南向きのバルコニー

訪れる鳥たち、空に浮かぶいろいろな形の雲、木々の表情・・・
徒然なるままに日々のことを綴っていきたいと思います。

「井浦新の美術探検 東京国立博物館の巻 」

2014年04月14日 | ARATA
 「井浦新の美術探検 東京国立博物館の巻」  東京美術

待ちに待った本です。


 




先日、この本を持って、上野の国立博物館に、
円空展以来、久しぶりに行ってきました。




仏像、土器、埴輪、面、刀剣、絵画、書、工芸品・・
常設展だけでも、実に見ごたえがあります。

重厚な建物に入っただけで、わくわくします。

私の好きなコーナーは、やはり仏像です。
たくさんの仏像の空間にいるだけで、
幸せな気持ちになります

息子が小さいときは、夏休みの自由研究の題材さがしによく訪れました。
土器、土偶、埴輪の類が充実しています。
その時に、「岡本太郎の作品と同じ土偶だ!」
とびっくりしたことがあります。
それは、縄文時代の女性像なんですが。
あとで、調べたら、岡本太郎はこの博物館で、縄文土器を見て、
その美しさに非常にのめりこんだそうです。
そのことが、新さんの本にも書かれています。

今回、新さんの本で初めて知ったのだけど、
建物の裏手に、日本庭園があり、それがとてもよかったです。
桜は、ほぼ終わってましたが、お弁当を広げて食べている人や
茶室や古い建物を見ながら、思い思いに散策して
美術鑑賞だけでなく、ゆったりと過ごせる博物館です。

この本は、そんな国立博物館の魅力を余すことなく伝えています。
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