増えた感じ。
毎月どこかで寿司屋などの日本料理屋がオープンしてる印象がある。
中国や香港系の寿司モドキや回転寿司は除いてもだ。



「八海山」
世纪大道1777号东方希望大厦1-BC 6106 2377
すでにオープンしてる模様
広告に「日系寿司屋で長年経験を積んだ料理長が腕をふるいます。」
とあるので、日本人職人じゃない可能性あり。
店名なんて中国人がつけそうな感じだけど。
調べたら、以前の「時計台日本料理」という店の名前を変えて
カウンター中心に内装を手直ししたようです。電話番号も変更なし。老板も同じぽいな。

上握り盛り合わせ 8貫260元(約3,250円)



「すし 仁」
广东路339号 中福世福汇大酒店1楼 6373 3473
ここはもう外灘(BUND)近くですね。
「若き江戸前寿司職人の握りに舌鼓」だそうです。
以前の「福井日本料理」はどう見ても中国人経営ですね。
改装後の内装がかなりいい感じということもあり、今回は日本人経営かなという感じ。
まあ最近の上海の寿司屋の内装は、日本の高級寿司屋とあまり変わらんのが増えてきたからわからないけど。
中国人老板だったとしても、日系内装会社に高い金払えばいいものが出来てくるだろうし。
台湾とか香港人ならセンスがいいからそこまでするかもしれないけど
中国人老板だと、だいたいの場合はそこまでしないと思う。
中国人はケチるべきではないところをケチって失敗する傾向が強い。

握り盛り合わせ 5貫120元(約1,500円)
コース 650元(約8,125円)



広告を見る限りでは「すし 仁」のほうが内装も含めてよさそうだけどどうだろうな。
今度試しに行ってみます。

東京大井町「金井寿司」上海支店

2012-08-26 | 居酒屋・レストラン・外食

金井寿司店内

東京大井町から上海に出店の「金井寿司」速報。
24日がグランドオープンということだったけど、一日ずらして25日に行った。
店の前には大量の花で一瞬入り口はどこ状態。どうもKTVなど風俗系店からの花が多い。

まず先輩と「布良瀬」で飲んでいたら、一足先に「金井寿司」へ行った方が
たくさんの苦情をお土産に来た(笑) どうやら21時頃の時点で酢飯が切れたらしく、
途中から寿司が作れない状況になったということ。う~ん、それはダメでしょう。
「布良瀬」の並びにあるので直接店へ行って確認してみると、
ほぼ満席にも関わらず、酢飯の追加はあと30分程度かかるとのこと。

その1時間後に「布良瀬」の店長と行ってみた。
普通に美味しいけど、こんなもんかなーという感じ。
特製の焼き寿司だけど、表面を焼いたというのはわかるが、何がいいのかあまりわからなかった。
たまたまかもしれないので次回また試してみる。
ネタへの仕事はあまりしない傾向なのかな。板さんの個人的趣向なのかも。
魚蔵より少々安いぶん比べるものじゃないかもしれないが、
魚蔵金城or近藤(両店ともカウンター限定)のほうが美味い。

会計は二人で900元くらいだった。キャンペーンでいいちこボトル無料の代わりに
神の河を差額の80元を払って売ってくれたのでこれくらいで済んだけど
キャンペーンなしで男二人で飲んで食べたら1,300元(約16,250円)くらいになると思う。
「葵」の伊藤さんも遅れて来て色々ボソボソ言いながら食ってたw
そうこうしていると東湖路「鮨大山」の大山君ともばったり。寿司好きはみんなチェックしてますな。
ちなみに、大山君によると、「鮨大山」ではコース注文をしなくても握りの単品注文ができるそうで。
3ヶ月くらい前に行ったときはスタッフがそれはできないんですと言っていたのだが…。



金井寿司 穴キュウとなんだっけな…。



客単価
400元(約5,000円)くらいかな たらふく食って飲んでも600元くらいかと

酒  
いいちこボトル 200元(約2,500円) 神の河ボトル 280元(約3,500円) 
生ビール 20元(約250円) 獺祭大吟醸 たぶん180ml 380元(4,750円)
角ハイボール25元(約312円) まあ他にも色々ありました。

寿司  
たしか一貫15元(約187円)~70元(約875円)程度。 
日本人職人は2人いるようだけど、職人によりネタへの仕事がまったく違うので注意。
牛にぎりを頼んだら、1回目はたしかほとんど炙らずに塩乗せで来てかなり美味かったけど、
2回目は丸炙りというか中まで火を通した感じでカルビのようになったものが来た・・・。

開店キャンペーン
2人以上来店で焼き寿司一つといいちこ一本進呈中(期間不明)

その他
営業17:30 - 02:30(LO 02:00) Phone 021 6290 3003 仙霞路701号×威宁路or安龍路



注目は神の河が280元とけっこう安め。「布良瀬」は350元です(泣)
コースが松竹梅あるけど、コースとは別にセットメニューがあり
握り16カン(18カンかも)+巻物2種で380元。
握りも全体的に安めだけど、一般的なネタばかりで面白くない。
光ものも昨夜はサバ、アジ、イワシだけだったしコハダすらない。
サラッと注文したらもう食べたいものがなくなるという感じで
物足りないというか、まだ注文して試したいのに何を頼もうか困った。

カンパチやサーモンもありハイボールを置いてる時点で、
居酒屋スタイルの寿司屋ってポジションなんだろうと考えればいいのかもしれない。
まあ気楽に飲める感じでいいと思うけど。
かといって寿司以外の酒に合う良いつまみがなかったような。
穴子はうまかったけど。まあまた今度試してみます。

こういう感じだと「布良瀬」で鮮度抜群の生サバや黒ソイ、
キス、アオリイカなどを使った寿司のほうが美味い。
やはり魚の種類と鮮度は「葵」&「布良瀬」に勝る店はない。
「葵」のことをまずいと言ってる人がたまにいるけど、刺身を食べてから言ってほしいと思う。
例えば「葵」での飲み会に呼ばれて、注文してから1時間も2時間も経っているような
刺身を食えば美味しくないに決まってる。
あとは自分の金で食べてみることが大事だと思う。

焼き物や煮物など調理技術が要るものは、調理しているのが中国人だし
技術も高くはないので私もおすすめはできない。
これは現時点の「葵」だけの話で、「布良瀬」には日本人が2人いるので今のところ大丈夫。
まあ単に褒めちぎるだけじゃなくて、こういうこともオーナーの伊藤さんに直で話してます。
でもやっぱり刺身はピカイチ。

ちなみに、昨夜は布良瀬→金井寿司→弁慶→誠家(まことや)というコース。
弁慶スタッフと初めて誠家に行ったが、期待値以上の美味さに驚いた。
まあ「金井寿司」は期待しすぎたのもいけなかったかもしれないけど。
「誠家」の炭火焼は絶妙な焼き加減で出すし価格も安い。店内環境もなかなか良く、意外な発見だった。
カウンターの居心地もよく、かなりおすすめできる店です。
1次会も2次会も大アリな店で、早速ぽんぽこ認定店に入れさせていただきました。


後ろにいるのは店主のまこっちゃん
「誠家」虹桥路1288号2楼 ×姚虹路 Phone 6278 3378  18:00-05:00