2019年12月25日~27日
一年間の骨休めという感じで、クリスマスの諸行事を済ませて仙台への旅に出ました。
25日に東京駅から東北新幹線「やまびこ」で一路仙台駅へ
丁度お昼になっていたので 駅ビルで「タンシチュー」を注文。おなかを満たしてホテルお迎えのバス時間まで仙台の地下鉄 東西線に初乗車。余り時間もなく、帰りに寄る場所の下見を兼ねて 一駅だけ乗って仙台に戻りました。
JR仙台駅
駅前のケヤキ並木
ホテルお迎えのバスの乗って作並温泉へ
26日は 作並温泉の観光スポットを巡る
雨天の中 路線バスで滝見物
大小さまざまな滝が織りなす神秘的な水音が 伝説の「鳳凰」の鳴き声のように聞こえたことが
その名の由来とか
JR仙山線
湯神神社
再び 路線バスで移動
店内で 一体だけ購入(下の写真 左手 背が高く細いのがそれ)
我が家のこけしたちに仲間入り
お昼になったので 宿 近くのレストランへ
作並産はちみちとレモンのホットドリンクとパニーニ(マルゲリータ)を半分にしてもらい
二人で とても!美味しく頂いた(^^)
店内の飾り 落花生の殻で作られたスズメたち
27日 朝 作並温泉から宿のバスで仙台駅へ
地下鉄東西線で仙台駅から一駅「青葉通一番町」駅で下車
改札を出て左手のアーケードを南へ
アーケードに並ぶ出店
さらに南に10分ほど歩くと 日本基督教団 仙台東一番丁教会がある
礼拝堂
ギャラリーから
教会学校礼拝室 ガラス張りでとても明るい
沢山ある小部屋の一つ 会議室として使われている 椅子が独特(重い!)
ロビー ここも光が取り入れられて明るい
右側の棚の上に人形が・・・
クリスマス クリッペ(クリスマスシーズンなので飾られていた)
教会訪問の後 仙台市博物館へ
伊達家ゆかりの仙台の歴史を詳しく観ることが出来た
また 仙台藩祖 伊達政宗に抜擢され 東西文化交流の使命を帯びて 当時600石の士 支倉常長がローマへ渡ったのが1613年(慶長18年) 国産の500トンのガレオン型黒船に日本人150人 南蛮人40人を乗せ イスパニアの神父ソテロをパイロットとして出航 太平洋を横断し2年後ローマに到着 盛大な入府式の後 教皇パウロ五世に謁見
常長はこのローマで洗礼を受けている(洗礼名:ドン・フィリップ・フランシスコ・ファセクラ)
彼が交流の使命を果たし7年後1620年に帰国したが その間に 幕府によりキリシタン禁止令が発布されていた
帰国後 常長がどのような運命をたどったかは 不明(何の記述も遺されていない)
彼が持ち帰った資料もお蔵入りして散逸したかに見えたが 明治に入り 欧米使節団 全権大使として欧米諸国を巡った岩倉具視が 何百年も前に日本人が渡欧した事実を知り 証拠となる資料を探し ついに発見
その資料(今は 国宝となっている常長のローマ市公民権証書 当地で描かれた常長の肖像画 ローマ教皇パウロ五世像など)の展示があり とても興味深く 一見の価値ありといったところ
雪見風呂とはいきませんでしたが、とても楽しい 有意義な旅になりました。
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