立神の盆・陣ばやしと ささら踊り （志摩）

この行事は　５年にⅠ度　
ご先祖と新亡者の供養で行われる
陣ばやしは　入場の精霊供養儀式


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陣ばやし （立神）

露払の裃姿　　白い肩衣装の張抜持ち（ツバジョウチン）
（木刀につばのついた灯篭状の物）
裃姿で　高張り提灯や　提灯　福傘の持ち役がある
他に　剣先状の烏帽子のような帽子を被った
大童(オオド)は　鼓を持ち　大きな地声を張り上げる

小童（コド）は　待烏帽子を付け　小さな鼓を持ち
掛け声は　裏声です

白の肩衣装で官笠を　かぶっり　締め太鼓
笛吹き　太夫　が続く


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陣ばやしの行列 （立神）

鳴り物と　奇声をあげて
進行する陣ばやし


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祭壇に詣で念仏を唱える （立神）

陣ばやしの一行は　総牌の祭壇を前に
精霊の供養を行った


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ささら踊りが始まる （立神）

ささら踊りは　中世の芸能の流れをくむもので
カンコ踊りの一種　太鼓　ほら貝　鉦に合わせ
激しく飛び舞わる踊り
子供が　竹で作った　ささらをすり合わせて
音を出す珍しい楽器使うことから　ささら踊りの
名がついた

ささら踊は　踊り衣装に身を包んだ
3人のカンコを中心として
棒振り　貝吹き　山伏のほか　大ザサラ　小ザサラが
大きな輪となり「こおどり」「綾（あや）おり」
「長拍子（ながびょうし）」「こきりこ」「引き踊り」と
踊り歌に合わせてササラやコキリコを打ち鳴らす　


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円陣の中で激しく舞う （立神）

３人のかっこ（鞨鼓）持った男性は
激しく　飛び踊り　迫力があるが
夜で　動きがあり　
フラッシュなしでの撮影は難しい
動く部分は　ぶれるが　
それが　動きとして　現われる　


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なむで（南無天）踊り （立神）

念仏囃子物の特徴を顕著に示す「なむで踊り」は
盆の精霊供養の様相をよく伝える行事です


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踊りの最後は 南無阿弥陀仏 （立神）

陣ばやし　ささら踊りの皆さんは
総牌（そおひ）の前集まり
観客は　身を低め　「南無阿弥陀仏」と
連呼すし　お開きとなった


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