私は暗譜があまり得意でなく、どれだけ人前でヘボをかましてきたか
考えると暗澹たる気持ちに襲われます。
忘れられないのが、初めてのボラ演の時に弾いた「港が見える丘」という曲。
楽譜がなかったので耳コピで弾いたのですが、なぜかお客さんがドッともりあがって
大きな拍手をくださいましたのです。
その予想外の反応に動揺しまくり、
完全に記憶とか思考回路、音楽回路がふっとびました。
どこをどう弾いていいか、まったくわからなくなったのです。
こうして痛い目にはあったのですが、とてもあたたかい空気に包まれて
次につながるようなエネルギーをいただくことができました。
本当に大変ありがたかったです。
そういや短大時代、落研で高座にあがった時もそんなことがありました。
セリフが出てこなくなったとです…
その時自分なりに考えた対策は、まったく別の音源を流しながら練習してみることでした。
失敗の恐怖にかられながら練習に励むという何とも暗いパターンですね。
志もなんもあったもんじゃありません。
でもまあ物理的に有効かもしれないな、と落研時代のそれを思い出し、
ボラ演の前には別の曲を流しながら、練習してみたりしました。
あんまり正統派な方法ではないかもしれませんがね…
十年ぐらい前?もっと前?地元で中国劇に端役でかりだされた時もセリフを忘れそうだったので、
念のためお守りがわりに小さな字で団扇にカンペを書いておりました。
基本的には頼らないつもりだったのですが…
本番でセリフふっとびました。
ああもぉカンペを書いてなかったらどうなっていただろう…と思うと、ため息がでます。
お客さんや共演者にはセリフがふっとんだのを気づかれることなく(たぶん)
なんとか任務を遂行できました。
主役の人たちは出ずっぱりであんなに長いセリフを覚えているのに、
ちょっと出の私の脳みそはいったいどうなっているんですのかしらっっ…!?と思ったものです。
それにしても、私はつじつまを合わせたりごまかしたりするのは結構うまいんでしょうか(爆)
二胡だってヘタなのをそれなりにうまそうに聞かせるのは上手いかもしれません(大爆)
本当の本当に上手くなりたいですのぉ…そう思うがゆえに日々二胡と向き合うわけで。
時にサボリつつではありますけども…
暗譜のはなしにもどります。
暗譜ができる人がうらやますぃ
私も暗譜ができる人になってみたい
暗譜をして余裕をかましたい…
そんな夢が私の脳の荒れ野をかけめぐったりしました。
パンダ師匠のレッスンでも、暗譜は結構ついてまわります。
どうすればいいんだ…苦手だ…
と、ほとほと悩んだり同じクラスの人にぼやいていたのですが
「な~んだ、パンダ師匠に聞いてみればよいではないか!」と思いつき、ある日尋ねてみました。
「先生、暗譜のコツってありますかねえ。私どうも苦手で…」
パンダ師匠、一発回答。
「一時間ぐらいずっと同じ曲を弾いてれば覚えマス」
あぁあ・・・そうかーーー!!
やってそうでやっていなかったですかも!!
一時間ぐらい同じ曲を弾き続ける!!ですな!!
実際やってみますと、だんだん暗譜ができる感じがしてきました。
A4一枚ぐらいの簡単な曲ですけど、自信がわいてきますな♪ヽ(^o^)丿
それに加えて、浪花のBJ先生のサイトのお言葉が私に希望をあたえてくれました。
だいたいこんな趣旨のことです。
人の記憶は2カ月で定着するから、暗譜をしたら2カ月弾き続けるとよい。
こうしていったん定着したら、あとは体が覚えて自動的に演奏できるようになる。
うおおおおーーーーっっ
やってみよう!!
楽譜に日付をかいておいて、2カ月を目安に弾いてみたのです。
すると、ああら不思議♡ 荒れ野と思われた脳に一曲、また一曲と定着してきましたですよ。
暗譜ってほんと素敵&便利。
「今日はもう疲れた…楽譜出す気力もねぇ…」みたいなときも、
二胡を手にとりさえすれば、覚えている曲をちょっくら弾いてみられるのです。
余談ですが、私は二胡をケースから出して階段の途中に置いています。
我が家はプチ踊り場式の階段なので、収まり具合のいい絶妙な箇所があるのです。
二胡の棹の白いパーツの所がカフェオレ色になっているのを見たパンダ師匠が
「二胡をどこに置いテル?」と聞いてきました。
「階段のところにケースから出して置いています」
「…( ̄~ ̄)?」
別にそれをやめろとも、いいことだ、とも言われませんでした。
決して安い二胡ではないんですけど、むき出しの野生児にしているっす。
私は、二胡をケースにしまって箱御入り娘にするより、
少しでも手に取りやすいほうを選びました。
ケースに入れたほうが精神衛生上いい人もいるでしょう。
それはまあ、人それぞれでいいんじゃないでしょうかねぇ~?
気休めかもしれませんが、二胡のそばにはスーパーなんかで売っている
湿気とりを置いています。
❀マイ広告です↓ よろしくお願いします!!(^-^)
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ISBNコード:978-4-9905268-8-7
定価1500円+税 空とぶキリン社
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大きな拍手をくださいましたのです。
その予想外の反応に動揺しまくり、
完全に記憶とか思考回路、音楽回路がふっとびました。
どこをどう弾いていいか、まったくわからなくなったのです。
こうして痛い目にはあったのですが、とてもあたたかい空気に包まれて
次につながるようなエネルギーをいただくことができました。
本当に大変ありがたかったです。
そういや短大時代、落研で高座にあがった時もそんなことがありました。
セリフが出てこなくなったとです…
その時自分なりに考えた対策は、まったく別の音源を流しながら練習してみることでした。
失敗の恐怖にかられながら練習に励むという何とも暗いパターンですね。
志もなんもあったもんじゃありません。
でもまあ物理的に有効かもしれないな、と落研時代のそれを思い出し、
ボラ演の前には別の曲を流しながら、練習してみたりしました。
あんまり正統派な方法ではないかもしれませんがね…
十年ぐらい前?もっと前?地元で中国劇に端役でかりだされた時もセリフを忘れそうだったので、
念のためお守りがわりに小さな字で団扇にカンペを書いておりました。
基本的には頼らないつもりだったのですが…
本番でセリフふっとびました。
ああもぉカンペを書いてなかったらどうなっていただろう…と思うと、ため息がでます。
お客さんや共演者にはセリフがふっとんだのを気づかれることなく(たぶん)
なんとか任務を遂行できました。
主役の人たちは出ずっぱりであんなに長いセリフを覚えているのに、
ちょっと出の私の脳みそはいったいどうなっているんですのかしらっっ…!?と思ったものです。
それにしても、私はつじつまを合わせたりごまかしたりするのは結構うまいんでしょうか(爆)
二胡だってヘタなのをそれなりにうまそうに聞かせるのは上手いかもしれません(大爆)
本当の本当に上手くなりたいですのぉ…そう思うがゆえに日々二胡と向き合うわけで。
時にサボリつつではありますけども…
暗譜のはなしにもどります。
暗譜ができる人がうらやますぃ
私も暗譜ができる人になってみたい
暗譜をして余裕をかましたい…
そんな夢が私の脳の荒れ野をかけめぐったりしました。
パンダ師匠のレッスンでも、暗譜は結構ついてまわります。
どうすればいいんだ…苦手だ…
と、ほとほと悩んだり同じクラスの人にぼやいていたのですが
「な~んだ、パンダ師匠に聞いてみればよいではないか!」と思いつき、ある日尋ねてみました。
「先生、暗譜のコツってありますかねえ。私どうも苦手で…」
パンダ師匠、一発回答。
「一時間ぐらいずっと同じ曲を弾いてれば覚えマス」
あぁあ・・・そうかーーー!!
やってそうでやっていなかったですかも!!
一時間ぐらい同じ曲を弾き続ける!!ですな!!
実際やってみますと、だんだん暗譜ができる感じがしてきました。
A4一枚ぐらいの簡単な曲ですけど、自信がわいてきますな♪ヽ(^o^)丿
それに加えて、浪花のBJ先生のサイトのお言葉が私に希望をあたえてくれました。
だいたいこんな趣旨のことです。
人の記憶は2カ月で定着するから、暗譜をしたら2カ月弾き続けるとよい。
こうしていったん定着したら、あとは体が覚えて自動的に演奏できるようになる。
うおおおおーーーーっっ
やってみよう!!
楽譜に日付をかいておいて、2カ月を目安に弾いてみたのです。
すると、ああら不思議♡ 荒れ野と思われた脳に一曲、また一曲と定着してきましたですよ。
暗譜ってほんと素敵&便利。
「今日はもう疲れた…楽譜出す気力もねぇ…」みたいなときも、
二胡を手にとりさえすれば、覚えている曲をちょっくら弾いてみられるのです。
余談ですが、私は二胡をケースから出して階段の途中に置いています。
我が家はプチ踊り場式の階段なので、収まり具合のいい絶妙な箇所があるのです。
二胡の棹の白いパーツの所がカフェオレ色になっているのを見たパンダ師匠が
「二胡をどこに置いテル?」と聞いてきました。
「階段のところにケースから出して置いています」
「…( ̄~ ̄)?」
別にそれをやめろとも、いいことだ、とも言われませんでした。
決して安い二胡ではないんですけど、むき出しの野生児にしているっす。
私は、二胡をケースにしまって箱御入り娘にするより、
少しでも手に取りやすいほうを選びました。
ケースに入れたほうが精神衛生上いい人もいるでしょう。
それはまあ、人それぞれでいいんじゃないでしょうかねぇ~?
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