2022/12/08(木)
9:00 起床。やったー! 青空や~!
今日はポルトガルでのメインイベントの日だから 青空がありがたい!
ポルトガルのメインイベント!?
この旅のきっかけは、旧友の息子がマルタ共和国に語学留学したから。
息子ちゃんを訪ねる旅だけど、もともとマルタには興味がなかった私。
マルタの他 どこ国に寄る~?
かつて行った国々を消去していき、
ユーラシア大陸最西端のロカ岬へ行こう!と、ポルトガルに決定した。
日本最北端の宗谷岬には何回も行ってるし、
最南端の鹿児島県佐多岬にも行った。
今日はヨーロッパの最西端を責めるぞ!
いつもの朝食 + 今日はハムが登場。
やっぱりハムが入るとぐっと美味しくなるね~。
サンドウィッチ用に日本からミニサイズのマヨネーズを持ってきた。
海外のマヨは美味しくないから、最近の私の海外旅行にミニマヨはマスト。
でもミニマヨだから少々ケチる。
10:30 出発
本来、この時期は雨期のポルトガル。
せっかくのロカ岬は青空でいてほしいから、
天気予報を見て、この日を選んだ。
秋から冬、主要駅など人の集まる所には「焼き栗屋台」がつきもの。(ヨーロッパの他の国でもよく見かける)
1つ、ください。
オケー、2€だよ。
日本の天津甘栗と違って白い。
今日は地下鉄じゃないので 上りのエスカレーター。
「シントラ駅」まではポルトガル鉄道。
そこからバスに乗り換え、目指すはロカ岬。
アパート最寄りのロシオ駅からシントラ駅までの往復 5.1€。
この子が連れてってくれる。
おやつは、さっき買った焼き栗。
数えたら12個だった。
12個=2€。
高くない。
割れ目が入ってるので比較的剥きやすく、天津甘栗とは違い素朴な甘さでバクバクイケる♪
日本にもあれば絶対買うだろな~
「世界の車窓から♪」
11:45 シントラ駅到着。(乗車時間は約40分)
のんびり駅舎の写真など撮ってたら、ロカ岬行きには行列ができていて1台目のバスには乗れなかった。
往復の 9€を現金で払い、乗り込む。
2台目のバスでは景色のいい席に座れ、上機嫌は束の間。
うーーーーーmambo!(車酔いで写真撮れない・喋れない・記憶も飛ぶ ( ̄д ̄))
あぶら汗をカキ 寡黙な道中だったけど、やっと着いた。
あー ゲロらないで よかった~ ( ̄д ̄)
ハイウェイみたいな快適な岬ツアーを想像していたけど、山越えのくねくね道やんー。
酔いやすい私には想定外の修行だった (-_-;)
バスを降り、2本足で歩く。まだ気分は優れない。
フレッシュな空気が私を癒してくれた。
おーーーー!!!! きたぞ~!!!
ユーラシア大陸の最西端に来ました!
私のイメージでは宗谷岬っぽく考えてたけど、全然違うやん。(規模も気候も違うでしょ)
この西側が大西洋の大海原。
宗谷岬とは違い12月だけど春のよう。(宗谷岬と比べるな)
どこにでもいてるけど、アジアン娘がモデルちっくにポージングしてた。
日本人にはできないよね~
ロカ岬 唯一のレストランは、
めっちゃ グッビュー♪♪ 宗谷岬とは違うね~(比べるな)
ハイシーズンならこんなにゆったり食べられないだろう。
13:40 ランチタイム。
「ロカ」と名の付く2種類のサンドウィッチ系を旧友と半分っこした。
ドリンクはアパートから持ってきたペットボトルの水を飲み 節約した。
それでも ふたりで18ユーロ、2,645yenなり~
味はまぁまぁ。
ユーラシア大陸最西端で多くを望んではいけない。
帰りも ゲロらないでシントラ駅に戻ってこれた。(この可愛い車に乗って帰ってきたわけではない)
往路 出発の ロシオ駅行き列車に乗ったはずなのに、なんだか様子が変。
途中の停車駅の駅名を路線図で調べてみたら、なんと別の路線を走ってるではないか!なんでや!?
やべーべや!とその列車を降りて修正(乗換え)したら、
今度はなんだか可愛い列車に乗っていた。
キツネにつままれたとしか思えないけど、どこかで間違ったんやろな~
無事ロシオ駅に着き、大きめのスーパーマーケットに寄った。
でかいスープ。
でっかい干しタラの冷凍。(下段)
昨夜レストランで食べたタラ、美味しかったな~
タコも北海道並みにデカい。
ヨーグルト軍。
ハム・ソーセージ類。
日本とはちょっと違うフルーツ。
朝食の食材・PUKAPUKA用のチーズなどを買い、アパートに帰宅。
旧友の息子ちゃんとは 昨日・一昨日と一緒に晩ごはんを食べたけど今宵は別行動。
旧友とふたり FADOを聴きに行った
(FADO=ポルトガルの民族音楽)
アパート周辺はFADOを聴かせる店がひしめき合っており、夜歩いてるとチラホラ客引きに声をかけられる。
でもこの店は他とは違い、客引きなんかしなくても客があふれており、予約なしでは入れなかった。
昨夜 予約しておいてよかった♪
きっと素晴らしい FADOを聴かせてくれるんだろう。
相席でぎゅうぎゅう。
音楽に酒はつきもの。(私は)
レストランとは異なり、FADOを聴かす店なので軽食しかない。
でも十分ですよ。
20:30 始まった。
(左:弾き手・右:歌い手)
いい音楽、酒が進む。
動画じゃないのが残念。
イタリアのカンツォーネも聴いたけど、どちらかと言うと私は FADO派ですかね・・・
まぁ語学力がないので、何を歌ってるのか雰囲気でしか分かりませんが、
想像より良かったです♪
テーブルは相席、私のすぐ隣でレズビアンの2人がいちゃいちゃしていた。(写真はない)
ステージと反対方向だったので私は気づかなかったけど、「ちゅーしてるで」と旧友が日本語で教えてくれた。(こんな時は日本語が便利)
えーーーー⁉ ちゅう~~~?
日本ではこの狭い公然の場で、ちゅーしてる同性愛者はなかなかいない。
特に北海道 釧路では。。。
でも ほんまに、ちゅーしてるやん。
慣れない私はオヨヨヨヨ~と目が泳ぐ。
演奏の合間 なにげに話しかけてみると、イタリアとチリの遠距離恋愛でポルトガルを旅行中らしい。
私がチリの女子を「可愛い」と褒めると、「そうでしょ~~~」とデレデレ顔で手をグニャグニャとからませた。
私はLGBTではないが、あつあつな2人が微笑ましかった。
日本は大体いつも遅れてるけど、これから徐々にこうなってくるのかなー。
旧友は最後まで聴かず先に帰ったので、帰路は私一人
お支払いはふたりで46.5ユーロ約7,000なり~
そんなに酔っ払ってないけど、女が夜道を一人で歩けるリスボンでした。
[ 2022 ポルトガル&マルタ共和国 その6に続く ]
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