#所作 新着一覧
奥義を極めた者㊤
徳川三代将軍家光が柳生但馬守宗矩(たじまのかみむねのり)を従えて能の見物をした。 その席で、将軍は但馬守に「観世の所作をとくと見よ。もし彼の心に隙
「大臣の機知」の値打ち
ある日の食事の時に、徳川三代将軍家光は汁椀(しるわん)の蓋を取ったが中に虫が入っていたので箸でつまんで、そばにいた側近の久世大和
大臣の仁徳/逸話5
【ちょっと寄り道、コーヒータイム の巻】 ある時、老中の阿部忠秋は自分の下屋敷に松を植えさせた。そして
大臣の仁徳/逸話4
【ちょっと寄り道、コーヒータイム の巻】 幕府の命令を受けて儒学者の林春斎が諸家の系図をつくることになり老
大臣の仁徳/逸話3
【ちょっと寄り道、コーヒータイム の巻】 徳川四代将軍家綱の時権左衛門という夜盗がいた。諸国で乱暴を働いたがついに捕縛
大臣の仁徳/逸話2
【ちょっと寄り道、コーヒータイム の巻】 老中の阿部豊後守忠秋は愛用の茶壷(ちゃつぼ)の上箱が必要なので細
大臣の仁徳/逸話1
【ちょっと寄り道、コーヒータイム の巻】 ここで、前回投稿の「阿部豊後守忠秋」について逸話を少々書き残して
「大臣の機転」の値打ち
寛永十二年四月下旬、徳川三代将軍家光が板橋辺りに鷹狩りに行き、帰城後、湯(風呂)を使った時のことである。...
「大臣の十日返事」の値打ち
徳川三代将軍家光の草履(ぞうり)取りに歯が反って、口が突き出、いつも笑っているような顔をした者がいた。...
「大臣の諫言」の値打ち
青山伯耆守忠俊(ほうきのかみただとし)は、徳川二代将軍秀忠から、土井利勝・酒井忠世とともに幼君家光の補佐役に命じられた一人である。...
側用人が将軍を叱りつける
【まことの富とは何ぞや の巻】 青山大倉少輔幸成(しょうゆうよしなり)は徳川三代家光の御側用人として一万二千石を領していた。ある時、将