blogピュア1st.

Teacupブログより引っ越して来ました。
好きなマンガや、創作マンガについて語ります。

想像して体感してみる。

2005-04-30 00:07:44 | ノンジャンル
 Yahoo!のトピックスでJR福知山線脱線事故の「1両目に乗っていた記者の体験談」が掲載されています。

 ブログをつけながらこの事故について何も語らないのもおかしいかなとも思う。しかし「想像もつかない」というのが実際のところでしょう。
想像もつかないのに非常に「恐い」ということは判る。
 見た事もないのに判る。

 もう随分前に友人達と「自分の前世は何をしていたか判る?」という会話をしていた。・・・もちろん本気で話しているわけではない。
 だけど意外と「自分の前世(前生?)を想像することは可能」なのだ。

 ボクは「戦闘機乗りで太平洋戦争で死んだと思う」と、語ったのを覚えている。(その時、「わずか十数年で生まれ変わる事もあるらしいからね」と言われた)
 ボクは<物凄い勢いで何かに激突する>という体感に近い感覚があるのだった。・・・だからボクは敵艦に突っ込んだんじゃないかと思ったわけだ。

 今度の事故はその恐怖が伝播するような感覚がある。しかしやはり近い体験すらないのだから、その細部を想像しようとしても<想像の限界>を感じてしまう。・・・やはりスゴイ事だ。これも「絵にも描けない」と言うのだろうか?描写は無理ではないかと思う。

***

・・・運転手はどの時点で自分の状況を理解しただろう。

・・・今は何も感じずに眠っているのだろうか?

・・・(彼の魂は別にしても)一瞬の恐怖があの現場にまだ残っているのじゃないかと思えて、いたたまれない。