このころは歴史の中に生きていました。

京都の友人から来た年賀状に近況がかかれていました。
T子さんに偶然お会いしましたと。
T子さんというのは京都大徳寺の塔頭である高桐院のお嬢さんです。
私は大学卒業後そこに二年間住んで茶道を学びました。

50年以上も前のことです。
今ではどなたが住職であるかわかりませんし、お嬢さんもお寺とは無縁の生活をされているようです。
そのころの写真はあまりありませんが、先生を囲んでお弟子さんたちと撮った写真です。
楽しいこともありましたが、厳しいとも感じていたころの生活を思い出します。