連日よいお天気で、北の豪雪地帯である我が家周辺も、すっかり春の雰囲気満開ですよ
家の前を通る道道61も舗装面が出て、届いたばかりの折りたたみ自転車をセットアップッ
この自転車は台湾で製造されたイタリアの自転車ですが、なぜ荷重制限・体重上限を明記していないか、
乗ってみてわかりました。
たぶんですが・・・200kgの人でも大丈夫な造りになってますね~
言い換えれば、今回折りたたみ自転車を探す一連の記事で何点か候補に挙げたチャリは、
100kg以下対応のものばかりでしたので、選ばなくて正解だったようです
最近のサドルって、真ん中にクレバスがあるものが多いんですが、これは・・・・野郎には判らない乙女の悩みを解消するものらしいです
おじさんなので、スケベ椅子を想像してしまったのですが、あながち間違いでもなかったようで、まあ・・・うん。
あと、重要なポイントですが、このサドルはすごく細身?タイトな造りで、私の体重ではお尻に食い込んで痛かったですね
体重制限を敢えて明記していないNANOOですが、もしかしたらこれに乗って痛い人は乗らないほうが良い?という遠回しな抑制システムなのかもな
※検索により詳細判明
このサドルは男女兼用に振っている物らしいです。男性でもデリケートな部分が集中しているゾーンですので、そういった部位の保護を兼ねて、ムレ防止とかの効果も持たせているとのこと。
女性用に特化したものはこういった構造になってますね・・・→https://www.amazon.co.jp/dp/B00ZG6BF6Q
お次はフレームに目を向けてみると、まず真っ先に目に入るnanooのロゴ
このロゴマーク、実はデカールでもペイントでもありません。このポリッシュ・モデルだけの特権?なんですが、ちょっと凝ったことをサラッと施してくれちゃってますよ。
ロゴは本体の素材表面処理のまま、それを浮き立たせるためにロゴをマスキングして、目の粗いワイヤー加工を限定的に施してるようです。
なんと言ったらいいか、ろうけつ染め?
なんかイタリア人のおしゃれな息吹が感じられます。
※これまた検索結果で、こういった処理剤が有る事がわかりました。→http://www.frostec.co.jp/metal/metalfantasy.html
金属エッチング(メタルエッチング) 表面処理 メタルファンタジーッ!(必殺技?)
ハンドルは折りたためる構造です。これは必要なのかどうなのか、現物を見てもいまいち釈然とはしません
例えば折り畳んだ状態で転がして移動する場合、確かに取っ手代わりになります。
写真でしか知りえなかった所為で、なんかクニャクニャしてるんだろうなぁ、嫌だなぁ怖いなぁって思ってたんですが
実際触れてみたらすごく堅固です。あと、アマゾンのプレビュー観てると、
「ハンドルポストの固定レバーが固すぎて、女性じゃ固定できないんじゃないのか?」っていうのが有ったので
どんな感じか女性になった気持ちで固定や解放を数回やってみたのですが、うんこれは確かに硬い。
イタリアの女性は皆、天空の城・ラピュタに出てくるようなパワフルな女性ばかりなんでしょう、きっと
※チョッと陰になって見えにくいですが、この黒いレバーには、消火器に付いているようなセーフティーロック的意味合いの赤い押し込みボタンが有りまして…
そいつを押し込みながら黒いレバーを固定位置に押し下げる事で、所定のロック位置にスムーズに収まります。また、走行中に安易にレバーが動かない為のロック機構も兼ねていている一番大切なギミックが仕掛けられています。
・・・・早速ぶっ壊しかけました
※3/28追記
こういう画像がありましたので、急遽添付します。
固定の黒レバーの向きはたぶんこれが正解のようです・・・・・
シマノ8段が付いてます。8段多くね?と思いました。実際ここまで多い必要は感じませんね。
平地だとトップギアのままで十分です。まあ登りが有る様なロケーションでは活躍するのでしょうけど
5段ぐらいで良いのかもしれません。個人的感想です。
あと、奥側に見えてるディスクブレーキ、雨の日とかにも変わらぬ効き目という事が謳われていました。
強烈なストップパワーはデブにこそ必須条件なのかもしれませんね~。
怖いぐらい効きますので体に教え込む為に、数回転ぶ覚悟でフルブレーキとかの実践をしてみた方が、自分や周りにも良いかも。
エアーバルブが写っていますが、この手の輸入・舶来品のチャリは自動車と同じ米国式・・・稀に仏式が多いようです。
このNANOOはイタリアの製品ですが、近間のおフランス式バルブではなく米国式を採用。
家にある大きめのエアーコンプレッサーはこの米国式ですので良いのですが出先では意外と面倒。
ハンディーポンプ、買いますよ~、買う買う! これを買いました→https://qr.paps.jp/owykh
さて、折りたたみの肝と言えるのが、この接合部分の固定システムです。
通常の折り畳み自転車は、強固な一本物のフレームを横方向にスイングさせて折り畳む手法を採っていますが
このNANOOとかA-bike等の外国勢、ブリジストンの一部はメインのフレームを上に引き上げる事によって
また、国産のOX ペコはパンタグラフ方式?で一気に前後の寸法を詰めてきます。
圧巻ですわ・・・これは気持ち良い周りで見ている人にも受けそうです。
これ、すっごくギリギリです。チョッと焦りました~危なかったですわ、実際。
もちろんハッチバックで後部座席と助手席がフラットになるブレイドですので、
その気になればジェットスキーのJS550でも積めるんですが、それやっちゃうと人が乗れませんわな。
トランクに入らなかったら折り畳み自転車の意味がすっ飛ぶところでした。
後部座席の足元に立てるという方法も有るようですので、まあたいていの乗用車で運べるのでしょうけど、トランクルームでここまでギリギリとは思って無かったので、これが16インチのNANOOを選んでいたとら?思うとゾッとしますわ~。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※3/26追記
気が付いた事があり、意外に重要なポイントでもあるので書き加えておきます。
上の写真でいうと、サドルのマスト?シートポストっていうのかな?それの下端にはプラ製のキャップが付いていて、
一番小さく畳むと折れ曲がるメインフレームを押さえ込んで固定する様に当たります。
フレーム側にもカーボン調の丸いシールが貼ってあり、金属同士が干渉しないようになってますね。
ここが当たるまで、シートポストを下げる必要があります。
当てないと折り畳み状態を維持出来ず、グニャグニャで始末に負えない状態ですわ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
という事で、股関節変形症で痛い上に悪性リンパ腫の治療中ですが、ススキノでポタリングとか旭川ラーメン村で食べ歩きとか病院通いのお供に心強いメタルギアが手に入ってとてもうれしいです。
家族には言ってません。秘密の買い物ですのでどこかに隠しておかなければならない、というチョッと厄介な問題はありますが・・・