ちょいと驚いたので、一応記事に纏めてみました。
「光学迷彩」
まあ光学迷彩と聞いて普通の人はアニメの中のお話程度の物だと思う事でしょう。
先ずは驚け、これを見てください↓
※画面をポイント→左クリックで動画に飛びます。
これは・・・電子的な要素が一切ない、純粋な光学迷彩と言えるんでしょうね。
実は以前、これと似たような事を乗用車のAピラーに施せないものかと
色々研究していたことが有り、今回外人に出し抜かれて、ほんの少し業腹ですよ😡
まあ私が思い描いていたのはミラーの組合せでAピラーに隠れて見えない死角を無くすだけの物で、一応ドライバーシートに座った場合のドライバー目線からはAピラーを一見消したように見えるものは作れました。
しかし、数センチ目の位置がずれるとかえって死角が増えてしまうという欠陥品😶
この動画の光学迷彩シートは軍需を展望に入れているようで、ちょっときな臭い側面が見え隠れしているそうです。
大よその仕組みは想像出来ますので、サラッと書いておきますよ。
雰囲気はこういうリアウインドウに貼るやつに似てますよね↓
これはフィルム状のレンズでしかありませんが、これの刻みを変えたもの・・・と言った感じでしょうか?
あと、最近は殆ど見ないものですが、見る角度で背景と手前のライオンがずれて見え、あたかも立体的に見えるようなカード↓
コレの裏の紙を洗い流して透明なフィルムだけにしたものが、かなり今回の光学迷彩フィルムと近いと思うんですよ。
勿論水平方向だけにスペクトラムを分散している訳でもないようなので
コレの偏光方向をずらせ、複数重ねたフィルムだと思います。
このブログではたまに登場するサーモグラフィでも、このフィルムは対象を隠すことが出来るそうです。
11/27追加動画↓ 上の動画の長いバージョンですな。
同じく先ほど(11/27 6:00AM)見つけた動画で、このシステムの仕組みを解説している短いバージョン↓
更に判りやすく解説してる動画↓・・・?ん~、どうやら上の方で予想していた仕組みそのままみたいだ。
何か複雑な心境😷
※さて、一応警告です・・・かなりグロい動画を貼ります。
今回紹介した光学迷彩シートがあれば、このテロリスト達は助かったのだろうか?
と言うことで、観たいと思った人だけ観てくださいね。画像をポイント→左クリックで動画の当該ポイントに飛びます。・・・・観ない方が良いかも、です。
思えば35年前、旭川の第2師団、その中の第2特科連隊に在った第6大隊・第2高射中隊に居た時分、演習中にアグレッサー部隊のAH-1Sに奇襲を受け、成す術もなく状況終了した時の事を思い出します・・・・・
既にその頃は赤外線ビジョンがAHに装備されていましたので、小隊のL-90含め
周りの樹木に似た反射をする迷彩素材を縫い付けた迷彩網を掛けていましたが
上から日中見ると、違和感アリアリで迷彩になってなかったそうです。
嫌な思い出ですわ😕