「11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち」を見た。
文学者としての三島由紀夫ではなく、
楯の会結成から、自決までを描いた映画で、ほぼ実録通りのもの。
井浦新の三島由紀夫は、背が高くて清潔感があって、カッコ良すぎたけれど、
三島の内面のナイーブなところと、真っ直ぐな熱情、武士道精神が
よく表現出来ていたと思った。
ただ、ナルシストの部分と、突出した美意識は出ていなかった(監督は意図してなかったのか)。
後半から、自決に向かう課程、若者たちの熱情が三島を突き動かしていくあたりから
私の頭は痛み始めた。
自決にいたる重要なキーパンソン森田必勝役の満島真之介の演技は、
すごかった。
森田必勝が完全に憑依していた。
当日、5人で自衛隊市谷駐屯地に向かう車の中の会話、歌。
悲壮感はなく、妙に明るいところが、かえってリアリティーがあり、
あの有名な演説、そして切腹の場面。
映画が終わってもしばらく立ち上がれなくて、
雨上がりの強い紫外線の街を、ふらふら歩いてバスに乗って
ようやく家まで辿り着いた。
吐き気と猛烈な偏頭痛。
久しぶりににやられた~。
映画から受ける波動によるものか。
これは初めてだ。
普段、自分を光で満たしているので、
たいていのものには、やられないけれど、
この映画は、大好きな新さんが演じているので、それだけに、
私のバリアがきかなくなった。
それくらい、この作品は、監督をはじめ皆の渾身が集結し、
1970年11月25日のあの世の中を驚愕させた出来事のエネルギーを
再現させた。
それをもろに受けてしまった。
がんがんと痛む頭の中で、
美しい新さんや、
映画そのもののエネルギー、226事件の将校の念、
いろんなものが渦巻いて、くらくらして、
しばらく大変でした。
大衆受けはしないと思うけれど、
それくらいこの映画はすごいってことです
だけど、私はこの映画、もう思い起こしたくないです。
文学者としての三島由紀夫ではなく、
楯の会結成から、自決までを描いた映画で、ほぼ実録通りのもの。
井浦新の三島由紀夫は、背が高くて清潔感があって、カッコ良すぎたけれど、
三島の内面のナイーブなところと、真っ直ぐな熱情、武士道精神が
よく表現出来ていたと思った。
ただ、ナルシストの部分と、突出した美意識は出ていなかった(監督は意図してなかったのか)。
後半から、自決に向かう課程、若者たちの熱情が三島を突き動かしていくあたりから
私の頭は痛み始めた。
自決にいたる重要なキーパンソン森田必勝役の満島真之介の演技は、
すごかった。
森田必勝が完全に憑依していた。
当日、5人で自衛隊市谷駐屯地に向かう車の中の会話、歌。
悲壮感はなく、妙に明るいところが、かえってリアリティーがあり、
あの有名な演説、そして切腹の場面。
映画が終わってもしばらく立ち上がれなくて、
雨上がりの強い紫外線の街を、ふらふら歩いてバスに乗って
ようやく家まで辿り着いた。
吐き気と猛烈な偏頭痛。
久しぶりににやられた~。
映画から受ける波動によるものか。
これは初めてだ。
普段、自分を光で満たしているので、
たいていのものには、やられないけれど、
この映画は、大好きな新さんが演じているので、それだけに、
私のバリアがきかなくなった。
それくらい、この作品は、監督をはじめ皆の渾身が集結し、
1970年11月25日のあの世の中を驚愕させた出来事のエネルギーを
再現させた。
それをもろに受けてしまった。
がんがんと痛む頭の中で、
美しい新さんや、
映画そのもののエネルギー、226事件の将校の念、
いろんなものが渦巻いて、くらくらして、
しばらく大変でした。
大衆受けはしないと思うけれど、
それくらいこの映画はすごいってことです
だけど、私はこの映画、もう思い起こしたくないです。