ぽんぽこノート

いつだって今がスタートライン。
行動しなくては何も始まらない。壁にぶつかったところから新しい道がひらける。

事務所の引越しも完了

2011-08-28 | 仕事関係
この前、家の引越しをしたと書いたが、本日は事務所の引越しをした。

家の引越しの3倍は大変だった。デスクも湾曲した大きいものを使っているので、解体も大変だし運ぶのにもなかなか…。かなり前向きな私も、さすがに途中から面倒くさくなり、引越ししなくてもよかったしなぁなんてことも考えたものだが、あと半分だと思って頑張ってやり終えた。基本的に運ぶのは引越し屋がやってくれるわけだが、商品など物がわりと多いので搬送用の梱包にかなり時間がかかり大変だった。

で、その引越し屋は、家の引越しの時と同じ人物に依頼したのだけど、なぜか違う人が来て、まあそれはいいとしても車が前回のIVECOのバンではなく、ハイエースもどきのJINBEIバンだったので積載量がだいぶ小さくなっていた。これではとても1回では運べないじゃないかと文句を言いそうになったが、このJINBEIで来たのは彼らだし、慣れているだろうからなんとかしてくれるだろう&きっちりやってもらおうじゃないかの狭間の心境で運び入れを見ていた。

素人が積荷作業をしたら、これはもうハイエースバンなら2台は絶対に必要だなというところを、彼らはテトリスの要領でガシガシ入れてゆき、ついに満タンにて荷物をすべて積み終えた。多少強引だったがやはり慣れている。それでもって、ついこの前引越してきたばかりの自宅に事務所をかまえるべく、ああまた引越しかと、自分で決めたのだが疲れたので早く終えてコーラでも飲みたい気分だった。

あれ?と思った人もいると思うが、今回はオフィスビルから自宅内事務所への引越しだった。というのも、自宅仕事よりオフィスビルの一室でも借りてやっておくかとゆう考えで始めてみたはいいが、仕事柄でお客さんが来るわけでもないし、オフィスのドアをガラスに交換したのが裏目に出て、廊下で電話する中国人のデカい話し声や、退勤時間の廊下から聞こえる必要以上の大きな声でかなりうるさいときが多々あり、少々嫌になっていた要素もひとつ。

まあそれと、当面は人を雇い入れてという計画はないし、確かに家賃ももったいないかなという面もあった。ということで、とりあえず最低1年はオフィスビルを出ておくかという考えに至った。住まいのほうの賃料をある程度上げたので差し引きあるが、オフィスビルを出たことによって、毎月5,000元以上のコスト削減となった。1年後、どうするかはまだわからないが、とりあえず今回の選択もよかったと思っている。それなら、半年でオフィスを出たのにもかかわらず、なぜそれを借りたこともよかったと思えるのかというと、上海でしっかりしたオフィスビルに入居して仕事を進めたということは、色々な面で私にとってはとてもよい経験だったと感じたからだ。

オフィスを出る。しかもオフィスビルからオフィスビルへの移転ではなく、自宅オフィスへの移転言うと、おそらく普通の場合は「ビジネスの調子がよくないのかな」と思うことだろうが、今回の場合はそうではない。むしろその逆で、もっとよいオフィスビルへ移転してもまったく問題ないのだが、利益が上がっていることに調子づき、ドンドン支出をするということも危険だが、コストを抑えるだけでもなく、右肩上がりで来れているこの時期にコストを削減することも有効だろうと思った。

プライベートも含め、なんでも削減で欲しいものも買わないというわけではないが、まあこれはビジネス上での自制の意味もあるんだと思う。自分のことながらだが。やはり回転させられる資金は少しでも多いほうがいいし。実入りはより多くを目指し、出るものは最低限にする。ごく当たり前のことだろうが、これをちょっと地でいってみようかということだろうか。そんな感じで、相変わらずやっとります。
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上海で7回目の引越し

2011-08-18 | 上海引越し・賃貸
■ 3年半で7回目の引越し。完全に半年に1回のペース。う~ん、我ながら多いと思う…。
日本にいたときは、一人暮らしのときに1度だけ引越したことがあるくらいで、別に引越し魔というわけではなかった。お金がなくて引越せなかったわけでもないが、おそらく会社勤めをしていた時期も何年かあったので無闇に引越せないし、上海と違って礼金やなんやで出費が10万円を越すだろうし無駄金がバカにならない。

そういう大前提が当然あるので「いいところがあったら引越そうかな~」などと、そういうことには考えがいかなかったんだと思う。それに会社勤めしていた時期もあったので、そうそう簡単に場所を移るわけにもいかないだろう。で、今回引越した先は、上海中心部の右上あたりにある虹口区だ。ここのへんに来ると、高層階からは東方明珠が半分くらい見える場合がけっこうあるのだけど、そういう部屋は基本的にかなり高い。

そういう景色バーン!東方明珠ドーン!な部屋もいいなと思い内覧したが、部屋の内装やレベルは少々劣る。しかしそれでも7,000元(円高の今だと約9万円)クラスの部屋だ。それくらいの家賃だと、素晴らしい景色を取ると部屋のグレードは並になってしまう。いや、決して昔ながらの「小区(高級マンションでもその場所を指して小区と呼ぶが)」ではなく、外観はまあまあきれいなマンションだし、その内装も上海在住の日本人が見ても「普通にきれい」な水準ではあると思うが、私としては7,000元払ってもコレかと部屋に納得はできなかった。景色バーン!東方明珠ドーン!部屋スゲー!となると、2LDKで1万3千元~くらいである。自腹な私としてはそこまで出したくない。

それで、今回決めたマンションはかなりコストパフォーマンスがいいと思う。もちろんエントランスはオートロックだが、エレベータもカードキー認証で各階へ昇ることができる仕組みだ。しかも例えば10階なら10階用のカードでないと10階で停まらないようになっているので、こういうものがないよりは安心感はある。ないよりは、というのは結局非常階段で上がれてしまうからなのだが、まあないよりはいいだろう。

内装レベルも日本の2LDKのものとさほど変わらない感じで「家」という感じがする。一方、今回はパスした候補のひとつだった闸北区の绿洲雅宾利花園2期は8,000元程度でかなりアッパーなマンションなのでオススメなのだが「家」という感じには少し欠けていた。というのも、エントランスにラウンジありの噴水ありのシャンデリアつきの全面大理石で、エレベータは富士通、中央空調はダイキンで内装もすごく、最初は「ココホテルデスカ?」状態であまりの豪華さに笑ってしまったくらいだが、やはりなんとなく落ち着かないのでまたの機会に考えることにした。それにしても古北でもあそこまでアッパーなマンションはなかなかないと思う。人民広場にも近いしオススメです。

虹口を見る前に、上海駅周辺でおそらく一番いいマンションが2LDK8,000元くらいで収まるのでチョコチョコ見てみた。マンションのグレードは古北の一等マンションとさほど変わらずこの家賃。しかも周囲は綺麗だし便利だ。古北との違いは、居酒屋と日本人が大好きなKTV(キャバクラを少々エロくしてカラオケをつけたような店)がないことくらいだ。いかに古北地区の家賃相場がぼったくりかわかる。美麗華なども検討したが、外観はまあまあかもしれないが、中身はいたって普通というかはっきりいってよくない。あれで8,000元くらいというのはなんなのか。4,000元なら考えてもいい感じだ。

古北近辺でもたしかに5,000元程度も出せば、そこそこ質のよい部屋を見つけることができる。しかし、私の場合は引越す度に少~しずつ家賃が上がって(自分で選んでいるわけだが)いて、それにつれて部屋のグレードもあがっている。私も最初のころは「ゴキブリができない感じならどこでもいい」という考えで、安めの部屋を探していたが、部屋のグレードが上がってくると前の部屋がショボく思えてくる。

人間の欲は底なしというが、まあ本当にそうなんだろうと身をもって感じる。そこまでの欲はない。望んでいないと思っていても、いざ手の届く段階になるとやはり手を出したくなる。これが欲なのだろうと思う。ベントレーなどの高級車なんかは私が買える身分ではないが、その段階になればやはり買いたくなるものなのだろうか。

"できてしまう"ということは、それを律する自分もいなければいけないのだと思う。欲望と理性。部屋を選ぶくらいのことはどこでも選べばいいと思うが、こういう欲望を現実的に可能にするチカラは時に人を狂わせてしまう。ああ、こういうことなのかもなと思う。もちろん、私が感じた例はごく身近で日常の範囲を出ない庶民的なレベルなわけだ。

だが、こういう欲が永遠にそして無限に増幅する可能性が十分にあるということと人の理性の限界とをとりあえず簡単に結びつけて考えると、その延長線上に国家級の欲望つまり支配層の人間たちの欲とはいかに危険につながるかものかということがよくわかる。だから、そういう層の人間たちには律するべき自分を維持していただかないと大変困るわけだが、果たして今の日本にはそのような政治家がどれほどいるのだろうか。

話がそれたな。まいっか。
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上海でまた部屋引越し。いい賃貸を探そう。

2011-08-08 | 上海引越し・賃貸


画像/自宅からの夜景。ちょうどバルコニーの目の前には低層住宅が多いので視界が開けていてなかなか気持ちがいい。



■スクワットを100回くらい連続でやったら太ももがしっかり筋肉痛になった。まる一日経っているのに階段を下るときには特に堪えるので、ヨボヨボ歩きで下りている…。階段を下りているときに、そんなおじいちゃん状態を人に見られると恥ずかしいので、そういうといだけシャキっと下りるようにしているが、痛い…。

この前、初めてマンションの敷地内のプールに入ってみたのだが、かなり気持ちよかった。上海の比較的高級なマンションにはスポーツジムが併設されているところが珍しくなく、プールがついている場合も多い。通常、プールがついている場合は屋内か地上屋外だ。私の住んでいるマンションは30階建てくらいだが、10階付近に長さ25メートルの空中プールとして存在しているのでけっこう珍しいと思う。もちろんプールの真上には何もなく、プカプカ浮かんでいるとお手軽リゾート気分でかなり解放感に浸れる。

私は水泳を何年か習っていたので、人並み以上には泳ぎができる。久しぶりに泳いで、潜水で25メートルを行ったり来たりと、十分に水中を楽しんだ。しかしここでも腕の筋肉をだいぶ使ったようで、肩を上げるときに少々筋肉痛を感じる。クロールというのは、やはり肩あたりの筋肉をよく使うようだ。

ビジネスのブラッシュアップもいいが、毎日運動して体もシェイプアップしないとなぁと思う。最近、またまた引越しを検討しているので、不動産屋との連絡も密で候補マンションに行ったりとで数分が惜しいときも多く、なかなか密なスケジュールのときが多い。会社の派遣で来ている駐在の人と違い、私の場合は自腹で家賃を出すので、あまり高いところは借りたくない。

日本料理屋に飲みに行くのには便利なので长宁区でもいいのだけれど、ここのエリアの物件は他地区エリアより比較的よい物件が少ないと思う。苏州河もないし(あるけどイマイチ)黄埔江もエリア外なので川を望む景色のいいマンションはない。ま、古北桥のあたりは少しは川という感じがするのだが。それに30階建て以上のマンションの高層階だとしても、浦东や外滩が遠すぎるのであっちの景色を拝むこともできない。つまりこのような付加価値のある景色は望めないということだ。まずこれでポイント減。

それに、意外と新しいマンションや开发商统一装修(デベロッパー統一規格内装)のマンションが少ない。天山路のほうだと、わりと新しいところがあるのだが、家賃と質のバランスがどうもよくない。あんまりよくないのに賃料だけは高い。べらぼうに高いわけではないが黄埔区や徐汇区、闸北区などにある魅力的なマンションと同じかそれ以上するのはどうしたことかと首をかしげたくなる。

なぜ开发商统一装修がいいのかと言うと、基本的に上海のマンションはスケルトンでの売り出しで内装は購入者が自由に決める場合が多いことから、同じマンション内でも部屋によりピンキリというかカオスだ。つまり、オトコも色々~♪ならぬお部屋も色々なのよ、ということだ。たまたまセンスのいい大家の部屋を見ることができればラッキーだが、比較的家賃の高い部屋でも大家のセンスが…、ということになる。

そんなこんなで、何も希望をつけずに部屋を見せてくれと不動産屋に言うと、希望のマンションなら空き部屋があれば手当たり次第に見せられるので、あらかじめ内装の希望もしっかり伝える必要がある。しかし、07年以降くらいの比較的新しいマンションでないと、なかなか質のいいマンションはないし、見るだけ時間の無駄の場合が多い。

で、説明が長くなったが、こういう余計な時間を使いたくないし、見てもどうせイメージに近い部屋はほとんどないこともわかっているので、私の場合は开发商统一装修のマンションを優先的にチェックしている。开发商统一装修の場合は、2LDKだと安いところだとだいたい6,000元くらいから見つけることができる。このようなマンションは、エントランスの作りも気持ちのよいところが多く、候補にする価値は十分あると思う。

私の場合は自営だから場所に囚われずに探せるのでいいのだろうが、お勤めの場合は通勤の便利さも重要だと思うので、日本人の住まいが以前より拡散してきたとはいえ、やはりどうしても中山公園から西および西南に固まってしまう原因のひとつだろうと思う。しかしもしその方面が自由なのであれば、闸北区と虹口区は非常にコストパフォーマンスがよいのでおすすめだ。

簡単に言うと、闸北区の特に北側は比較的豊かではない層の人たちが多く住む地域で、街並みとしてはパッとしない場所も少なくないのだが、古きよき上海を身近に感じられる。でも、上海駅周辺はホテルやオフィスビルも多く非常に栄えているし賑やかだ。闸北区の8号線沿いはなかなか便利だし新しい建物もけっこうある。

虹口区は闸北と似てる感じがしないでもないが、大学も多いので日本人留学生もよく見る。上海初心者には虹口区でも不便はないと思う。というか、今の上海は、よほど辺鄙なところを選ばない限り、どこに住んでも不便はないと思う。それは日本でも同じことなわけだが。私にとっての虹口区は、上海外国語大学に留学していたこともあり、なかなか親しみのある場所だ。



勤務場所に囚われない人向けですが、私のおすすめマンションをご紹介。
私が上海中心部(郊外以外)をほぼ調べまくった挙句、2LDK予算7,000~8,000元程度でなかなかいいなと思ったところです。浦东の陆家嘴あたりだと、この予算では下記のところほどいいところは見つけられないですね。ないことないですけど、極めて少ないしあっても家具イマイチとか家具なかったりなので。世茂滨江花园とかバスルーム最高なんですけど、1万元以上します。尚、以下マンションのエントランスはすべてカードキーです。




■普陀区 上海香溢花城 5,500~7,000元(2LDK)
开发商统一装修 マンションがある場所は若干辺鄙だが徒歩5分もするとにぎやか。大型スーパーまで徒歩10分。2LDK予算は低めで5,500元くらいからの新しいマンション。かなり穴場だと思う。

■普陀区 泰欣嘉园 7,500~9,500元(2LDK)
开发商统一装修 3号線镇平路地铁真上。プールが高級ホテル並み。部屋は若干狭い。

■普陀区 新湖明珠城3期 6,500~8,000(2LDK)
苏州河が眼下の部屋多し。カルフール徒歩10分以内。1期と2期は古いので3期とは大きく異なる。

■黄埔区 耀江花园 6,500~8,000元(2LDK)
世博会場目の前で180度視野が開けている。大型湾曲窓ガラスでバルコニー広い部屋多い。質の高い部屋も多いが物业の管理はよくない。場所は若干不便。

■闸北区 卓悦居 6,500~7,500元(2LDK)
开发商统一装修 上海駅太平洋百貨徒歩2分。上海駅徒歩5分。汉中路地铁目前。2期3期の部屋鍵は電子キー。部屋は若干狭い。

■闸北区 绿洲雅宾利花园 6,500~9,000元(2LDK)
开发商统一装修 豪華で質もかなり高いし静か。日本のダイキン中央空調。4期まで建設予定。

■徐汇区 百汇园 7,000~9,000元(2LDK)
黄埔江を望む絶景と質の高いマンションがよければ。車がないと不便かも。チャリ必須。徒歩5分圏内何もなし。

■长宁区 衡晨公寓 6,500~7,500元(2LDK)
开发商统一装修 2号線威宁路地铁真上。私は前に住んでました。便利だが部屋狭め。狭くてもきれいで利便性を求めるという人なら。



部屋探しは不動産屋に行く前に自分で候補を調べておくと話が早いし、無駄な物件につきあわされなくて済みます。以下のサイトが特に使えますよ。

まずは「租房」を選んで各条件を指定していくと希望に沿ったものがドーンと出てきます。だいたいの場所で選んでゆきたい場合、条件に合ったマンションを地図上に一気に表示させる機能はかなり便利。搜房の場合は「地图搜房」を。好租网の場合はトップページ「首页」タブの2個右の「地图找房」をクリック。宝探しのようでワクワクしちゃいます。



搜房 賃貸ページ
http://rent.sh.soufun.com/

好租网
http://shanghai.haozu.com/



ということで、部屋探ししている人がいたらがんばってください。
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