気ままなLife♪

韓国ドラマ・映画の鑑賞録ブログです♪
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映画「永遠の0」

2014-01-01 | 映画・ドラマ・小説
新年あけましておめでとうございます。
年末から休暇に入って早くも4日目となりました。

年末はオンタイムで観ることができなかった「八重の桜」を一気に観て、涙
31日にささやかなおせちを作り、今朝はしっかりお雑煮も食べてお正月気分
普段味わえないのんびり生活を過ごしています。

今日は、ファーストデーなので、早速、観たかった映画「永遠の0」を観に行きました。
百田尚樹さんの原作は2度読みました。
何度読んでも、戦争時代に生きた人々のことを感慨深く思います。

「宮部久蔵」の言葉「生きて妻と子供の元へ帰りたい」「自分が死ねば家族はどうなってしまうのか」
には、どれだけ家族愛していたのか感じることが出来る。

無駄死にしようとする兵に「あなたたちは戦争が終わってから後の時代を生きていかなければ
ならない人だ」というセリフが、「八重の桜」の「山本覚馬」のセリフにも通じるものがあった。
「無駄死にしてはなんねぇ」「生きて、後の時代を、日本を列強国に負けないように率いていかなければ」
という先を見据えた考えをもっていた人たちだったと思う。

でも、その考えは、その時代には「命乞い」しているとみなされ、到底受け入れられなかったの
だろう。
神風特攻隊はまさに狂気の沙汰だ。時代によって洗脳され、死ぬことさえ「美徳」とされたが
それも束の間、戦争が終わると「戦犯」同様の扱いとなり、彼らの死さえ何のために死んでいったのか
わからなくさえなる。

本当に世情というものは恐ろしいと感じる。
そんな時代に生まれてこなくて良かったとも思う。

映画を観ていたら、本で読んだ一節、一節がよみがえってきた。
涙なしでは見ることができない映画だった。





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