
日がすっかり短くなりました。
16時半には暗くなってきます。
だいたい、いつもその頃、買い物へ行ったり、
ジムに行ったりすることが多いのですが、
スズメたちは、そのことをよく知っています。
玄関の扉を開けると、
正面の手すりで、3、4羽待っているんです。
いつもは、姿を見せません。
夕方のこの時間だけ。
私の姿を見ると、待ってましたとばかりに、一斉に騒ぎ出します。
騒ぐと言っても、小さい体のスズメなので
かわいく口々にチーチーさえずる程度ですが、
その声を聞くと、少し離れたところに待機しているスズメが
一斉に飛んできます。
ポストの中にしまってあるスズメ用の餌を
取り出す間、一羽が私の足元までやってきて
だまって待っています。
だぶん、リーダーのオスでしょう。
自分よりはるかに大きな人間の足元にきて、
自分の存在をアピールしているのです。
リーダーは、そんな危険をおかして、
群れのために餌を賄おうとしているのです。
私を見上げる、その小さな目は、とても賢い光を宿しています。
「わかっているからね。今あげるから」
冬の冷たい雨の夜は、スズメたち、大丈夫かな
何処で寝ているのだろうと
ふと、思ったりします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます