伊勢志摩つれづれ

伊勢志摩の今を楽しんで頂けます
郷里を離れた方に 今の故郷を 
また 伊勢志摩の旅行の前に ご覧ください

人生楽じゃないよ 消えた100万円

2020-07-11 18:03:06 | 写真と観光・伊勢志摩の風景
写真は 模造装飾品です
平成4年2月11日 建国記念日 式典から帰ると
定刻になっても 現金収納が確定せづ
担当者は深刻な顔をしていた
何回数えても 100万円足りないという 
紛失と断を下さざるを得なかった

2月2日にも 書類とともに 現金を持ち去ろうとする
事態があった
また ロカールームのバッグから 2~3千円の小銭が
無くなっているが しばしばあったが 勘違いかと思っていた
など など 盗難説が続出

担当役員の私と部長は 2人で負担しようと相談しての上
上部役員へ紛失として報告 外部に漏らすなと言われた
収納責任者や 担当者の親などからは 
警察へ届けてくれと 声しきり
 
報告は 担当部署として 会社に実損は与えられないが
そのような社員がいること知らせ 次の人事の反映の期待と
また 何処から紛失が漏れるともわからないためであった

後刻 懲罰委員会が開かれ メンバーの私は 外され
議論が続出で 結論はまとまらなかった
上席役員に結論をゆだねたと その内容をひそかに知った

結局 警察への届け出は 出さない
紛失額は 担当役員 部長の応分負担
担当役員の私は 使用人の職務管理不行き届きで口頭訓戒
部長 次長は 訓戒
会社に被害を与えなかったが 処分は受けた  

そのうえ 上席役員など 担当部署で自己負担するならば
このような話は 元から聞かされなかった方が
良かったとの弁に 驚きを感じた

残ったのは 処分 減給だけ その後の人事移動にも反映されず
百万円で 人の深層心理を知ることができた


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忘却とは忘れ去ることなり?

2020-07-10 17:35:26 | 写真と観光・伊勢志摩の風景
忘れ得ずして 忘却を誓う心の淋しさよ
ドラマ和具が舞台となった「君の名は」の
有名なナレーションです

年老いて思い出すのは 幼き頃の思い出
今は 両親 兄弟も逝き 音沙汰も途絶え
生家は代が替わり 足は遠のくが
懐かしきふるさとに変わりはない
伊勢志摩に 故郷を持つ方も多いと思います
郷里の事情は変われど 心に描くふるさと伊勢志摩の
海 山の景色は 暖かく迎えてくれます
今夏は 故郷へ行こう



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大雨に咲く トロロアオイ

2020-07-09 17:37:36 | 写真と観光・伊勢志摩の風景
この数日 未だ経験したことのないような
大雨に 各地で見舞われれ 川の決壊 
家屋の崩壊流出が続いていいた
志摩にも 相当量降った
トロロアオイは 咲いたものの
雨に打たれ 雨水に溶けてしまいそう



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オシロイバナ

2020-07-09 17:36:49 | 写真と観光・伊勢志摩の風景
オシロイバナは 昔からある なじみ深い花
花は夕方開き芳香があり
和名を ユウゲショウともいう
あめの夕方美しく咲くオシロイバナ



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「我が人生 楽じゃないよ」より いいなずけ

2020-07-09 17:33:51 | 写真と観光・伊勢志摩の風景
(写真は 慕情が丘)
自叙伝から おりにふれ抜粋で掲載を試みる
祖母が親代わりで嫁がせた女性に
私と同年の女の子があった 近所だったので
仲よくよく遊んだ
二人の様子を 毎日眺めていた祖母は いいなずけにするよう
先方に頼むという それは 5歳後半のころ

ところが 親父が突然逝き 1944年の東海地震で家は崩壊
年貢で生計していた我が家は 終戦の農地解放で
無残な生活となった それ以来 祖母は 
許婚の話は 口をすることは無かった

母から 私の結婚話が持ち上がった
何人かの候補者名が告げられたが 
彼女の名は無かった 尋ねても 無言 
嫁さんは 自分で探すと 話をやめた

退任後 ブログを始めた私は 各所で写真を撮り続けた
遷宮の御木曳は 一大イベント 
同期の人たちが あなたを探している人がいると
伝令が来た 60年も経っているが 
それは誰であるかと 私には 直ぐ解った

彼女は「私 誰かと解る」と言った
「あなたを忘れるなんてありませんよ」と答えた

暫くして 同級会があり 出席した
あなたとの 許婚にさせると 祖母は言っていたが 
そのような話 聞いていたかと尋ねると
彼女は「ず~と覚えてくださったのですか 別の人生があったのに ごめんね」と
しおらしく 答えた


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多情仏心

2020-07-08 16:31:58 | 写真と観光・伊勢志摩の風景
み仏のみ心は 差別なく 情をもって接する
このような心で接すれば 争いは起こらない
黄泉(よみ)の国は どうだろう
争った国の人々も まさか争っていないだろう

これは 榊獏山の書 上司の前で書かれたもの
ところが 上司が代わり 自称書家は 
書になっていないと 処分するようにいわれた
廃棄処分する中から この書を見出し
有料で引き取り 表装をしたもの
数奇な経過で 今我が方にある

私の心情は「潤いのある乾かない心」 
この書と相通じるものがあるからだ 



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