もともとそれでよかった♡

すべては自分の中にある

2020 The New Earth 27、エピローグ

2015-12-12 | 2020 The New Earth

 2016/01/26 「エピローグ」を追加しました。

Now Creationさんより

2020 The New Earth

A travel report

世界中で新しい地球を共同創造するため、本書を無料で公開する旨、本文中に記されてありました。

人名は英語読みにしました。が翻訳元の英訳文書です。

 

2020 The New Earth

A travel report 

――ネイサンの物語――

(つづき)

27.サミラからの言付け

 

「この無条件の愛から、あなたに大切なことをお願いしたいの。私たちがまた会うときまで、どの機会もあなたが幸せになるための機会にしてほしい。そのためにあなたに必要なものは、私にとってもすべてオーケーよ。別の言い方をすると ね、私は、あなたに幸せでいてほしい。他の女性との付き合いも含め、あなたが幸せでいられるためにできることは、何でもしてほしいの。そうすれば、私は幸せなあなたを体験できる! 2015 年にはそれが当たり前のことじゃないって分かっているわ。だから私はあなたにはっきりと伝えているの。もしあなたが他の女性と楽しむ機会があるなら――ベッドの中でもよ――私はあなたに楽しんでほしい。あなたがそうせずに、その理由を私のせいにするのなら、私はとても心地悪いわ。私はあなたの人生を豊かにするものでありたい。制限するものではなくてね。ますます多くの人たちがそういうことを理解していくわ。こうして張り合うような考え方はなくなっていくの。するとセクシュアリティーは、宗教の牢獄、宗教の見解という牢獄から自由になる。そしてまた、人々は欺したり、浮気したり、不誠実になったりしなくなる。ただ、そういうことが、もう可能でなくなるからよ。それに代わって、開放性、許容性の限度がどんどん大きくなる。ほとんどの人たちは、それが可能だなんて夢にも思わなかったほどよ。元の世界に戻ったら、映画を見てちょうだい。1970 年代にシルビア・クリステルが主演した映画 "続エマニュエル夫人" よ。信じられないほどの駄作だから、スクリーン の演技はどうでもいいわ。まあ、楽しみたければそれもいいけど。私が注目してほしいのは二人の関係なの。どれだけオープンで愛情の深い関係であるか。彼女の男がベランダで友人と立ち話するのだけど、それを聞いてほしいの。彼が友人に、二人がお互いにどのように感じているかを語るのよ。

 

私は、本の終わりに書かれていたこの言葉に感謝しているわ。私はタマラを違うように見ることを学んだだけではなく、このパートナーシップの形に対して、 自分をオープンにすることができたからよ。私たちは今、それを生きている。エマニュエルと彼女の男は映画の中でそれを生きていた。今日ではみんながそれを生きているわ。映画は、セクシュアリティーの問題を抱えていた私だけを救ったのじゃない。あなたの物語を通して、その映画がまた脚光を浴びて、全世代の人々の実例になったの。特に、上の世代の人たちの考えに悩まされていた、若い人たちにとっては。彼らは、このような生き方にならうことができた。というのも、 その方が彼らにとって、ずっと簡単に自分でいられるからよ。

それからもう一つ、あなたの歯について。ロシアのヒーリングメソッドを見つけて。Grabovoy と Petrov が際立っているわ。検索してね。彼らは臓器を再生したり回復させたりする方法を、オンライン・ゲームを通してすでに学んでいたのよ。歯だってそうよ!

あなたがこちらで学んだことはすべて調べてみてね。2015 年でもすべて見つかるわ。それ以降、本当に新しいことは何も発明されていない。私たちは、すでにあったものを利用し始めただけなのよ。もし、よければ、他にも言いたいことがあるのだけれど。

タマラ、もしあなたがこれを読んでいるのなら、どうか分かってちょうだい。 私は心の底からあなたを愛しているわ。あなたは私にとっての手本になったの。 私があなたと争わずにいられなかったのは、あなたを深く愛していたからよ。私はただ、あなたや他の人をちゃんと愛せるほど、自分を十分に愛していなかったの。あなたは想像できる限り、最高の妹だし完全な存在よ。他の人たちと同様にね。それを見ようとしなかった私をどうか許してちょうだい。どうか本を読むように私にも伝えてちょうだいね。本を読まねばならないことを、みんなに伝えて。 そうすれば本当のことになる。原稿は無料でダウンロードできるわ。

あなたはまだ私に聞きたいことある? 」

 

うん、あるよ。何千もの質問があるけれど、僕が聞けないでいるのは特別なたった一つの質問。だけど彼女が、僕の内側で生じていることを分かっているかのように、とても愛情深く僕を見ているので、僕は恐れを克服した。

「僕と一緒に眠りたい? SEX-セックス?」

「いつにもまして。ここで私はあなたという花を摘み取るわ。あなたが 5 年前私にそうしたように。私はあなたに約束してほしいことがあるの。この世界のネイサンも守ってくれていた約束よ。そのエネルギーを世界にも向けてちょうだい。 私たちが物理的に離れているとき、機会があれば、どうかどうか、それを使ってほしい。もしネイサンがそうせずに不慣れなままだったとしたら、私の初体験は信じられないほど素敵なものにはならなかったはずよ。それはあなたと私の間の、何かまったく個人的なものであり、世界が中に割って入ることのできないものだわ。約束してくれる?」

 

僕は同意して肯く。どちらにせよ、他のことなどどうでもいい気持ちだ。彼女は、僕に上半身を起こすように言い、目を見て優しくなで始める。僕の全身に鳥 肌が立ち、彼女の凝視に我を失う。彼女が僕をガイドしているのが聞こえる。「それが流れるままにして、来ようとしていたものを楽しんで。何もせずに、ただ自分の衝動に従っていればいいの」彼女は僕を後ろに押し倒し、僕が昨日から着けていた水着を下ろした。身体的に X 指定の(映画の)状態になり、内側でも再び僕はすべてのものと一つになる。僕の意識は彼女の意識と共に拡大し、僕の中で全世界と宇宙が感じられる。サミラが僕に何をしたかは、皆さんの知ったことではありませんよ。自分で試して、見つけ出してください! 自分の体験をして ください。

 

僕は一切の思考を越えてオーガズムとエクスタシーを覚える。人生の喜びと解放された衝動を感じる。僕にはそれがパパから来ていることが感じられる。そしてパパとしての僕には、次に為されるべきことがわかる。僕には自分の中の全細胞――あらゆる時間の、あらゆる可能性の物語の細胞――が見える。そしてタオ ルの上に横たわっている 2015 年のネイサンが見える。初めは、彼が別時間に迷い込んで(当然のことだが)途方に暮れていた。僕には、彼が "今、ここに" おいて意識的に 2015 年に戻ってくるのが感じられる。僕は慎重に、あらゆるものを含んでいる、2015 年のネイサンの意識に近づき、彼の中に自分自身を戻す。 僕は目を開けてまばたきする。サミラはもうそこにいない。僕の中だけだ。水筒に手を伸ばし、蓋を開けて水を飲む。すごくおいしい。体を起こすと、ゴミ箱が見える。その眺めさえ楽しい。

 

「それを楽しんでくださいよ」右側にいるジャックが言う。「もうじき無くなりますからね

周りにいる人々や友人たちの声が聞こえる。次に何をすべきか正確に知っている気がする。こんな感覚は生まれて初めてだ。僕の人生は今、はっきりとした意味をもっている。これは、本の終わりに物語の結末の来ない、最初の本になるかもしれない。これからが始まりだ。僕はこのようなことを体験したい。そのための道がたった一つある。僕はそれを広めるために、できることは何でもしなければならない。僕が得られた提案にすべて従い、新しい地球を築かねばならない。 誰か手伝いたい人はいますか?

 

(了)

 

エピローグ

 

僕が原稿をインターネットにアップしてから一週間たった。その間に起きたことに僕が圧倒されていることを、僕は認めなければならない。2020年のネイサンが予告した通り、僕はウィーンにいるし、そればかりか、すでに2本のウィークリー・ショーを抱えている。毎週金曜日の20時~23時にはOKiTALK.comで "Bauchi auf Sendung" (バウチが放送中)というショーがある。原稿は一週間 で3,000ヒットした。そして述べ数百人が数千ヵ所以上にpdfファイルを送った。 4時間のオーディオ版がYou Tubeで公開された。さらには "Agenda 2020 - Ein Experiment in der Matrix"(マトリックス中の一つの実験)というグループが Facebook にでき、最初の週に200人が見つけ、活発にコミュニケートしている。 そこには――下品な言葉で失礼―― "くそ" 素晴らしい雰囲気がある。以前は、ネイサンの物語に対して、たった5年で? どうしたらそんなことが可能なんだろうか? と思っていたが、今ではこう思っている。どうしてそんなに長くかかるんだ? 俺たちならもっと速くできるよ!

けれども、僕たちは心に留めていなければならない。過ぎたる情熱は即座にフラストレーションに変わってしまうことを。一歩、一歩進んで行こう。そうすれば僕たちはやり遂げられる。もっと正確に言えば、新しい地球を創れる!

明日、僕は原稿を印刷業者に送る。製本に関わってくれた一人一人に感謝している。特に校正を担当してくれた Barbara、素晴らしい表紙を制作してくれた Wu Wang 、オーディオ版を出してくれた Sabine、僕が本の大部分を執筆するための部屋を提供してくれた Azra、グループを運営してくれ、さらに英語訳に着手した Fynn、そして誰よりもクレージーな物語を提供してくれたネイサンにありがとう! そのすべてを見て、突拍子のない考えが僕から離れなくなっている。そしてそれがもう始まっており、みんなにも見えていることを知っている。僕たちはその真っ只中にいる。待っている時間は遂に過ぎた。行動するときが始まったのだ。僕には、僕の周りのみんなが喜びと共に行動しているのがわかる。僕の書いたすべてのことがそこにはある。なぜなら何かをするときには、喜びと共に嬉しそうに行っているからだ。多分、それが信じられないほど美しい理由だろう。 僕の You Tube チャンネルで、今後の流れやアップデートを伝えようと思う。

リンク先です。

 www.youtube.com/ichbinbauchi

 

そのときまで

バウチ

(ところで、バウチは Bauchmensch の略で、自分の直観に従う人を表すドイツ語です)


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