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究極の《非効率化社会》日本の大恐慌 サラリーマンは3割減る! あなたは7割に生き残れるか?
労働人口の9割弱がサラリーマン。この国の人々を待ち受ける超ショッキングな未来とは! 

「自分軸」を持たない人材にとっては、厳しい時代が到来している。
「何でもやります」のジェネラリスト(サラリーマン)の時代は終わり、
「スーパージェネラリスト(複数分野にまたがる専門家)」あるいは、「スーパースペシャリスト(プロ中のプロ)」でなければ、淘汰される時代がやってきたのだ! 

人工知能(AI)の台頭、2020年の東京オリンピック以降に待ち受けている日本の大恐慌…
このまま人間は職を奪われ、コンピュータの奴隷となってしまうのか?

世界経済にしても、身近な問題にしても、大切なのは「本質(コア)を見抜く」こと。
淘汰される3割にならないために、今、何ができるのか。

予測的中率No.1の経済アナリストが教えてくれる《崩壊の中のサバイバル・テクニック》

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ハワイへの旅の道中、飛行機などの時間に何冊か本をゆっくりと読む時間がありました。

その中でとても興味深かったのが、この「サラリーマンは3割減る!」という斬新なタイトルの本。

著者の塚澤健二さんは、現在最も的中する経済アナリストとして有名な方です。

過去にリーマン・ショックを1年以上も前から予測して的中、その後も数々の経済予測を的中させ、昨年2月の時点でもアメリカ大統領にトランプ氏が就任することを予測して見事に的中させました。

そんな預言者にも近い経済アナリストが予測する日本の未来は、タイトルの通り「サラリーマンは3割減る!」と本著の中で伝えています。

「やはり、大不況の時代に入って使えないサラリーマンはみんなリストラの対象となるのか・・・」

そんな風にネガティブに捉える人もいるかもしれませんが、塚澤さんの意味するサラリーマンの3割減はそういったことではなく、今の不況をはじめとする日本経済全体の低迷は、会社員として企業に勤めて働く人(サラリーマン比率)が異常に高いことが企業の非効率化の原因であり、このサラリーマン比率が70%ほどの時が、もっともサラリーマンも年収が伸びてバランスが良い時みたいです。

なので、日本経済や日本人全体としては、今よりもサラリーマンが減った方が社会も良くなるようですが、誰かがその3割の対象となって今のサラリーマンレールから外れる必要があります。

「会社に属せず、フリーでやって成功できるのは一部の人だけだ」

そう思い込んでいる人も大勢かと思いますが、今の日本社会は9割がサラリーマンであるため、独立したりフリーでやっている人は少数ですが、戦後間もない1950年代は、企業に勤めるサラリーマンは、たったの34%であり、一昔前の昭和時代は個人商店などを含め、自分で事業をやっている人の方が普通の時代でもありました。

働く=サラリーマンという常識は、ここ何十年の常識なだけであり、1955年においては、農林就業者は1700万人もいて、農家が全就業者数の4割を超えていた時代もあったようです。

もちろん、戦前にもなればもっとサラリーマンはいないですし、江戸時代、平安時代、それこそ縄文時代ともなれば、働くことは会社や国のためというより、村などの集落や家族のため、自分たちが生きるための労働という形であったと思います。

もしかすると、数十年後には「サラリーマン」という言葉すら死語となっており、企業に勤めて働くことがイレギュラーな時代となることも十分に考えられるほど、これから先の経済社会というのは大きく変化していきそうな気がします。

「それでも個人でやっていくには自信がないので、なんとか会社員として残りたい」

そう思いたい気持ちがあっても、これから先にサラリーマンとして残るのも決して容易ではなく、塚澤さんは、近未来にサラリーマンは必然的に減少していく予想をしており、その最大の理由としてはAIロボットがサラリーマンにとって変わってオフィスワークも管理するようになることを挙げています。

これは間違いなく、近い将来に起こる現実だと思います。

肉体労働を機械がとって変わってやる時代から、次は知的労働も機械が人間よりも優秀に低コストで賄ってしまう時代へと入ります。

経済社会の中で人間がどんどん必要なくなる時代は、決して働かなくて良い時代となるのではなく、一部の人々によりお金の富が集中するだけで、この資本主義経済のサバイバルに弾かれた人は、仕事もお金も失ってしまう時代となります。

独立することよりも、サラリーマンでいることの方がリスクとなる可能性も十分にあるのが、これから先の時代であります。

また、塚澤さんは、これから先に起こる出来事として、通貨の価値がなくなり、ハイパーインフレが日本でも発生する可能性があるとも伝えています。

ハイパーインフレになるとモノが買えなくなる。かつて旧ソ連が崩壊したときも、92年のロシア誕生から4年間で1800倍に物価が上昇するハイパーインフレが起きて、ルーブルが全く信用されなくなり、外貨であるドルでないとモノを買えなくなってしまった。そうすると、外貨を稼げない人たちは暮らせなくなる。ただ、旧ソ連にとって唯一救いだったのは、ロシア全世帯の4割が小さな畑付きのコテージを所有、そこで野菜や家畜を育てる自給生活が日常となっていたことである。

しかし、東京のように、食料自給率の非常に低い場所が同じ状況になると、モノが入ってこないし、食べるものもなくなるという事態になる。すなわち、人々はおのずと東京から脱出しなければいけなくなるのだ。すると今までのように東京に一極化する時代ではなくなってくる。人口に対する自給率は、北海道で200%、東京は3%で、日本全体では40%程度である。約4割の人々にしか食糧を供給できないという恐ろしい数値である。
今後、金融危機などが起こり、海外からの輸入が止まったら、今のような食料自給率では当然パニックが起こる。東日本大震災のときに、一時的にスーパーやコンビニの食料品の棚が空になるということがあったが、あのようなことがこれから先の日本でも再び起こることは十分にありえるのだ。(転載終了)

これについては、今まで何年も前からお伝えしたきたことであり、自分自身もほぼまったく同意見であるし、誰もが冷静に考えたら当たり前のことであります。

それが果たしていつ起こるのか?

塚澤さんは、2020年の東京オリンピック後に大不況がやってきて、土地の価格は暴落、人々の仕事はAIに取って代わり、紙幣は紙切れとなって食糧危機まで起こるかもしれないと予測しています。

個人的には東京オリンピックが本当に開催されるのか、その前に大きな混乱が生じてもおかしくはないと思っていますが、大事なのは、そういた事態が実際に起こってもかつての旧ソ連のように自給生活を多くの人々が心がけて、混乱を最小限に食い止めることが必要です。

だからこそ、今から同じ意識を持つ人々が繋がり、地方を中心に自給自足環境を整えて、様々なエリアで様々な人々が受け皿を構築する必要があります。

八ヶ岳のコミュニティ構想にも、もちろんこういった不測の事態に備える準備もありますが、それよりも今のような都会でのサラリーマン生活だけがすべてではなく、もっと新しい生き方や楽しい社会のあり方を実践を通して世間に伝えていけたらと思っています。

自分自身、20代で独立した人間としては、独立することやフリーでやっていくことのノウハウはたくさんあり、そんなことも八ヶ岳にお越しの方々には少しずつお伝えできればと思っています。