南風桃子ブログ~詩とか二胡♪とか(^o^) (※南風桃子詩集「うずら」をお求めの方は左ブックマークからどうぞ!)

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それでも二胡検定を受けるのはムダではないと思う~♪

2016年10月05日 | 二胡
二胡検定というのがありますね。シャンイン(上海音楽学院)主催のとか、
日本で一番大きな二胡教室(たぶん)のジャーさんとこがやっているようなのとか…

これらは検定好きの日本人のハートをそこそこつかんでいるシステム(?)として
全国二胡ラーの皆さんに定着してきたのではないでしょうか。

検定をひとつの目標としている方、はたまた検定マニアの方、
検定なんてどうでもいいんじゃね?という方、いろいろいらっしゃるでしょう。

そもそも自分が習っているお師匠さんが検定を、

そんなのどうでもいい、完全にムダ。

と思っていることもあります。パンダ師匠もそのクチですね。
以前、検定の課題曲をパンダ師匠のご自宅まで習いに行った時に
すごく怪訝そうに言われました。

「そういうの受けるの気持ちがワカリマセン!
例えば中国だったら受験に有利になるみたいなコトとかありマスけど、
ここは日本デショ?
そんなの持ってたって全然意味ありまセ~ン!!

…言われてみりゃ、そうですよねえ。

また、別の時に

「その曲が弾けているかどうかなんて、ワタシが分かりマス」

そりゃ分かるよなあ。火を見るより明らかに…(^_^;)

検定料を聞いて、ますますクビをひねるパンダ師匠…
しかし、ぷち検定擁護派(?)の私としては何らかの説明(言い訳?)をせねば…

「あ~でも、会場で二胡友に会えたりとか…♡」

「そんなの、よそで会えばいいじゃないデスカ」

「緊張対策ってことも…♪」

「教室でみんなの前で弾けばいいじゃないスカ」

もう何を言ってもパンダ師匠にとって日本における二胡検定は、
お金と労力の無駄遣いにしか見えないと思われ…(滝汗)


そういう事情で、パンダ師匠にはなかなか検定の話を言い出しにくい感じがあります。

実は、パンダ師匠のおっしゃる事はイヤというほど分かるんですよね。
おまけに主催者はパンダ師匠のライバルっちいフィールドの方々…
もちろん私はその主催者の教室の生徒ではないので、
言ってみればアウェーで受けてるって感じですかね~( ̄~ ̄)

余談ですが、ライバルっちいフィールドの方々は
パンダ師匠より商売が上手いと思うなあ~。
新聞広告の生徒募集の文面を見ても、
二胡を始めたい人々が持っているであろう一種の承認欲求的なニーズ(?)を
充分に満たしてくれそうな文面ですわ~それこそ、検定にチャレンジできますよ、とか
ボランティア演奏もできるようになって喜ばれますよ、とか…

そんな諸々のことを承知のうえで、それでも私は
やっぱり検定受けてみたいなって思うんですよね。

多少腕に自信があり、検定のシステムにツッコんでみたい方たちの中には
「自分で選んだ曲しか弾けないでどうするよ?」ってところもあると思います。
例えば5級を受けるとして、5級の曲全部弾けないでどうして5級っていえようか、
みたいな。

でもですよ、お金と時間と情熱をかけるので、燃えます!必死こきます!!
練習します!!たとえその曲だけでも精度を上げて弾けるようになろうと。

私思うんですよ、二胡検定は実力テストというよりは期末テストみたいなのかなって。
でも、期末テストの勉強をせんよりゃいいだろう?って、思うんです。

「そんなことがなければ練習しないなんてモチベーションが低すぎる!」
というご意見もあるやもしれません。が、人生いろいろ、二胡ラーいろいろ!
私はひとつのイベントとして見ればいいんじゃないかなあ~とむしろ賛成派です。

検定を受けることで何となくチャレンジャーな気分になれますし、
確実に脳みそは刺激されるし、
ギリ合格(私のことですな)した当時と比較して、今だったらもひとつ上の評価で合格できるんじゃね?と思ってみたりとか、何かと二胡について考えますわな。

しかし、パンダ師匠の教室の人で検定を受験したという話はききません。
「へえ~そういうのがあるんですねー」というのんびりした反応です。

当日は現地からお偉い方が審査に見えたりする試験ってことで緊張はしますが、
なかなか普段はできない貴重な体験だと思います。
ある人にとってはムダなお金に感じられるかもしれませんが、
まぁそれにともなって経済も動くわけですし、いいんじゃないかいなーと。


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