もともとそれでよかった♡

すべては自分の中にある

全国有志医師の会

2022-09-20 | 教材

みのり先生の診察室 さんより

 

私が所属している全国有志医師の会。

 

 

先日、全国有志医師の会のメルマガに私のメッセージを寄稿しました。

 

是非ともメルマガ登録してお読み下さい。

 

全国有志医師の会のホームページを開いて頂いて、スクロールしていくと下の方に「ニュースレターを配信しています」というコンテンツがでてきます。

 

 

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ブログでは書けない内容を書いています。

 

なぜ私が全国有志医師の会に入ったのか、その動機と経緯について詳しく書きました。

 

たくさんの方から共感のメッセージを頂き私自身が救われました。

 

是非およみください。

 

 

 

毎週金曜日、夜9時から始まる有志医師の会ミーティング。

 

いつも夜11時を過ぎることが多く、終了後も残って話をされる先生が多くて、先日は深夜1時半まで楽しくお話してました滝汗

 

そして全国有志医師の会の中に設置されたワクチン後遺症研究会。

 

こちらは隔週水曜日夜8時〜10時まで。

 

というわけで、今、めっちゃ忙しいです汗うさぎ

 

夜寝るのも遅くなるし・・・。

 

それでも忙しい診療をこなしながら参加されている先生がこんなに大勢いるということに感動。

 

頭が下がります。

私も頑張らないと。

 

全国の先生方から「こんな症例があった」という報告は、症例を積み重ねれば膨大なデータとなる。

 

「こんな治療が効いたよ」という情報は私の患者さんの治療に役立つ。

 

ワクチン後遺症研究会では栄養療法、点滴療法、東洋医学(漢方)、イベルメクチンなど様々な治療法が提唱されていて、その分野の専門家をお呼びして講演をお願いしているので非常に勉強になります。

 

コロナワクチン接種が進むにつれて、どんどん後遺症の患者さんが増えてきているので、救済できるよう力を合わせて取り組んで行きたいと思います。

 

 

有志医師の会のメルマガはリアルタイムでコロナやワクチンに関する情報が届くので是非ともご利用下さい。

 

 

 


神さまと天使たちから学んだことは、私たち一人ひとりの天命とは、人生を精一杯生きることです。Blessings Lorna

2022-09-18 | 覚書

愛知 ソニアさんより

神さまと天使たちから学んだことは、私たち一人ひとりの天命とは、人生を精一杯生きることです。Blessings Lorna
神と天使からの私の理解は、私たちの運命の一人一人が人生を最大限に生きるということです。
ローナ、祝福

【フジテレビ】有名プロデューサーなど150人が退社 「これ以上、毎日嘘を垂れ流すことが嫌になった」

2022-09-18 | 教材

【フジテレビ】有名プロデューサーなど150人が退社 「これ以上、毎日嘘を垂れ流すことが嫌になった」

【フジテレビ】有名プロデューサーなど150人が退社 「これ以上、毎日嘘を垂れ流すことが嫌になった」

今年3月、フジテレビの名物プロデューサーやアナウンサーなどが、会社側の呼びかけに応じ、次々と早期退職したことが大きな話題となりました。

しかしその後、実は彼らを含めた総勢150人もの社員が退職したとの噂がネット上で広まっており、再び注目を集めています。

 

 

実際、今年4月にお笑いタレントの「東野幸治」が、テレビ業界の現状について語った際、「フジテレビも途中で辞めていく人が100人超えでしょ?」と述べ、続けて「俺が聞いた話、ホンマかどうか知らんけど、120人ぐらい」と証言しています。

さらに「4年ぐらい前(の募集)は4~5人やってん。(局側が)『少ないな…』っと思って、二次募集したら『ちょ、ちょ、ちょっと待ってくれ』と(言うぐらい応募があった)。だから、経理の人が辞めすぎて、計算する人が今いてないって。っていうぐらいの、沈みゆくテレビ、地上波みたいな、現状はそんな感じよ」と明かしました。

これまでテレビ局は、国民の洗脳装置として、政府やその背後にいる中国共産党(李家)にとって都合の良い情報ばかりを報道し、常に国民をミスリードしてきました。

○NHKをはじめ日本のテレビ局では、中国人や韓国人がニュース番組で何を報じ、どう解説するかを決めていることが発覚

そして今年に入り、フジテレビはウクライナでの騒乱を巡り、 アゾフ大隊による虐殺行為までも全てロシア軍の仕業であるかのように報道していましたが、フジテレビのある情報番組の中で、「敵はロシアではなく、ウクライナの部隊」というテロップが流れるという珍事が起こり、同社内のスタッフが、真実を拡散するために行動を起こしたのではないかとも噂されています。

○【茶番】ウクライナ国防省がツイッターに投稿した「ロシアのヘリ4機を撃墜したシーン」がゲームのワンシーンだったことが発覚

○【ウクライナ侵攻は茶番】「ゼレンスキー大統領」と「ネオナチ武装集団・アゾフ」と「大本教・出口王仁三郎」と「世界紅卍字会」と「中国共産党」は一つに繋がり、世界統一政府の樹立を目指す

こうした背景から、フジテレビ局内には、元々、ヤラセや偏向報道に加担させられ、うんざりしていた社員が大勢いたことは間違いありません。

 

国民をミスリードし、洗脳工作に加担してきたテレビ局をはじめ、全てのメディアが厳正に裁かれ、全ての国民が真実の情報を得て、幸福に暮らせますことを心から祈ります。

○フジテレビが大量リストラを開始 池田大作の総体革命に関与し、国民の洗脳を行ってきた報いか

○【表面化するテレビ業界の衰退】フジテレビが希望退職者募集へ 満50歳以上の社員を対象

○テレビの「総個人視聴率」が史上最低を記録

東野幸治 フジ早期退職の〝内情〟暴露「辞めすぎて経理がいない」

2022年04月29日 20時04分

東野幸治(東スポWeb)
東野幸治(東スポWeb)

 お笑いタレント・東野幸治が29日に更新された千原ジュニアのユーチューブ「千原ジュニアYouTube」にゲスト出演。フジテレビが募った早期退職の実情について語った。

 テレビやネットなどお笑い界を取り巻く環境の変化の話題となり、東野は「純粋にお笑い番組を今地上波でやってるかって言ったら、なかなか厳しいやん。なら、ユーチューブとか、ネットフリックスやアマゾンプライムになっちゃうってところがある」と指摘。続けて「だから、テレビなんてフジテレビも途中で辞めていく人が100人超えでしょ? 『え!100人超えてんの?』みたいな」と目を見開いた。

「100人超えてんすか!?」と驚くジュニアを横に、東野は「俺が聞いた話、ホンマかどうか知らんけど、120人ぐらい」と証言。さらに「4年ぐらい前(の募集)は4~5人やってん。(局側が)『少ないな…』っと思って、2次募集したら『ちょ、ちょ、ちょっと待ってくれ』と(言うぐらい応募があった)。だから、経理の人が辞めすぎて、計算する人が今いてないって。っていうぐらいの、沈みゆくテレビ、地上波みたいな、現状はそんな感じよ」と明かした。

 これにジュニアは「でも、何されるのかって言ったらほぼほぼ制作会社立ち上げたり。全部メディアやから、違うところに行きはるってことですもんね」と戸惑いを口にしていた。

 同制度により3月いっぱいで希望退職したなかには、田代尚子氏、境鶴丸氏、野島卓氏、佐藤里佳氏など往年の名物アナや、名物プロデュサーなどが名を連ね話題となった。


削除されたツイッター

2022-09-18 | 教材

削除されているから、もう見れないけれど。これからここに集めてみよう♪

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KAITO 🍇's avatar  
KAITO 🍇
@teteatete2021
 
へー。興味深い。

海上移動式HAARP。

あの変な「鱗雲」はこれなのか。

原理説明されると、なるほどねって感じ。

知っときたいね、これ。 ameblo.jp/dragon-excalib…
 
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まあさ's avatar  
まあさ
@30pY79eu3WkmNvV
 

有志医師の会のクリニック受診してきた。
やはりシェディングの可能性が高いらしい。

サプリが複数処方され、これ飲めば1週間で治るよと。

最初からここ来ればよかった😅

先生もスタッフの方もすごく親切で素敵でした。

2時間かけて行った甲斐がありました。

 
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ウクライナの快進撃は続くか?報道されない本当の戦果と損失。ハルキウ奪還が敗退を早める“バルジの戦い”となる可能性=高島康司

2022-09-17 | 教材
マネーボイス
 

ウクライナの快進撃は続くか?報道されない本当の戦果と損失。ハルキウ奪還が敗退を早める“バルジの戦い”となる可能性=高島康司

ウクライナ軍のハリキウ奪還作戦の実態と、それが将来もたらすリスクについて解説したい。もしかしたらこれは、1945年のナチスドイツによる「バルジの戦い」に似た結果になる可能性もある。(『 未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ 』高島康司)

【関連】ウクライナ危機で「グレート・リセット」本格始動。ロシアが2月24日に軍事侵攻した本当の理由=高島康司

※本記事は有料メルマガ『未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ』2022年9月16日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

※毎週土曜日or日曜日16:00からLIVE配信予定「私たちの未来がどうなるか考える!メルマガ内容の深堀りと視聴者からの質問に答えるQ&A」世界中から情報を収集、分析し、激変する私たちの未来を鋭く予測する『ヤスの備忘録』でおなじみ、ヤスこと高島康司さんのライブ配信が大人気。世界の未来を、政治経済の裏表だけでなく、歴史、予言、AI、陰謀、スピリチュアルなどあらゆる角度から見通します。視聴方法はこちらから。

1945年のナチスドイツによる「バルジの戦い」に似た結果になる?

前回の記事では残念ながら、ウクライナ軍のハリキウ奪還作戦には間に合わなかったので、これを解説することができなかった。記事の内容は南部、ヘルソン州の攻勢の実態にだけ限定することになってしまった。

【関連】ウクライナ反転攻勢は嘘、日本ほか西側メディアが報じぬ本当の戦況。米軍高官が提案する政治的決着とは?=高島康司

そこで今回は、ウクライナ軍のハリキウ奪還作戦の実態と、それが将来もたらすリスクについて書く。

もしかしたらこれは、1945年のナチスドイツによる「バルジの戦い」に似た結果になる可能性もある。このようなことは日本では報道されないと思うので、重要だと思う。

ロシアが失ったものは大きい

9月11日、ウクライナ軍が、ロシア軍に支配されていた北東部ハルキウ州の大部分を奪還したと発表した。ウクライナ軍はこの数か月、南部、ヘルソン州の奪還を目標としていたが、これが高度な陽動作戦であったことが明らかになった。

ロシア軍はウクライナ軍のヘルソン攻勢に対応するため南部に移動しており、北東部のハリキウ州では手薄の状態になっていた。ウクライナ軍はロシア軍の不意を突き、電光石火のスピードでハリキウ州の主要拠点を占拠し、わずか数日間でハリキウ州の大部分の奪還に成功した。不意を突かれたロシア軍は、優勢なウクライナ軍に圧倒され、戦車や兵員輸送車などを残したまま急いで退却した。

ロシアが失ったものは大きい。

いまロシアの主要目的のひとつは、東部、ドネツク州の占拠だが、その補給路(兵站)の拠点がハルキウ州にある都市、イジュームを中心とした地域だ。ここにドネツク州攻略に必要な兵器や装備、そして物資が集積され、ドネツク州の戦闘部隊に供給される。このイジュームがウクライナ軍に占拠されたので、ロシア軍のドネツク州占拠はすでに風前の灯火だと見られている。

このウクライナ軍の勝利とロシア軍の敗北は、ロシア国内にも大きな影響をもたらしつつある。首都モスクワに128ある地区議会のひとつ、モノソフスキー地区の議会は、プーチン大統領の辞任を要求した。また、ウクライナに戦闘部隊を送っているチェチェンのカディロフ首長は、ロシア軍の作戦にミスがあったと案にロシア軍の首脳を批判した。このような批判は、ロシア軍の内部にもあるようだ。

一方、このような状況にもかかわらず、ロシアの態度は強硬だ。ロシアのペスコフ大統領報道官は、ロシア政府はウクライナでの「特別軍事作戦」ですべての目標を達成すると述べた。ペスコフによれば、プーチン大統領は前線の状況について認識しているという。ウクライナ軍による反攻を受けて、ロシア国防省は後退を戦略的な部隊の再編制としてみせようとしている。

ロシア国防省は、イジュームなどの地域のロシア軍を再編成して、ドネツク方面に注力することを決定したと明らかにしていた。ペスコフは、プーチンも「再編成」について認識していると述べた。ペスコフによれば、プーチンは特別軍事作戦のすべての行動について報告を受けているほか、国防省や軍幹部と24時間体制で連絡を取っているという。

これはロシアのミッドウェーか?

いまウクライナ政府のみならず、日本を含めた多くの西側のメディアも、強い陶酔感と高揚感の中にある。ハリキウ州で成功した奪還作戦はウクライナ戦争の今後を決める決定的な戦いになったという認識が一般的だ。ウクライナにとっては、ロシア軍の撃退に成功した初めての作戦となった。

これで勢いづいたウクライナ軍は、ロシア軍が占拠している東部のルガンスク州、および南部のヘルソン州の奪還を目指して部隊をさらに前進させている。このような状況から、ハリキウ州だけではなく他の地域でもロシア軍の敗走が始まり、ロシア軍の敗退は決まったとの見通しさえも出てくるようになっている。

この状況を見て、ウクライナ軍のハリキウ州の進撃は、ロシアにとって戦前の日本のミッドウェー海戦と似た状況になったのではないかという論評も出ている。

日本は1931年の満州事変から、1941年12月の真珠湾攻撃、そして42年5月の米軍のコレヒドール島降伏に至るまで破竹の勢いの進軍だった。ところが42年6月のミッドウェー海戦の大敗で、戦局は大きく変わった。この敗北から日本は、それこそ坂を転げ落ちるように45年の敗戦に向かって行った。

今回のウクライナ軍によるハリキウ州の奪還作戦の成功は、まさにロシアにとってのミッドウェーであり、これからロシア軍の敗走が始まるという見方だ。

進撃したウクライナ軍の実像と損失

しかしながら、このような楽観的な見方とは異なったウクライナ軍の実態が報告されている。ロシアのジャーナリストの報道やウクライナ軍、ロシア軍両方の動きを丹念に追っているアナリストで弁護士のアレキサンダー・モーリコスなどが、貴重な情報を提供している。

まずはハリキウ州に進軍したウクライナ軍はどういう部隊なのか見て見よう。

現在、ウクライナで動員可能な兵力は100万人ほどいるが、実際に稼働している兵力は30万人ほどだと見られている。ロシア軍の侵攻当初はそれぞれ4,000人の兵士で構成される47旅団の18万8,000人程度だったが、それから動員が進み、いまは30万人の規模になっている。

そして、数カ月前からウクライナ軍は、アメリカの特殊部隊、グリーンベレーの教官を招聘し、3万人のエリート部隊の結成と訓練を始めた。訓練期間は6週間で、訓練が終了すると欧米から支援された兵器を実践で操作できるようになる。この部隊には、ポーランドが提供したソ連製のT72戦車、ならびに欧米が支援した火器や大砲、ミサイルなどが配備されている。ウクライナ軍の中では装備がもっとも充実した部隊である。

この3万人の部隊のうち、それぞれ1万5,000人が南部、ヘルソン州に、そして1万人程度がハリキウ州に配備された。9月のハリキウ州の奪還は、このエリート部隊が行った。

だがこのこの部隊の損失だが、予想以上に大きいようだ。先に紹介した分析者のアレキサンダー・モーリコスが参照しているロシア人ジャーナリストによると、ヘルソン州では約2000人から2500人の死傷者、そしてハリキウ州でも2,500人から3,000人の死傷者が出たとされている。両軍のトータルでは、3万人の総兵力のうち6,000人近くが犠牲になっている。

ウクライナ軍同様、ロシア軍もITを中心としたハイテク兵器を使っている。この状況は、8月29日から攻防戦の中心になっているヘルソン州でウクライナ政府の報道統制を突破して野戦病院の傷病兵にインタビューした米大手紙、「ワシントンポスト」の記事が、ヘルソン州におけるロシア軍の攻撃がどういうものなのか詳しく書いている。これを引用する。

兵士たちは、ロシア軍を撃退するのに必要な大砲がなく、装備の整った敵との技術的なギャップが大きいと語った。このインタビューは、ウクライナ軍司令部が記者の前線訪問を禁止しているほど機密性の高い、占領地奪還への取り組みについて初めて直接語ったものである。

クラスター爆弾、リン弾、迫撃砲の長い連射の後、部隊がロシア軍支配下の村から後退した33歳のウクライナ人兵士デニスは、「彼らは私たちにすべてを使った」と述べた。「このような攻撃を5時間も生き延びられる人がいるだろうか」と彼は言った。

ロシアの無人偵察機オルランは、ウクライナの陣地を頭上1キロ以上の高さから監視していた。

負傷したウクライナ兵によると、ロシアの戦車は新しく建てられたセメントの砦から現れ、大口径の大砲で歩兵を吹き飛ばした。その後、戦車はコンクリートの壕の下にもぐりこみ、迫撃砲やロケット砲の攻撃を防いだ。

対戦車レーダーは、ロシア軍を標的としたウクライナ軍を自動的に検知し、位置を特定し、それに対抗して大砲を放つ。

ロシアのハッキングツールは、ウクライナのオペレーターのドローンをハイジャックし、敵陣の背後に無力に漂う彼らの飛行機を見たのである。

これがヘルソン州の状況だ。圧倒的に優勢なロシア軍に対してウクライナ軍は終始守勢に回り、領土を奪還することができなかった。ウクライナ軍の死傷者の多さもも納得できる。

一方ハリキウ州では、数で圧倒され、不意を突かれたロシア軍が早期に退却したため、戦闘の決着は早くついた。それでも、快進撃を続けるウクライナ軍の死傷者数はそれなりに高かった。その理由は、退却したロシア軍がミサイル、大砲、航空機などで遠距離からウクライナ軍を狙い撃ちにしたからだ。

他方、これに対し、ヘルソン州とハリキウ州におけるロシア軍の死傷者数はことのほか小さいようだ。特にハリキウ州ではそうだ。ハリキウ州にウクライナ軍が進撃したとき、ロシア軍の主力部隊はすでに南部に移動していた。そのため、戦略上の要衝であるイジュームには1,000人ほどの兵士しかいなかった。数では圧倒的に少数となったロシア軍は早期に退却を決定したため、死傷者数はかなり少なかった。

ウクライナ軍は快進撃を続けられるのか?

今回ウクライナ軍のハリキウ州奪還は誰も予想していなかった快進撃だ。

ウクライナ軍はわずか数日のうちに、4,000平方キロという東京都の約2倍の領土の奪還に成功した。これは間違いなくウクライナ軍の大成果である。ウクライナが高揚するのもよく分かる。また、これからロシア軍の敗走が始まるとする西側メディアの楽観的な見方も、分からないではない。むしろ当然かもしれない。

しかしながら、アレキサンダー・モーリコスや他の軍事アナリストなどは、冷静に見るとウクライナ軍の快進撃とロシア軍の敗走がこれからも続き、ウクライナが領土の大半を奪還できるかどうかは、疑問だとしている。

ウクライナ軍は米グリーンベレーが訓練した3万人のエリート部隊を動員し、そのうち2割に当たる約6,000名の死傷者が出ている。ウクライナからの情報によると、ハリキウ州奪還作戦を行う前、大統領の顧問はこのエリート部隊を失うことを恐れ、最後の決戦まで温存すべきだと主張したようだ。だがゼレンスキー大統領はこの意見に反対し、最精鋭部隊の前線投入を決めた。

このように見ると、ウクライナは切り札となるエリート部隊の約2割を失ってしまったことになる。この状況で、ロシアが併合を主張しているルガンスク、ドネツク、サボリージャ、ヘルソンの4州、さらにロシアが2014年に併合したクリミアの奪還に成功するのだろうかという疑問が出てくる。

ロシアの目的はこの4州の併合なので、ハリキウ州はロシアの目的には入っていない。早期に退却したのは、それも理由にあると見られている。だが、ロシアの主目的の4州の奪還となると、ロシアは激しく反撃することだろう。

今回のような快進撃をウクライナ軍は他の地域で続けられるのだろうか?

また、欧米の武器支援の問題もある。以前の記事でも書いたように、アメリカを始めとしたNATO諸国の武器支援はそろそろ限界に達しつつある。「ハイマース」などのハイテク兵器の在庫が切れ始めているのだ。また、世界的な半導体不足がいまだに続いているので兵器を増産することも難しくなっている。

さらに、ウクライナ経済の問題もある。この戦争でウクライナのGDPは−45%から−50%まで下落する見込みだ。財政は逼迫しており、NATO諸国の支援があっても戦費調達には間に合わない状況だ。一方ウクライナ政府は、来年度は50億ドルの債務を30億ドルまで圧縮するとしている。

こうした状況で、戦費調達ができるのかどうかも問題だ。

ミッドウェーではなくウクライナのバルジの戦い

こうした状況を踏まえて軍事情報の分析者の間では、ウクライナ軍のハリキウ州の快進撃は、ロシアの敗退が決まるミッドウェーではなく、ウクライナのバルジの戦いではないかという見方も出ている。

ちなみにバルジの戦いとは、第二次世界大戦の西部戦線で1944年12月から1945年1月に、ベルギー南東部のアルデンヌ高地で行われたドイツ軍とアメリカ軍を主体とする連合軍との戦闘のことだ。

1944年12月当時、ドイツはノルマンディーから上陸した連合軍に追い詰められ、守勢に転じていた。連合軍がフランス各地を解放し、すでにドイツに迫っていた。そのようなときヒットラーは、手持ちの最精鋭部隊をすべて動員して連合軍に奇襲攻撃を行い、一気に戦況の逆転を図ろうとした。しかし、最初は奇襲が成功し連合軍が守勢になったものの、ドイツ軍は連合軍にやられ、最終的には唯一の虎の子であった最精鋭部隊をすべて失う結果になってしまった。この奇襲作戦の失敗が、ドイツの敗北を早めたと考えられている。

これがバルジの戦いである。要するにいまのウクライナ軍によるハルキウ州の快進撃は、ドイツの敗退を早めたバルジの戦いと似た状況になるのではないかという見方だ。つまり、虎の子の最精鋭エリート部隊に大きな損失を出したウクライナ軍は、これから始まるロシア軍の反転攻勢に耐えられず、敗北を早めてしまうのではないかということだ。

この見方を支持する分析者は、ウクライナな有利な状況にあるいまこそ、ロシアとの和平交渉の好機だとして、これをできるだけ早く開始することを提案している。

戦況は日々目まぐるしく変化している。この記事は9月14日に書いているが、今後数日で大きな変化があるかもしれない。ウクライナ軍のハルキウ州快進撃が、ロシアのミッドウェーになるのか、ウクライナのバルジの戦いになるのか注目だ。

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