ニコライ・バーグマンのフラワーボックスは
ずっと憧れでした。
お店で目にするたびに
「ステキ~」 「素敵だわ~」
をひそかに連発して、
通り過ぎていきました。
ボックスの中に凝縮された花の世界。
あんなに濃密で美しい花の世界は
そうそうあるものではありません。
自分で買うのは、
もったいなすぎます。
あまりに綺麗すぎて、
お金を出して、簡単に手に入れてはいけないような
そんな風に自身で思っていました。
それが、
今、家にあります!
なんと、息子が私の誕生日にと、
プレゼントしてくれました。
まったく思いがけないことでした。
夕方、
ちょっと出かけてくる
と家を出て、
帰ってきたら、
無造作に、小さくて高級そうな紙袋を差し出すので
何かと思ったら、
その中に、黒いボックスが。
まさかねと思い
開けてみたら
ニコライ・バーグマンでした。
以前、一緒にお店を通りがかった時、
これ、素敵ね、綺麗ね、
尋常ならない賞賛ぶりが、心に残っていたのかしら。
ほのかな、いい香りがします。
春の香りです。