卒業というのはちょっと言葉違いな気がしますが…
ミニチュア教室を辞めることになりました。
身近にミニチュア好きの方がいないため、貴重な時間でした。
今はネットでも簡単にミニチュア好きな方を探すことができます。
でも、同じ課題を作って悩んだり喜んだり、情報交換したり。
やはりその場で顔を合わせて時間を共有するのは別の意味がありました。
池袋の時から通算7年。
もうそんなに経っていたんだ。
全然優秀な生徒じゃなかったけど…
教えていただいたことを消化できていなかったけど。
それでも確実に技術は増えて、作るものにも幅ができました。
土・日曜日に開校している貴重な教室でもありました。
本当は皆さんとお顔を合わせてきちんとお礼を伝えたかった。
でも、この状況ではそれも叶いません。
病気を経てから受け入れていただき、展示会でもいろいろご配慮いただきました。
毎回楽しく授業させていただきありがとうございました。
新しい方に席を譲るちょうどいい時期なのかとも思います。
ミニチュア作家として素質のある方が大勢いらっしゃると思うので。
これからは個人活動となりますが、製作は続けていくつもりです。
課題から解放されて作りたいものに集中できるかなと思ったり。
暫くは教室の課題を見ながら見様見真似で追っかけたりしちゃうかなと思ったり。
教室のためにそろえた道具や授業をまとめたノート。
まだまだ続けるつもりでファイルも用意していたのですが…
辞めることを決断した時は
「辞めなくちゃ」
だった気持ちも、今は落ち着いています。
その間やっとオークションに挑戦して、ありがたいことに落札してくださる方がいて。
展示会参加もオークション出品も、一人で製作していたらチャレンジしなかったことだと思います。
この年齢になっても伸びしろはあるのだ
と思い、楽しんでいきたいです。
でも…でも、最後の生配信で先生の声を聴いたら寂しくなっちゃった…
前を向いていかないと、ね。