冬ですね~
最近の記事で自作ビードブレーカーのお話を書いて間も無いんですが、自作を製作開始という事で記事にします。
差し当たって何処から作ろうかな?と思ってたんですが、一番重要且つ簡単そうなこの部分からスタートです。
左端はアマゾンで売ってるやつです↓
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これを選んだ理由ですが、単に見た事が有るタイプ↓だったのに過ぎません。
タイヤチェンジャー本体(新品)が10万位で買えるご時世ですので
厄介な自作に拘るのはあまり賢い選択では無いのかもしれませんが・・・色々やってみたいお年頃なのでしょうがない。
で、材料として肉厚6㎜、幅75㎜、長さ245㎜の帯鉄を用意。
想像通り・・・結構の分厚さ!
う~ん、曲げれるのか?これ??
黄色いプロテクターは半径270㎜位のR形状?で作られているのですが、我が家の装備?では歯が立ちません。
市内の有名処の鉄工所に相談したところ、型を作る関係で数万くらい掛かるとの見積もり。
これね、もうちょっと砕けた鉄工所に相談すればよかったみたいです。職人気質で、半端な仕事は出来ないって事なんでしょう。
こういった経緯で自分でやる羽目に
ガスで焼くにしても、微妙なカーブが出せる気がしないなぁ~、う~ん
※追記
R550φ位で厚み6㎜の丸鋼管が用意できるなら、話が早い!
ざっと調べてみたところ・・・・・・・・・
外形サイズ Φ(mm) |
肉厚 t(mm) |
Kg/m |
426.0 | 15.0 16.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 45.0 50.0 |
152.0 162.0 200.0 247.0 293.0 337.0 381.0 423.0 464.0 |
これ以上お太い鋼管が有るかどうかは判りませんが、厚みを見てスッパリ諦めましたよ。
もしかしたら、家庭用のプロパンガスボンベが使えるかも?かもかも
※11/20追記
結局、力業で曲げる事にしました
以下、順に貼っていきます
多角形コーナーリングです、って判る人居るんだろうか?ハンドグラインダー(ジスクグラインダー)の切断砥石で
23㎜間隔・3㎜程の溝を掘っていきます。
手では曲がりませんが、大きめのパイレンでオリャーッ!
大雑把にカーブを合わせて仮に挿入の図。
重ねてみます。真ん中辺の削り込みが急がれる。
ん~良いんじゃない?
多角形コーナーリング(しつこい)なので表面をサーフェイス加工。
背中側も一応サーフェイス加工。
おぉ~・・・・入りましたね♪適度な節度を残して、削りはここまで。
明日は、この9本の溝に肉盛り溶接です。このままやると歪むでしょうから角鋼管に点付け溶接してやってみましょう。
※11/24追記
溶接外注・・・うちに有るのはスズキットのお安いやつなので、外注っす。
歪み防止の為、鋼管に仮止めしてもらいました。
背面、溶接の御代が記してありますね。
サンダーで削った跡は高温で黒錆化してます。
そう言えば赤錆から黒錆に転換する薬剤が有るんですね~
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溶接で盛られた部分を削って表面出した後、ハンディーガスバーナーで焙って、残留応力除去ってのをやってみましたよ。
※備忘録、
ジスクグラインダーの切断砥石で鋼管と切り離し。
残留応力除去ってのは即ち焼き鈍しになっちゃうので剛性は落ちますが
反り返ったり捻じれたり変形はせずに上手く切り離し出来たのでおkおk
※令和4年 変わった感じのビードブレーカーが出来ました!
ビードブレーカー 完成まぢか!‥マジか?